自動インポート

3Dモデルのメタデータは、インポートのために適切に残しておくことができます。インポートツールで後から編集する必要はありません。

[file] は、インポートすべきファイル名(拡張子を除く)を表します。例えば、ファイル 'test.3ds' をインポートしたい場合、[file] は 'tests' になります。

ファイル 説明
_global.import.xml ディレクトリ全体に適用されるグローバルなインポート設定。[file].import.xml のような構造。
[file].import.xml モデルのメタデータによるXMLファイル。ファイルが存在しない場合、モデルキーを保存するため自動的に作成されます。
[file].import.png モデルのプレビュー・イメージ。サイズは 32×32 ピクセル(32ビット RGBA)。
存在しない場合は作成されます。
注意: ファイル名の代わりに "%o.png" を用いると、適切な名前で .png ファイルが生成されます。
[file].png
[file].tif
[file].bmp
[file].jpg
プレビュー・イメージが存在しない場合、インポート・ツールがそれを作成しようとします。
それは、別に指定された順序で検索されます。
画像にはアルファチャンネルが適用されません。
サムネイルが作られるとき、境界は自動的に切り取られます。

 

'*.import.xml' ファイルの例:


<?xml version="1.0"?> 
<GrandMA3DImportSettings xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns="http://schemas.malighting.de/GrandMA3D/GrandMA3DImportSettings/1.0"> 
     <Name>Generic - Head Mover</Name> 
     <Category>Fixtures/Head Mover</Category> 
     <ModelKey>cc6464b5-c992-4b9e-8a96-31691d9cdd90</ModelKey> 
     <DeviceManufacturer>*</DeviceManufacturer> 
     <DeviceName>*</DeviceName> 
     <DeviceClass>Headmover</DeviceClass> 
     <ModelPriority>-100000</ModelPriority> 
     <ModelManufacturer>MA Lighting</ModelManufacturer> 
     <Description>Default Head Mover Model</Description> 
     <Scale>0.01</Scale> 
     <Move>MoveBottomToZ0</Move> 
     <AmbientFlare>0.02</AmbientFlare> 
</GrandMA3DImportSettings>
ヒント:
このファイルは、インポートが開始されると作られます。
ファイルがすでに存在している場合、インポータはそのファイルのデータを用いて、フィールドに <Category>Fixtures/Head Mover</Category> のように入力します。したがって、モデルを修正して再度インポートする場合、これらの入力を2度行う必要はありません。

 

可能なフィールドの概要

フィールド 説明
Name モデルの名前
'/filename' はインポート・ファイルの名前(拡張子を除く)で置き換えられます。
Category 'Media Database' でのカテゴリ
'/' によってサブカテゴリを分けることができます。
例: Fixtures/Head Mover
ModelKey フィクスチャタイプへのモデル割り当て を参照
DeviceManufacturer フィクスチャタイプへのモデル割り当て を参照
DeviceName フィクスチャタイプへのモデル割り当て を参照
DeviceClass フィクスチャタイプへのモデル割り当て を参照
可能な値:
  • None
  • Mirror
  • Headmover
  • Conventional
  • LED
  • MovingPath 
ModelPriority フィクスチャタイプへのモデル割り当て を参照
ModelManufacturer  モデルのデザイナー
Description 簡単な説明
Scale この係数によってオブジェクトがスケーリングされます。
Move インポート後にオブジェクトが移動します。
可能な値:
  • None: 移動しない
  • MoveBottomToZ0: モデルを XY 平面の Z=0 に
  • MoveCenterToZ0: オブジェクトの中央を Z=0 に
AmbientFlare フィクスチャ環境の明瞭度
DoubleAllFaces 可能な値:
  • true: すべての面の両側が表示されます。
  • false: 法線のある側のみが表示されます(デフォルト設定)。

法線が正しく設定されていない場合、true に設定できます。
注意: この場合、不要な面/頂点が作成されるため、パフォーマンスの低下につながります。

 

ヒント
使用されていないフィールドは省略できます。