レイヤのプロパティ

全体を把握しやすくするために、grandMA2 卓の Fixture レイヤにショーのパッチを配置できます。例えば、従来型のライトを、多機能フィクスチャや動画エンジンから分けることができます。

各 MA VPU ステーションに対して、独自の Fixture レイヤが作成されます。このレイヤは、いくつかの Video レイヤを受け入れます。これらの Video レイヤは、必要に応じて組み合わせることができます。以下の例では、'VPU' という名前の Fixture レイヤに、1つの Master フィクスチャ、6つの Video レイヤ、2つの Camera フィクスチャ(旧 VPU Output フィクスチャ)が含まれています。

ショーのレイヤは、必要に応じて卓に配置できます。これらは、フィクスチャ・ライブラリの 'MA LIGHTING' エントリーにあります。

種々のレイヤタイプの意味は以下の通りです。

Video Layer:  

このレイヤでは、ライブラリの複数の3Dオブジェクトを用いて、画像や動画を表現できます。コンテンツは、グラフィックボードやピクセルマッパーの複数の出力に表示できます。MA VPU アプリケーションでは、画像や動画に対する複数の 3D Video レイヤを含めることができます。より柔軟なプログラミングを行えるように、最大32のレイヤにパッチできます。

パフォーマンス上の理由により、これらすべてのレイヤでビデオクリップを同時に実行することはできません。
Master:  
1つ grandMA VPU アプリケーションにあるマスターレイヤは1つだけです。このレイヤは、他のすべてのレイヤの合わせたビューを表していて、すべての出力に対し、シェイパー、アイリス、スケーリングを行います。コントロール・チャンネルでは、リモートコントロールされたPCのシャットダウンや全画面表示への切り替えなどを行えます。
Camera Layer (以前の Output Layer):

各出力は、独自のカメラフィクスチャを持っています。Vedeo レイヤのエフェクトに加え、この Fixture レイヤは、各出力に対して、シェイパー、ソフトエッジング、キーストーンの個別エフェクトを提供します。

旧 VPU での "Output Layer" は、VPU "Camera" に変更されました。これは、ユーザがこのフィクスチャの主要概念を明確かつ簡単に理解し、実際のDVI出力と Output フィクスチャを混同しないようにするためになされました。grandMA vedeo から知られているように、このバージョンでは、カメラを自由に出力に割り当てられます。これは、grandMA vedeo では "Softedge ID" でした。

注意
以前のバージョンでは、ショーにパッチできる出力(カメラ)の総数は、実際のDVI出力数 2 に制限されていました。そのため、6台のモニタがパノラマスクリーン(6スクリーンで構成された1つの大きなスクリーン)として使用されている場合、それぞれがレイヤ、マスター、および2つの Output フィクスチャで構成された3つの Fixture レイヤ "VPU" がショーに必要でした。このように、3つの Fixture レイヤを扱う必要がありましたが、設定はより簡単に見えたかもしれません。新しい機能では、この種のワイドスクリーンの利用において、別々の VPU を扱う必要はなくなりました。VPU レイヤ、マスター、およびカメラを持つ1つの Fixture レイヤで十分で、VPU の Settings - Display ダイアログに表示される Camera "View" で設定できます。