At キーワード

Atは、値を適用する機能として、あるいは、他の機能にデスティネーションを示すための補助キーワードとして用いられます。

このキーワードを実行するには、At を押すか、コマンドラインに At またはショートカットの A を入力してください。

構文

At [値リスト]

At [値タイプ] [値リスト]

At [オブジェクト・リスト]

[オブジェクト・リスト] At [値リスト]

[オブジェクト・リスト] At [値タイプ] [値リスト]

[オブジェクト・リスト] At [オブジェクト・リスト]

[機能] [オブジェクト・リスト] At [オブジェクト・リスト] (補助キーワードとして使用)

 

オプション

At キーワードで使えるすべてのオプションを Command Line Feedback ウィンドウに一覧表示するには、コマンドラインで以下のように入力してください。

[Channel]> At /?

 

At キーワードには、以下のオプションがあります。

オプション ショートカット オプション値 説明
LAYER なし Value; Fade; Delay; EffectForm; EffectBPM; EffectSpeedGroup; EffectLow; EffectHigh; EffectPhase; EffectWidth; EffectFade; EffectDelay; EffectID; Auto; Valueonly; Output; IDValueExec; IDEffectExec; IDValueCue; IDEffectCue; DMX デスティネーション・レイヤを設定。
ignoreselection is なし 現在のセレクションを無視します。
values v =False; =True Value レイヤを有効にします。
valuetimes vt =False; =True Fade および Delay レイヤを有効にします。
effects ef =False; =True Effect レイヤを有効にします。
disablecolortransform dct なし カラー変換を無効にします(ハードアトリビュート値を使用)。
prefercolorwheel pcw なし カラー・ホイールへの変換を選びます。
prefermixcolor pmc なし

MIXColor への変換を選びます。

prefercolorboth pcb なし MIXColor とカラー・ホイールの両方への変換を選びます。
status s =False; =True トラッキング値を適用。

 

例外の無い規則は無いと言われますが、At は、前にオブジェクトを置くことのできる数少ない機能キーワードの1つです。

開始キーワードとしての At は、現在のセレクションに対してプログラマ内で値を適用する機能になります。

値タイプ Fade または Delay を用いる場合、値リストは、個別のフェード/ディレイタイムとして適用されます。

At がオブジェクト・リストに続く場合は、オブジェクト・リストに対して値を適用する機能になります。オブジェクト・リストが At 機能に対応していない場合、オブジェクト・リストはセレクションリストに解決され、At はプログラマ内で値を適用します。

機能に続くオブジェクト・リストの後にある場合、At は、開始機能に対する補助キーワードとなります。

重要
At を範囲/リストに適用した場合、値/オブジェクトは、通常、受け取るオブジェクト全体にひろげられます。例えば Fixture 1 Thru 3 At 0 Thru 100 は、1 At 0、2 At 50 そして 3 At 100 と設定されます。ただし、この規則が適用されない例外もあります。適用される範囲がトラッキング・シーケンスからのキュー・リストだった場合は、すべてのフィクスチャがすべてのキューに設定されます。これにより、At 機能でキューのトラッキング状態を適用できます(At Cue Thru x)。

 

[Channel]> At 75

 

[Channel]> At Cue 3

 

[Channel]> Fixture 2 At Fixture 3

 

[Channel]> Executor 3 At 50

 

[Channel]> Attribute "Pan" At 20

 

[Channel]> PresetType 2 Thru 9 At Delay 2

 

[Channel]> Copy Group 4 At 10