ネットワーキングとは

grandMA2 のネットワーキングでは、多くのことが可能です。一般的に、ネットワークについて述べる場合、卓とデバイスのイーサネット接続について扱います。

デバイスと接続するには、IPアドレスと、適切なイーサネット・スイッチを用いた物理的な接続が必要です。

MAデバイスによるシステムの拡張

MAデバイスを接続することで、以下のようなシステムの拡張が可能です。

セッション

スタンドアロンの卓を超えて動作するには、セッションが必要です。セッションは、MAデバイスのためのチャットルームのようなものです。デバイスをセッションに追加すると、それはシステムの一部として統合されます。1つのイーサネット・ネットワークで、31のセッションを作成できます。1つのセッションは、最大で65,536のパラメータを扱えます(パラメータとDMXチャンネル を参照)。ギガビット・ネットワークの場合、今のところ、最大限で動作するセッションは、1つのネットワークで3つに制限されます。

サードパーティーのハードウェアへの接続

ネットワークを利用して、サードパーティーの機器と通信することもできます。grandMA2 は、イーサネット・ネットワークによってDMXデータを送信(場合によっては受信)するために、業界標準プロトコルの多くをサポートしています。

これには、Art-Net III、sACN、Pathport、ETC-Net2、 Shownet、および Kinet が含まれます。

また、grandMA2 は、CITP および PSN もサポートしています。CITPは、ネットワーク上でのビデオストリーミングと画像交換のために利用されます。PSNは、追跡システムから位置情報を取得できる、3D位置プロトコルです。