ここではグループについて見ていきます。
いくつかのグループを作るつもりですので、それらをプールとして見られるようにしておくのが実用的です。
Groups プールは同じ画面にあった方がよいでしょう。Channelシートのサイズを1行分小さくし、その下に空いた場所の左端を押してください。
再び "Create Basic Window" ポップアップが開きます。今度は Pools タブを選び、Groups ボタンを押してください。その位置にいくつかの空のグループ・ボタンができます。
この画面は、ビューとして保存しておいてもよいでしょう。
この例の照明プランでは、すべての奇数チャンネルを暖色、偶数チャンネルを寒色としています。
これらの色に従っていくつかのグループを作ってみましょう。最初のグループは、舞台フロント(FOH)からのすべての暖色です。5 + 7 + 9 + 1 1 Please と押すと、チャンネル5、7、9、11が選択されます。そして、Store ボタンを押してから、続けて利用可能な最初のグループ・ボタンを押してください。グループには値を含めることができませんので、何も割り当てる必要はありません。
ここで何かをする前に、キーボードで FOH Warm と入力してください。自動的に、直前に "タッチした" 要素に名前が付けられます。もし入力前に、ボタンや画面などに触れてしまった場合は、別の方法でも名前を設定できます。
'Assign' キーを2回押すと、"Label" という機能にアクセスできます。この後で、最初のグループ・ボタンを再び押してください。Enter Name of Object ポップアップが出ますので、名前を編集し Please で確定してください。
Channel シートを見てください。5、7、9、11の番号が黄色表示になっているはずですが、これは、チャンネルがまだ選択中であることを意味しています。これらの4チャンネルについては済みましたので、'Clear' を1回押してください。
これで、グループ作成に必要な説明は済みました。ここでは全部で12のグループを作ります。下の表に必要なすべての情報がありますから、練習として残りのグループを作ってみてください。
グループ番号 | チャンネル | 名前 |
---|---|---|
1 | 5 + 7 + 9 + 11 | FOH Warm |
2 | 17 + 19 + 21 + 23 | LX1 Warm |
3 | 25 + 27 + 29 + 31 | LX2 Warm |
4 | 33 + 35 + 37 + 39 | LX4 Warm |
5 | 1 + 3 + 13 + 15 | Box Warm |
6 | すべての奇数チャンネル | All Warm |
7 | 6 + 8 + 10 + 12 | FOH Cold |
8 | 18 + 20 + 22 + 24 | LX1 Cold |
9 | 26 + 28 + 30 + 32 | LX2 Cold |
10 | 34 + 36 + 38 + 40 | LX4 Cold |
11 | 2 + 4 + 14 + 16 | Box Cold |
12 | すべての偶数チャンネル | All Cold |
作業が済むと、Group プールは以下のようになるでしょう。
次のページ では、最初のキューを作ります。