grandMA video から MA VPU への移行

ヒント:
以下は、grandMA video から MA VPU に移行するユーザのための情報です。

grandMA video ドングルバージョン(MA mediaPC や独自設計のメディアサーバ上)のユーザは、おそらく以下のような状況に遭遇するでしょう。grandMA video ソフトウェアは、MA オリジナルのコンテンツやカスタマイズされた追加コンテンツを持つ(独自設計または mediaPC)コンピュータにインストールされていますが、これらのコンテンツは主に QuickTime でエンコードされています。また grandMA video ソフトウェアは、プレビジュアライゼーションやコントロールスイートのステーションとして利用するために、ラップトップのような追加のコンピュータにインストールされているかもしれません。

ここで、以下の選択肢からいずれかを選べます。

  1. すべてをそのまま残します。grandMA video ソフトウェアと既存コンテンツを続けて利用できます。今ある grandMA video ソフトウェアは今後開発されず、将来の grandMA ソフトウェアリリースでも対応されないことに注意してください。grandMA video ソフトウェアは grandMA 'series 1' のソフトウェア 6.121 以下でのみ動作します。
  2. MA mediaPC やメディアサーバを MA VPU ソフトウェアに更新し、MA VPU plus の機能を活用する。
    • パフォーマンスが大幅に向上します。少なくとも、1080p の4レイヤを 60fps で動作可能。
    • 以前の grandMA video に比べ、よりネットワークに統合されています。
    • エフェクトは、レイヤや出力ごとに追加でき、それぞれが同時に4つエフェクトを処理できます。
    • スムーズなトランジションのための許容設定をともなった、カラーキー機能が組み込まれています。
    • 出力レイヤに3Dモデルを追加することによって、3Dキーストーンが可能です。
    • わずか3つのフィクスチャタイプによって、フィクスチャを簡単に操作できます。出力フィクスチャにはキーストーン、マスター、ソフトエッジなどがあります。

    VPU は grandMA 'series 1' または grandMA2 で安心して利用できます。VPU ソフトウェアには、最良の結果を保証する新しいデコーダが付属しています。一方これに伴い、MPEG-2 に基づいた新しいコンテンツが必要になります。
    注意: カスタマイズされたすべてのコンテンツは、MPEG-2にレンダリングする必要があります。すべての古いショーファイルは、新しいフィクスチャタイプが grandMA vedeo のフィクスチャタイプと異なるため廃止されました。

MA Video Processing Units (VPU) を起動すると、ソフトウェアとハードウェアの分断はなくなります。ドングルは廃止されました。専用ハードウェアを含むフルパッケージのみが利用可能で、ドングルは「内蔵」です。ドングルを利用していた人は誰でも、最新の VPU ソフトウェアをインストールすることで、新しい VPU の機能によるメリットを得られます。

MA VPU には、デフォルトドライバのようなものを持つ「オープン」なオペレーティングシステムはありません。それらはすべて、VPU で最適な結果が得られるように改善されています。また最高のパフォーマンスを得るために、デコーダも変更されています。一方これに伴い、MPEG-2 に基づいた新しいコンテンツが必要になります。どの MA VPU にも、数ギガバイトのコンテンツがプリインストールされています。

MA-Content-Package を利用すると、クリップを個別に購入するよりも割引になります。注文を行うと、Showfootage のクリップや写真をWebサイト(www.showfootage.com)からダウンロードできるバウチャーコードが届きます。

grandMA video から VPU へのシステムの更新方法。

Webページからソフトウェアをダウンロードしたら、それをインストールしてください。見た目は grandMA2 ソフトウェアと似ています。次に、Main Concept から新しいMPEG-2デコーダをダウンロードし、支払いを行う必要があります。

注意: キー番号は大切に保管してください。
これでソフトウェアは完全に機能します。grandMA video の古いショーはもう読み込めないということに注意してください。新しいショーファイルは、grandMA2 と完全な互換性があります。カスタマイズされたすべてのコンテンツは、MPEG-2にレンダリングし直す必要があるかもしれません。

grandMA video の以前のユーザであれば、MA VPU ソフトウェアの新機能を容易に見いだせるでしょう。変更された機能や名称もいくつかありますので、それらについてはヘルプドキュメントを参照してください。外部ドングル(旧 grandMA video)で VPU ソフトウェアを使用する場合、MA VPU plus と同様のパフォーマンスを得られます。制限はありません。

主な変更点の概要

このドキュメントでは、grandMA video から MA VPU ソフトウェアへの移行について理解しておくべき事柄を説明しています。grandMA video ソフトウェアは、MA VPU ソフトウェアの最初のリリースによって終了しています。詳細についてはお問い合わせください。

MPEG-2 について

MPEG は、いくつかの国際的な標準規格を作成した "Moving Pictures Expert Group" の略称です。規格として重要なものは、MA VPU で使用されている MPEG-1/2 (ISO/IEC 13818-part x)です。MA は Microsoft の DirectShow を利用してテクスチャ(画像)をレンダリングするため、これらの画像を読み込めるコーデックが必要です。このコーデックは、MainConcept の MPEG2 です。MPEG2 動画を格納できるフォーマットは複数ありますが、よく知られているものとして以下があります。

MPEG2 標準には、それほど重要ではありませんが、画質に影響するいくつかのバリエーションがあります。例えば、フルHDのようないくつかの解像度で動作できるように定義されています。それはビットレートにも影響し、約3から80Mbit/sを超えるまでに変化するかもしれません。ビットレートが高いほど、CPUやRAMなどに対する負荷も大きくなります。

コーデック(Codec)は、特定のフォーマットをデコード/エンコードできる1つのソフトウェア 'compressor-decompressor' の略です。この定義では、DirectShow フィルタはコーデックではありません。