フィクスチャタイプへのモデル割り当て

Field 説明
ModelKey モデルの一意的なキー。
モデルを最初にインポートする際に作成され、XMLファイル(*.ImportSettings.xml)に保存されます。これによってモデルが厳密に識別されます。モデルが再インポートされた場合、XMLファイルからの同一キーが用いられます。
DeviceManufacturer モデルで表されるフィクスチャのメーカー。
DeviceName モデルで表されるフィクスチャの名前。
DeviceClass モデルがフィクスチャを表す場合、そのタイプ。例: 'Headmover'
ModelPriority モデルを選択する優先度。数値が大きいほど優先度も高くなります。
標準値 0 は、意味が明らかな場合にのみ使用すべきです(後述を参照)。

デバイスのフィクスチャタイプは、データベースには残されています。全く同じタイプ(ModelKey == Model.ModelKey)が MA 3D で見つかった場合は、確認無しでそれが使われます。この場合、フィクスチャタイプは常に同じモデルに割り当てられます。

モデルキーが見つからなかった場合、アプリケーションは、'DeviceManufacturer' や 'DeviceName' などによって、より適したモデルを探します。

'DeviceManufacturer' や 'DeviceName' のフィールドでは、異なったスペルから適切なモデルを見つけるためのプレースホルダを使用できます。例えば、しばしば 'Vari*Lite' は 'Vari-Lite' とつづられます。あるいは 'VL1000 AS' は 'VL1000 AI' と同じモデルを使用するでしょう。この場合、両フィールドは、'Vari?Lit' や 'VL1000*' とすべきです。

 

以下のプレースホルダを利用できます。

プレースホルダ 意味
* 0〜n 個の任意の文字
+ 1〜n 個の任意の文字
? 0〜1 個の任意の文字
# 任意の 1 文字

 

一つのモデル内に、しばしば複数のフィクスチャタイプがあることがあります。その場合 '*' を付加することが推奨されます(例: 'VL1000*')。つづりにおいて大小文字は区別されません。

特殊な3Dオブジェクトがモデルとして使われる場合、たとえ表記によるモデルが存在していても、'ModelPriority' を高くすることができます(100ステップで)。例えば優先度 100 の 'VL1000AS' は、標準優先度 0 の 'VL1000*' よりも優先されます。

dot2 3D には、すべての 'DeviceClass' タイプについて標準モデルが提供されています。標準モデルは、DeviceManufacturer = '*'、DeviceName = '*'、ModelPriority = -100000 という設定になります。これらのモデルの優先度は低く、より高い優先度を持つ他のモデルが見つからない場合にのみ用いられます。