EDID (Extended Display Identification Data) は、ディスプレイがその機能をソースデバイスに伝えるために標準化された通信方式です。これによって VPU は、どのような種類のモニタが接続されているかを知ることができます。EDID には、メーカ名、シリアル番号、製品タイプ、蛍光体やフィルタのタイプ、ディスプレイによってサポートされるタイミング、ディスプレイのサイズ、輝度データおよびピクセルマッピングデータ(デジタルディスプレイの場合のみ)が含まれています。
残念ながら、一部のLEDウォールでは EDID データが提供されないため、VPU ソフトウェアは正しい解像度とリフレッシュレートを用意できません。またモニタが再接続された場合、正しい解像度とリフレッシュレートを設定し直す必要があります。
これらの問題を回避するため、VPU のDVI出力には追加のハードウェアが装備されています。EDID チップは、VPU ハードウェアに一般的な分解能とリフレッシュレートを提供します。
EDID がシミュレートされている場合、DVI OUT コネクタの近くにあるスイッチが青点灯します。
EDID チップは、以下のDVI解像度とリフレッシュレートを提供します。他の値は無効です。
H | V | リフレッシュレート / Hz | H | V | リフレッシュレート / Hz |
---|---|---|---|---|---|
640 | 480 | 50 | |||
1280 | 800 | 60 | |||
640 | 480 | 59 | |||
1280 | 1024 | 50 | |||
640 | 480 | 60 | |||
1280 | 1024 | 60 | |||
720 | 480 | 59 | |||
1400 | 1050 | 50 | |||
720 | 480 | 60 | |||
1400 | 1050 | 60 | |||
720 | 576 | 50 | |||
1440 | 900 | 60 | |||
800 | 600 | 50 | |||
1600 | 1200 | 50 | |||
800 | 600 | 60 | |||
1600 | 1200 | 60 | |||
1024 | 768 | 50 | |||
1680 | 1050 | 59 | |||
1024 | 768 | 60 | |||
1680 | 1050 | 60 | |||
1280 | 720 | 24 | |||
1920 | 1080 | 24 | |||
1280 | 720 | 25 | |||
1920 | 1080 | 25 | |||
1280 | 720 | 29 | |||
1920 | 1080 | 29 | |||
1280 | 720 | 30 | |||
1920 | 1080 | 30 | |||
1280 | 720 | 50 | |||
1920 | 1080 | 50 | |||
1280 | 720 | 59 | |||
1920 | 1080 | 59 | |||
1280 | 720 | 60 | |||
1920 | 1080 | 60 |