ショーの新規作成

読み取り専用のタブは除き、Backup メニューのいくつかのタブには、新しいショーの作成を開始するためのオプションがあります。

New Show ポップアップ

Backup メニューで New Show ボタンを押すと、下のようなポップアップが開きます。


New Show ポップアップ

 

このポップアップでは、現在読み込まれているショーからクリアしたい情報を選択できます。

上部にある緑の編集欄(Show Name)で、新しいショーの名前を入力できます。

を押すと、仮想キーボードが開きます。

名前欄の下には、ショーファイルの種々の部分に対応する選択ボックスがあります。
これらは、新しいショーを作成するときに、現在読み込まれているショーデータの部分をクリアするためのオプションです。

Clear Show Data

これは、デフォルトで有効になっています。ショーデータは、パッチやフィクスチャ、保存されたシーケンス、プリセット、グループ、エフェクトなどです。基本的に、プールにあるものやインポートされた3D要素のすべてが含まれます。

Clear Time Config

これは、現在時刻、位置、サマータイム、および NTP (Network Time Protocol)の設定です。このデータをクリアすると、卓の位置はデフォルト(ドイツ、ヴュルツブルクの中心)にリセットされ、時刻はコンピュータのBIOSから取得されます。

Clear Global Settings

グローバル設定は、Setup -> Console -> Global Settings にあるものです。ここでの設定はセッション内で共有され、また、Remote や Telnet、RDM、WYSIWYG などの有効/無効も含まれます。

Clear Local Settings

ローカル設定は、Setup -> Console -> Local Settings にあるものです。ここでの設定は、ローカルな卓だけに適用され、セッション内の他のすべての卓には影響しません。卓の言語やLEDバックライトの設定などが含まれています。

Clear Network Protocols

これは、イーサネット接続によるDMX出力のためのもので、ArtNet、sACN、ETC-Net2、KiNet1、Pathport および Shownet の設定が含まれています。これらの設定は、Setup -> Network -> Network Protocols にあります。

Clear Network Config

これは、セッション内のデバイスとDMXポートの設定です。

Clear User Profiles

ユーザプロファイルは、ユーザに関するすべてのデータを保持しています。このデータをクリアすると、Administrator、Guest、および Default のユーザプロファイルだけが残ります。

 

Check All ボタンをタップすると、上述のすべてのチェックボックスが選択されます。

必要な選択が終わったら、ポップアップで Please ボタンをタップしてください。


コマンドラインによるショーの新規作成

コマンドラインから NewShow というコマンドによって、ショーを新規作成することもできます。
詳しくは NewShow キーワード を参照してください。