dot2 におけるエフェクトは、二値間で動的に変化するアトリビュートです。dot2 には、変更可能な定義済みエフェクトがいくつか用意されています。
エフェクトは、個々のプリセットタイプ上で動作します。今のところ、Control、Shapers および Video プリセットタイプに対してはエフェクトを適用できません。
エフェクトは、キューに保存されます。エフェクトを停止するには、それを "Stomp" する必要があります。Stomp は、エフェクトを停止したいときに、それを卓に指示するために用いられます。これは、フィクスチャまたはプリセットタイプに対して適用できます。
Off は通常、プログラマから値を取り除くために用いられます。
エフェクトは、周期的にループ動作し、High と Low 値の間で変化します。
通常、エフェクトを実行するには、いくつかのフィクスチャを選択し、適用したいプリセットタイプを選んでから、Effect キーを押します。これによって、実行したい定義済みエフェクトを選べます。
エフェクトは、複数動作させることができます。それらを同期させたい場合は、Sync ボタンをタップしてください。
エフェクトをよりランダムに見せたい場合は、Shuffle Selection ボタンをタップしてください。
以下は、エフェクトに対して調整可能な値についての簡単な説明です。
エフェクトは、High および Low と呼ばれる値の間で動作します。
エフェクトの動作スピードは、Speed パラメータで指定します。これは、BPM(ビート/分)で表されています。またエフェクトが保存されているエクゼキュータでは、Master Speed という特殊マスターが有効でオンになっている場合、その影響も受けます。
Phase (位相)は Distribution とも呼ばれます。これによって、フィクスチャをエフェクト周期の全体に渡って分散させられます。
すべてのフィクスチャの位相が同じ場合、それらは周期上の同じ位置にあります。
下の例では、6台のフィクスチャのすべてが、サインウェーブ上の緑のポイントにあります。
これらを周期上に均等に分散させると、下のようになります。
緑のポイントが一つのフィクスチャです。これは、"0..360" という定義済みの Phase を適用しています。
Align キーを押してからエンコーダを一方向に回し続けると、エフェクトの見え方やグローピングが変化していきます。Phase 値が大きく離れていると、面白い動作になります。
Align <> を用いると、鏡像反転したエフェクトを作れます。
いくつかのエフェクトでは、Width が大きな意味を持ちます。通常これは、High 値にあるフィクスチャ数と Low 値にあるフィクスチャ数の割合を調整します。
いくつかのエフェクトでは、High/Low 値間でのフェードの度合いを調整できます。Softness を上げるほど、フェードが緩やかになります。
エフェクトの作り方や使い方については、エフェクトの使い方 を参照してください。