ここでは、Vari-Lite VL-1000 を例に、Head Mover フィクスチャの構成について説明します。
モデルの寸法は、MA 3D のインポートツールを用いて再スケーリングできます。
モデルを作成する際に、他のスケーリングを用いることが可能です。
ここでは、スケーリングを100にしています(1m = 1cm)。
.xml ファイルには、以下の行が含まれます。
<Scale>0.01</Scale>
基部のハウジングは、オブジェクト・ツリーのルートで、モデル名の 'VL1000' の名前を用います。これは、平らなボックスに結合された少数のポリゴンで構成されます。ポリゴン数を減らすには、Cinema 4D で point collapse プラグインを使用します。
色とテクスチャは、マテリアルによって定義されます。用のUVWタグとマテリアルを、ドラッグによってオブジェクトに追加してください。
領域の可視性をマークします。Cinema 4D では、白い線でマークされます。
MA 3D で Pan 動作を提供するには、オブジェクトの名前が _X で始まる必要があります。
_X は、パラメータ・ブロックを示します。すべての子オブジェクトは、Pan 動作に従います。
後続のサブパラメータ AP は、軸(Axis)と Pan 動作を指定しています。Pan アンカーの名前は _XAP です。
このマテリアルは透明です。
ヨークは、Pan 軸アンカーの子オブジェクトです。
これは、基部と同じUVWタグとマテリアルを持ちます。
Tilt 動作を提供するには、オブジェクトの名前を _XAT にします。
すべての子オブジェクトは、Tilt 動作に従います。
このマテリアルは透明です。
ランプヘッド [H_XSX]
ランプヘッドは、Tilt 軸アンカーの子オブジェクトです。
名前は H_XSX で、以下を意味しています。
H - 無視
_X - パラメータ
SX - サンシェード・タイプは自身のビームを除外(exclude)。
これは、基部と同じUVWタグとマテリアルを持ちます。
レンズは、ランプヘッドの子オブジェクトです。
名前は L_XSN で、以下を意味しています。
L - 無視
_X - パラメータ
SN - サンシェード・タイプは None。ビームに影響したり、オブジェクトにゴボ投影したりしません。
これは、基部ハウジングと同じUVWタグとマテリアルを持ちます。
ビームの基点は、ランプヘッドの子オブジェクトです。
名前は _XB で、以下を意味しています。
_X - パラメータ
B - ビーム(Beam)円錐の基点
このマテリアルは透明です。
モデルを作成したら、3D Studio 形式(.3ds)でエクスポートしてください。