新規フィルタの作成

43の定義済みフィルタに加えて、85の新しいフィルタを作成できます。

重要:
フィルタ名、Data type、および Addressing の組み合わせは、フィルタごとに一意的でなければなりません。データが一意的でない場合、新しいフィルタを作成できません。

Edit Filters ポップアップを開く

必要条件: Webインターフェースへの接続

  1. Edit Presets をクリックします。
  2. 右下隅の Extended filter and preset config をクリックします。
  3. 右下隅の Custom filters をクリックしてください。
    Edit filter ポップアップが開きます。


    Figure 1: Edit filters ポップアップ

Ethernet フィルタの作成

Ethernet フィルタの作成は以下のように行ってください。

  1. Edit Filters ポップアップを開きます。
  2. Filter name を入力します。
    各フィルタの名前は一意的でなければなりません。フィルタ名には、英字、数字およびハイフン(-)が使えます。
  3. Data typeEthernet を選びます。
  4. Addressing のドロップダウンで、以下のいずれかを選びます。
    ・Any
    ・Unicast
    ・Multicast
    ・Broadcast
  5. Ethertype を入力します。
    以下の Ethertype が有効です。
    ・0x600〜0x7ff
    ・0x801〜0x805
    ・0x807〜0x86dc
    ・0x86de〜0xffff
  6. Create filter をクリックしてください。

Ethernet フィルタが作成され、フィルタ・テーブルの最後に表示されます。フィルタは、スタートアップ・コンフィグレーションに保存されます。


IPv4 UDP フィルタまたは IPv4 TCP フィルタの作成

情報:
マスクは、IPデスティネーションの範囲を決めるのに用いられます。
例1:
IP destination: 192.168.1.129
IPv4 mask: 255.255.255.255
IPアドレス 192.168.1.129 に送られるすべてのパケットが、フィルタにマッチします。
例2:
IP destination: 192.168.1.129
IPv4 mask: 255.255.255.0
IPアドレス 192.168.1.0 〜 192.168.1.255 に送られるすべてのパケットが、フィルタにマッチします。

IPv4 UDP または IPv4 TCP フィルタの作成は以下のように行ってください。

  1. Edit Filters ポップアップを開きます。
  2. Filter name を入力します。
    各フィルタの名前は一意的でなければなりません。フィルタ名には、英字、数字およびハイフン(-)が使えます。
  3. Data type で、IPv4 UDP または IPv4 TCP を選びます。
  4. Addressing のドロップダウンで、以下のいずれかを選びます。
    ・Any
    ・Unicast
    ・Multicast
    ・Broadcast
  5. DPort type (= デスティネーション・ポートタイプ) を選択します。Single Port または Port Range を選んでください。
  6. DPort (= デスティネーション・ポート番号)を入力します。有効なポート番号は 0 〜 65535 です。
  7. IPv4 destination を入力します。
  8. IPv4 mask を入力します。
  9. Create filter をクリックしてください。

IPv4 UDP または TCP フィルタが作成され、フィルタ・テーブルの最後に表示されます。フィルタは、スタートアップ・コンフィグレーションに保存されます。


IPv6 UDP フィルタまたは IPv6 TCP フィルタの作成

IPv6 UDP または IPv6 TCP フィルタの作成は以下のように行ってください。

  1. Edit Filters ポップアップを開きます。
  2. Filter name を入力します。
    各フィルタの名前は一意的でなければなりません。フィルタ名には、英字、数字およびハイフン(-)が使えます。
  3. Data type で、IPv6 UDP または IPv6 TCP を選びます。
  4. Addressing のドロップダウンで、以下のいずれかを選びます。
    ・Any
    ・Unicast
    ・Multicast
    ・Broadcast
  5. DPort type (= デスティネーション・ポートタイプ) を選択します。Single Port または Port Range を選んでください。
  6. DPort (= デスティネーション・ポート番号)を入力します。有効なポート番号は 0 〜 65535 です。
  7. Create filter をクリックしてください。

IPv6 UDP または TCP フィルタが作成され、フィルタ・テーブルの最後に表示されます。フィルタは、スタートアップ・コンフィグレーションに保存されます。


ARP フィルタの作成

ARP フィルタの作成は以下のように行ってください。

  1. Edit Filters ポップアップを開きます。
  2. Filter name を入力します。
    各フィルタの名前は一意的でなければなりません。フィルタ名には、英字、数字およびハイフン(-)が使えます。
  3. Data typeARP を選びます
  4. Addressing のドロップダウンで、以下のいずれかを選びます。
    ・Any
    ・Unicast
    ・Multicast
    ・Broadcast
  5. Create filter をクリックしてください。

ARP フィルタが作成され、フィルタ・テーブルの最後に表示されます。フィルタは、スタートアップ・コンフィグレーションに保存されます。


フィルタ設定の貼り付け

新しいフィルタのための設定がすでにある場合、そのデータを設定欄に貼り付けることができます。

重要:
設定データ欄に表示されているのと同じスタイルを用いる必要があります。構成は1行で記述してください。新しい行を用いる場合、設定を適用できません。

必要条件: Edit Filters ポップアップを開く

  1. 設定欄にデータを貼り付けます。
  2. Create filter をクリックしてください。

フィルタが作成され、フィルタ・テーブルの最後に表示されます。フィルタは、スタートアップ・コンフィグレーションに保存されます。