大規模システム

大規模なシステムで grandMA2 を用いる際には、考慮すべきいくつかの制限があります。

以下では、適切なギガビット・ネットワークで、一つのセッションを実行する際の制限について検討しています。

制御可能なパラメータ数は、最大で65,536個に制限されています。

そして、DMXユニバースの数は256に制限されています。フィクスチャは、最大256ユニバースにのみパッチできます。

デバイスは、以下のようなクラスに分割されています。各クラス毎に一つのセッション内のデバイス数が制限されています。

 

RAMやメモリの総量は重要です。セッション内のすべてのクラスAデバイスは、最小でも8GBを持つことを推奨します。一つのデバイスのメモリが少ない場合、システム全体ではその最小のメモリ容量しか利用できません。例えば、一つの MA NPU に4GBしかないと、セッション全体で4GBしか使用できません。

メモリは、ショーファイルのサイズに関連しています。最大限のパラメータが使用されると、保存可能なキューの総数は少なくなります。ユーザプロファイル、パッチされたフィクスチャの総数、ショーファイル内の3Dオブジェクト、ビットマップなどはすべてメモリ使用に影響します。現在のメモリ使用と空き容量は、Desk Status ウィンドウで監視できます。

大規模なシステムでは、システム全体を最低 1Gbit/s の速度で動作させることが常に推奨されます。これは、DMXノードを含むすべてのデバイスに適用されます。100Mbit/s や 10Mbit/s の速度で動作する古いノードの使用は推奨されません。同期されたリアルタイムのDMX出力には MA Node のみを使用してください。

 

大規模なシステムを構築する必要がある場合は、経験豊かなMAシステムの専門家に、システムやネットワークの設計・実装を依頼することをお勧めします。特に冗長性に対する高度な要求がある場合、そのトラフィックを処理できるネットワークを構築するには、他にも多くの考慮すべき事柄があります。MAシステムの専門家は、これらのすべての事項を支援するために必要な知識を持っています。

一つのギガビット・ネットワークで、三つ以上の大規模なセッションを実行することはお勧めしません。必要な場合は、テクニカルサポートやMAシステムの専門家にお問い合わせください。