Fixture シートは、フィクスチャのすべてのアトリビュートを表示するために用いられます。Channel シートは、Dimmer アトリビュートのみを表示します。
フィクスチャが追加されたので、それらの動作を確認できるようにしましょう。そのためには、Fixture シートが必要です。
Fixture シートは、エンコーダの近くの画面にある方がよいでしょう。卓の場合はモニタ画面2に、onPC ではモニタ画面1に置いてみてください。
画面をクリアしてなにもない状態で始めるには、 を長押ししてください(onPc ではタップのみ)。 下のようなポップアップが、画面の右下に表示されます。
Clear Screen というところをタップしてください。そのモニタ画面にあるすべてのウィンドウが削除されます。また、Clear All Screen をタップすると、すべてのモニタ画面がクリアされます。
Fixture シートを追加しましょう。Fixture シートは、Create Basic Window の Sheet タブにあります。
Fixture シートでは、フィクスチャが一覧として表示されます(デフォルト)。各フィクスチャは行として、種々のアトリビュート(Dimmers、Pan/Tilt、Gobos など)は列方向に分類されています。
一覧に最後を見ると、3つの "FT" というフィクスチャがあります。これらは自動的に作成された "Fixture Type" フィクスチャです。今は考える必要はありません。
タイトルバーの左端にある をタップすると、シートのオプションが開きます(ここでは、そのウィンドウの削除も可能)。
オプションは以下のような領域に分けられていて、それぞれがタブになっています。
Tools タブには、画面に対して、スクロールバーなどのさまざまな要素を追加するためのオプションがあります。
LayerMask オプションは、シートでのマスクを有効にしたり制御したりできます。
Display では、シートをどのように表示するかを設定します。
Title Buttons では、タイトルバーのさまざまなボタンの表示/非表示を切り替えられます。
Mask (Local) は、このシートに対して限定的に適用されるマスクです(LayerMask タブで有効になっている場合)。
他のシートのオプションでは、Fixture シートよりも多くのタブやオプションがある場合があります。
これらのオプションの大部分は、このクイックスタートガイドが扱う範囲を超えていますが、いくつかについては変更しておく必要があります。
Display タブを開き、以下のように変更してください。
変更が終わったら、タイトルバーの Save to Default ボタンをタップしてください。
これらの設定は、以下のような意味を持ちます。
Symbol Output は、Name セル左端の小さな四角で、フィクスチャの現在の出力(ディマーと色)を表示しています。
Symbol Feature は、多くのセルで表示されるシンボルです。現在の色、ゴボ、ディマー値などが、関連するそれぞれ列で表示されます。
Feature Sort は、選択されているフィクスチャ/プリセットタイプ(次のページで説明)を、Name 列の隣に移動します。これによって、フィクスチャでの現在の変化を見るために、シートを左右にスクロールしなくてすみます。
Hide Empty Cells は、異なるフィクスチャタイプがショーにある場合に便利です。他のフィクスチャが持つ機能が、あるフィクスチャにはない場合、空のセルを隠すことによって、シートを見やすくします。
Merge Same Values は、すべての要素で現在の値が同じ場合、それらの列に1つだけ値を表示します。例えば、RGBフィクスチャですべての色が "Full" の場合、RGBの3列がまとめられ "Full" と1つだけ表示されます。これが Off だと、"Full" が3つ表示されます。
なお、値がまとめられていると、個々のRGBがどうなっているのか分かりづらい場合もあります。RGBで、"Full Closed" と表示されているのを想像してみてください。この場合、どの2つの色が "Full" または "Closed" なのかを判別しなければなりません。3つの値か常に見えていれば、このようなことを考えなくてすみます。
'Save to Default' は、変更したオプション内容が、新たに Fixture シートを作成するたびに適用されるということを意味します。
これで、Fixture シートは下のようになるはずです。
次のページ では、フィクスチャの制御方法について見ていきます。