卓や grandMA2 NPU には、FTPクライアントを用いてアクセスできます。
例えば、FileZilla Project (外部リンク) の FileZilla クライアントなどが利用できます。
FTPクライアントは、卓や NPU と同じネットワーク上のコンピュータにインストールする必要があります。
卓や NPU にアクセスするには、デバイスのIPアドレスが必要です。また、ユーザ名とパスワードも要求されます。ユーザ名とパスワードは、ともに data です。
接続が確立されると、デバイス内のフォルダを閲覧できます。最初のレベルのフォルダは下のようになります。
デバイスが更新されている場合は、複数のバージョンのフォルダがあるかもしれません。
ほとんどの場合、必要なフォルダは、現在インストールされている実行中のソフトウェアにあります。これらのフォルダには、「実際」のリンクによってアクセスできます。これにより、gma2 という新しいフォルダにアクセスできます。
このフォルダでは、grandMA2 を構成するフォルダやファイルにアクセスできます。
ショーの保存にUSBスティックを利用している場合、これらのフォルダの一部は、そのUSBスティックにもあります。
ここには、grandMA2 ソフトウェアが使用する多くの要素にアクセスできるフォルダがあります。
"shows" というフォルダには、このバージョンのソフトウェアで保存されたすべてのショーファイルがあります。以前のソフトウェアのショーファイルが必要な場合は、そのバージョンのフォルダに移動して shows フォルダを見つけてください。
templateshows フォルダは、フォルダの最初のレイヤにあります。ショーファイルはこのフォルダにコピーできます。このフォルダ内のショーファイルは、読み取り専用で上書きできません。それらは、grandMA2 ソフトウェアで読み込んで、内部またはUSBスティックに新しいショーとして保存できます。
templateshows フォルダにショーファイルを保存できるのは、FTPアクセスを使用している場合だけです。
デバイスを更新しても、templateshows フォルダは上書きされません。フルインストールが行われた場合にのみ上書きされます。
Export キーワードによって何かをエクスポートすると、多くの場合 importexport フォルダに出力されます。
また、場合によっては、"macro" フォルダまたは "fixture_layers" フォルダになることもあります。
内部のフィクスチャ・ライブラリは、"library" フォルダにあります。
デバイスがクラッシュした場合、クラッシュログが "temp" フォルダに出力されます。
卓では、CrashLogCopy キーワードによって、これらのクラッシュログを取得できます。NPUではできません。
キーボードの Prt Scr キーを押すと、最後にタッチした画面のスクリーンショットを作成できます。スクリーンショットは "temp" フォルダに保存されます。これは、gz 圧縮された tga ファイルです。開く前に展開する必要があります。