リリースノート 3.9
各製品に関する最新のシステム要件については、www.malighting.com をご覧ください。
更新に関する重要な情報
dimMA システムの更新:
dimMA システムをバージョン7.x未満のものから更新したい場合は、MAのディーラーか、あるいはMAに直接連絡して、アップデート情報を得てください。dimMA ソリューションへの接続に grandMA2 を使用している場合は、連絡してください。卓のアップデートには MA NDP (Network Dimmer Processor)のアップデートが必要です。また逆の場合も同様です。
grandMA2 onPC および MA 3D の更新:
grandMA onPC および MA 3D の現バージョンには、少なくとも Windows® 7 が必要です。また Microsoft® .NET Framework (4.0)がインストールされている必要があります。
Update MA VPU
MA VPU basic または MA VPU light を v3.2以降に更新するには、少なくとも1つのモニタ画面とマウスが MA VPU に接続されている必要があります。
MA Network Switch の更新
v3.1 または v3.2 の MA Network Switch を v3.3以降のバージョンに更新する場合、更新が完了した後でディスプレイ・リセットが必要です。更新後、MA Network Switch のディスプレイに起動画面が表示されたら、以下のように行ってください。
- 電源を切ります。
- ディスプレイ左側にある黄色のメニューボタンを押したままにします。
- ボタンを押したまま、MA Network Switch の電源を再び入れます。
- MA Network Switch のディスプレイに起動画面が表示されたら、すぐにボタンを放してください。
v3.3 以降のバージョンから、v3.1 または v3.2 に戻す場合も、同様の方法で行ってください。
リリースノート
grandMA2 Version 3.9.60.74
修正されたバグ
説明 |
実行中にネットワーク・ケーブルを接続すると、grandMA2 卓がシャットダウン処理を完了できない場合があったのを修正。 |
grandMA2 から grandMA3 へのショーファイル・コンバータ
説明 |
変換処理中に、キュー内のプリセット・リンクが失われる場合があったのを修正。 |
サブアトリビュートが割り当てられていないチャンネル機能を持つフィクスチャタイプを含んだショーファイルを変換すると、ソフトウェアがクラッシュする場合があったのを修正。 |
grandMA2 Version 3.9.60.73
その他の機能強化
xPort Nodes での IPアドレス表示を改善:
Art-Net モードが有効な場合、MA-Net2 IPアドレスの代わりに2番目のIPアドレスが表示されます。
Carallon ライブラリ v19.5 が追加されました。
grandMA2 to grandMA3 Show Converter の改善:
- 変換開始前に、ポップアップを確認する必要があります。コマンドラインから変換を開始する場合、/noconfirm オプションによってこのポップアップを抑止できます。
- grandMA3 では、オブジェクトの Info が Note に変換されます。
- タイムコード・ショーが変換されます。
- grandMA2 の特殊マスターから grandMA3 のマスターへの変換が改善されました。
- ReactToDim プロパティが Linear に設定されているフィクスチャタイプは、Multiply 関係に変換されます。
- HSB_Saturation や HSB_Brightness アトリビュート持つフィクスチャタイプは、From 値と To 値を0%と100%に変換します。
Improved Mode2 on grandMA3:
- 内蔵キーボードで MA + Please と押すと、コマンドラインにフォーカスが設定されます。
修正されたバグ
grandMA2 to grandMA3 Show Converter
説明 |
変換されたショーファイルに空のエクゼキュータが含まれる場合があったのを修正。 |
現在プリセットタイプに存在しないアトリビュートを使用するエフェクトを変換すると、ソフトウェアがクラッシュする不具合を修正。プリセットタイプに存在しないアトリビュートを使用するエフェクト行はステップに変換されません。 |
キュートリガー・タイプの Follow が変換されなかったのを修正。 |
Mode2 on grandMA3
説明 |
Mode2 で動作している卓で Save Show 操作が開始した場合、名前に空白、#、または % が含まれるショーファイルをFTPバックアップ・サーバに保存できなかったのを修正。 |
grandMA2 Version 3.9.60.68
その他の機能強化
Carallon ライブラリ v19.2 が追加されました。
grandMA2 Version 3.9.60.65
修正されたバグ
grandMA3 の Mode2
説明 |
Mode2 動作時にサウンド入力が機能なかった不具合を修正。 |
grandMA2 Version 3.9.60.63
その他の機能強化
grandMA2 から grandMA3 へのショーファイル・コンバータ:
- Hue、Saturation、および Brightness アトリビュートは、HSB_Hue、HSB_Saturation、HSB_Brightness に変換されます。
- エクゼキュータの変換が追加されました。grandMA2 のエクゼキュータ101〜190は、grandMA3 のエクゼキュータ101〜190に変換されます。
grandMA2 のエクゼキュータ1〜90 は、grandMA3 のエクゼキュータ201〜290に変換されます。さらに grandMA3 では、grandMA2 のエクゼキュータ・ボタン2と3を提供するために、300および400番台の行に対応するエクゼキュータも使用されます。
grandMA2 のXキー X5、X6、X15、および X16 は変換されません。
重要
シーケンスまたは選択エフェクトが割り当てられているエクゼキュータのみが変換されます。
- アトリビュートに8,192を超えるチャンネルセットを持つフィクスチャタイプでは、8,192番目以降のチャンネルセットが変換されません。
Mode2 開始プロセスの改善: grandMA3 ハードウェア上での Mode2 の開始プロセスが高速化されました。
Carallon ライブラリ v19.0 が追加されました。
修正されたバグ
grandMA2 から grandMA3 へのショーファイル・コンバータ
説明 |
最初のプリセットへの循環埋め込み参照が存在する埋め込みプリセットを変換しようとすると、ソフトウェアがクラッシュするのを修正。 |
不正な値がプリセットに保存されるとソフトウェアがクラッシュするのを修正。プリセット内の不正な値は、ショーファイル変換中にデフォルト値に置き換えられます。 |
シーケンスで CueZero をアクティブにしていると、変換されたショーファイルに Cue Zero という名前のキューが2つ作成されてしまうのを修正。 |
Parallels Desktop を用いて grandMA2 onPC を実行している場合にも、Save as grandMA3 が表示されていたのを修正。 |
grandMA2 Version 3.9.60.50
その他の機能強化
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータ:
- Barndoor アトリビュートは、最初の視覚化を可能にするために Shaper アトリビュートに変換されます。
Carallon ライブラリ v18.2 が追加されました。
修正されたバグ
説明 |
Filter プール・オブジェクトで、単一のアトリビュートが無効になっていると、プリセットタイプバーが表示されない場合があったのを修正。 |
エフェクト行を削除するとソフトウェアがクラッシュする場合があったのを修正。 |
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータ
説明 |
Fixture レイヤの名前が変換されていなかったのを修正。 |
キューでアピアランスを用いるシーケンスを変換すると、すべてのキューに同じアピアランスが割り当てられてしまう不具合を修正。異なる色を持つキューのアピアランスは、grandMA3 で独自の Appearance プール・オブジェクトに変換されます。 |
Patch メニューのフィクスチャタイプ名に、フィクスチャタイプIDが含まれていたのを修正。 |
grandMA3 の Mode2
説明 |
ネットワーク・ケーブルが接続されていない場合、grandMA3 compact または compact XT 卓で grandMA2 ソフトウェアの起動に長時間かかるのを修正。 |
バグフィックス Version 3.9.60.38
修正されたバグ
grandMA3 の Mode2
説明 |
grandMA3 compact 卓で Mode2 アプリケーションを再起動したとき、Mode Selector ポップアップが再表示されなかったのを修正。
|
バグフィックス Version 3.9.60.37
その他の機能強化
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータが改善されました。
- キューの静的コンテンツが変換されます。
- グローバルおよびユニバーサル・プリセットの値とタイミングが変換されます。プリセット内のエフェクト・データ、および値なしでタイミングだけを含むプリセットは、変換から除外されます。
- Effect プール内の選択的エフェクトは、プリセットプール22(All 2)に変換されます。このプール名前は Effects に変更されます。grandMA2 エフェクトのフォームは、Acceleration と Deceleration 値に変換されます。この場合、grandMA2 の単純な定義済みフォームだけが変換可能です。
Carallon ライブラリ v18.1 が追加されました。
修正されたバグ
説明 |
onPC ステーションのログイン画面で、他のすべての要素がロックされていても、GUIでフェーダを動かせていたのを修正。GUIのフェーダもロックされます。 |
複数のエンコーダを同時に頻繁に押すとソフトウェアがクラッシュする場合があったのを修正。 |
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータ
説明 |
変換されたグループ、プリセット、フィルタ、およびシーケンスの最初のフィクスチャが、グリッドのX軸で1に設定されていたのを修正。これらのフィクスチャは、座標 0/0/0 から始まるグリッドに配置されます。 |
ショーファイルを grandMA3 ショーファイルに変換する際に、空の Sequence プール・オブジェクトが通常のシーケンス・オブジェクトとして作成されていたのを修正。ショーファイルを変換しても、空の Sequence プール・オブジェクトは空のままです。 |
バグフィックス Version 3.9.60.28
その他の機能強化
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータが改善されました。
- シーケンス設定が変換されます。
- キュー(キュー番号のみ)とキューパート(名前とキューパートのタイミングのみ、プリセットタイプのタイミングは除く)が変換されます。
- チャンネル機能の変換が改善されました。grandMA2 では、チャンネル機能のノンリニアな物理特性が、チャンネルセットの物理値に記述されていました。これによってチャンネル機能の物理値範囲が無効になり、Readout が Natural や Physical のエンコーダで予期しない動作が生ずる可能性があります。変換が改善され、チャンネル機能が、チャンネルセットに応じた有効な物理値範囲を持つようになりました。
Carallon ライブラリ v17.3 が追加されました。
CITP サムネイル・エクスチェンジは、使用するフィクスチャのフィクスチャタイプに、選択されたイメージ・サブアトリビュートとライブラリ・サブアトリビュート間のモード依存性を求めるようになりました。
修正されたバグ
説明 |
CITP サムネイル・エクスチェンジによって追加されたフィクスチャのチャンネル機能が、0〜100の値範囲に設定されていたのを0〜255の範囲に修正しました。 |
grandMA3 の Mode2
説明 |
Mode2 で動作している grandMA3 full-size 卓でカスタム・セクションのレベルホイールが機能していなかったのを修正。レベルホイールで Program Time と Exec Time を変更できるようになりました。 |
タッチ画面が2つのデバイス(タッチ・デバイスとマウス・デバイス)として認識されていると、それをタッチ画面として正しく割り当てられなかったのを修正。 |
grandMA2 to grandMA3 Converter
説明 |
ショーファイルに選択的な埋め込みプリセットが保存されている場合、Save as grandMA3 によるショーファイル変換が失敗していたを修正。ただし、埋め込みプリセットはまだ変換されません。 |
バグフィックス Version 3.9.60.18
その他の機能強化
grandMA2 から grandMA3 へのコンバータが改善されました。
- ショーを grandMA3 として保存する際、エンコーダとDMXレベルでの Pan/Tilt 反転、およびフィクスチャの ReactToMaster 設定が変換されるようになりました。
- グループとワールドが、grandMA3 形式に変換されるようになりました。グループやワールドがアピアランスを持つ場合、それも grandMA3 のアピアランスに変換されます。複数のオブジェクトがアピアランスにまったく同じRGB色を使っている場合、1つの grandMA3 アピアランスだけが作成されます。このアピアランスは、変換されたすべての grandMA3 オブジェクトによって使用されます。
- プリセットの値とタイミングが変換されるようになりました。プリセット内のエフェクト・データや、値を含まないタイミングのみのプリセットは、変換から除外されます。
制限
・グローバルおよびユニバーサル・プリセットはまだ変換されません。
・埋め込みプリセットも、まだ変換されません。
sACN モードにおける grandMA2 xPorts nodes (Mode2 で動作中の grandMA3 xPorts nodes を含む) のマージ動作が改善されました。
- sACN 優先度が、第一の基準になりました。XLRポートごとに設定されたマージモードにかかわらず、最も高い優先度のものが出力されます。
- 2つ以上の sACN センダが同じ優先度(ネットワークで最高優先度でもある)で送信している場合、結果として出力される信号は設定されたモードによってマージされます。
- Off: 最初に検出されたセンダが出力されます。
- HTP: 最も高い値が出力されます。
- LTP: 最後に値を変更したセンダからの値が出力されます。
- LoTP: 最も低い値が出力されます。
ヒント
最高優先度の最後のセンダが無くなると、次の優先度のデータが出力されるまで、数十秒のタイムアウトが発生します。
修正されたバグ
説明 |
特別な状況で DMX シートを開くとソフトウェアがクラッシュする場合があったのを修正。 |
通常の Art-Net 領域にないIPアドレスにユニキャストで送信すると、送信先ポートが正しく設定されなかったのを修正。ユニキャストによる Art-Net 送信では、常にポート6454が使用されます。 |
SFTPで卓に接続すると、インストールされている他バージョンのユーザデータにアクセスできなかったのを修正。 |
xPort Nodes
説明 |
grandMA2 xPort nodes の TTL が1だけを使用していたのを修正。TTL は8に設定されました。 |
grandMA3 の Mode2
説明 |
grandMA3 full-size および light 卓で、Layout エンコーダバーの電卓を開いて Store Please と押すと、ソフトウェアがクラッシュする場合があるのを修正。 |
grandMA3 compact 卓で、Pause [大] が時々ちらつく場合があったのを修正。なお Pause が有効な場合、Pause [大] がオフからオンまで0.5秒の規則的パターンで点滅するようになりました。 |
DMXを Art-Net または sACN に変換し、Mode2 で動作している grandMA3 xPort Nodes を用いると、入力信号のフレームレートが30Hzを超え、入力が時々詰まる場合があるのを修正。 |
バグフィックス Version 3.9.60.4
修正されたバグおよび改善された機能
説明 |
シーケンスでキューをループする際(主にエンドレス・ループ)、ソフトウェアがフリーズする場合がある不具合を修正。 |
Setup メニューに重ねてシーケンス編集ポップアップを開いてから、コマンドラインで Setup キーワード実行すると、ソフトウェアがクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
Art-Net をユニキャストとして送信すると、System Monitor に不要なメッセージが多数表示されていたのを修正。 |
バグフィックス Version 3.9.60.3
修正されたバグおよび改善された機能
説明 |
キュー遷移中にキューのアピアランスを変更すると、フェードが中断されていたのを修正。 |
Setup - Patch only (Live) でライブパッチに移ってから、コマンドラインを用いて抜けた場合、コマンドラインのデスティネーションが Patch Only のままになっていたのを修正。CD Root または CD / コマンドで LiveSetup から抜けた場合、コマンドラインのデスティネーションも Patch Only から抜けます。 |
バグフィックス Version 3.9.60.2
修正されたバグおよび改善された機能
説明 |
Setup - MA Network Configuration - Network Switch で、グループ情報が表示されたときに Show Groups Info が強調表示されていなかったのを修正。 |
Art-Net Poll に対する応答で、入力ユニバースと出力ユニバースが入れ替わっていたのを修正。正しいユニバース情報を返すようになりました。 |
Art-Net Poll に対する応答で、BindIndex と BindIp が常に0になっていたのを修正。正しい BindIndex、BindIp 情報を返すようになりました。 |
少なくとも2つの異なるサブネットの一部だった1つの Art-Net 構成内でユニバースを送信すると、Art-Net Poll に対する応答でサブネットが増加していたのを修正。それらのユニバースに対する正しいサブネット情報を返すようになります。 |
Art-Net Poll に対する応答が、正しいネットワークを処理していなかったのを修正。 |
ショーのダウンロード中に、まだ受信されていないデータにアクセスしようとすると卓がクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
バグフィックス Version 3.9.51.2
修正されたバグおよび改善された機能
説明 |
ショーのダウンロード中にレイアウトが原因でクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
RDMフィクスチャの DEVICE_LABEL を変更して、新しい名前が古い名前の末尾1文字を短縮したものになった場合、RDM シートが更新されなかったのを修正。 |
マルチインスタンス・フィクスチャでクローン化すると卓がクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
ToFull や ToZero コマンドにキューモード・オプションを付けると動作してなかったのを修正。 |
grandMA2 onPC
説明 |
プラグインを実行すると onPC がクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
grandMA3 の Mode2
説明 |
パッチをHTMLファイルとしてエクスポートしたとき、選択されているドライブにファイルが作成されなかったのを修正。 |
バグフィックス Version 3.9.0.3
修正されたバグおよび改善された機能
grandMA2 onPC
説明 |
プラグインを実行すると onPC がクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
grandMA2 Version 3.9.0.1
概要
grandMA2 version 3.9 の最新リリースでは、照明エクスペリエンスを豊かにするいくつかの機能強化が行われています。
以下の簡単な説明を読み、詳しくは関連リンクを参照してください。
その他の機能強化
Carallon ライブラリ v16.0 を追加しました。
修正されたバグ
説明 |
卓を用いてセッションから抜けると、ユーザ変数が失われる可能性があったのを修正。 |
PSR メニューの2つの部分で、改行や文字揃えが異なっていたのを修正。 |
MIDIタイムコード(MTC)のフルフレーム・メッセージが卓によって認識されなかったのを修正。 |
全体のタイムが大きすぎると、Clock ウィンドウや Timecode プールに端数が表示されなかったのを修正。なお Timecode では、タイムが利用可能なスペースに収まる限り、すべての端数が表示されますが、そうでない場合は端数がカットされます。 |
Patch & Fixture Schedule にいるとき、Off メニューを切り替えると卓がクラッシュする不具合を修正。 |
タイムコード・イベントを Goto から Go に、またはその逆に変更すると、固定されたデスティネーションがすでに設定されている場合に Cue Destination ポップアップが開いてしまうのを修正。 |
Dynamic プリセット・プールで、別のプリセットタイプに切り替えたときに、サムネイルが常に更新されるとは限らなかったのを修正。 |
マルチタッチ画面を複数の指でタップして画面1に Add Window ダイアログを開くと、ダイアログが何度も開いてしまうのを修正。 |
古いアトリビュート定義を持つ旧バージョンのショーファイルを読み込むと卓がクラッシュする場合がある不具合を修正。古いショーファイルを読み込む際に、古いアトリビュート定義は正しく変換されます。 |
ショーのダウンロード中に PSR Initialize メニューを開くと卓がクラッシュする場合がある不具合を修正。 |
電卓や Fixture シートに、カラーホイールのサムネイル・プレビューが表示されなかったのを修正。 |
grandMA3 の Mode2
説明 |
Goto ポップアップや Load ポップアップで、画面エンコーダによってスクロールを行うと、フォーカスが現在のキューに戻ってしまう不具合を修正。 |
付記
MA Network Switch をv3.3以降のバージョンにダウングレードすると、設定が工場出荷時のデフォルトにリセットされます。ダウングレード前に設定をバックアップしておけば、後で復元できます。
複数キューを持つシーケンスでビットマップ・フィクスチャを用いると、ビットマップ・フィクスチャがプログラムされたすべてのキューで再生が再開されます。ビットマップのフィクスチャが複数キューを持つシーケンスで用いられている場合、それを単独のキュー・シーケンスでプログラミングし、キュー・リンクを持つマスター・シーケンス内でこれらのシーケンスを呼び出すことをお勧めします。
すべての種類のXMLファイルのインポートは、そのファイルが、同じまたはより古い grandMA2 バージョンからエクスポートされた場合にのみ可能です。
特定ワールドにいる間にそのワールドを編集した場合、その変更はユーザに適用されません。ワールドの変化を確認するには、別のワールドに移らなければなりません。
現在選択しているページを別のユーザが削除すると、現在のユーザによって選択されたページが無い状態になります。
RDM: grandma2 システムの2つ出力を1本のケーブルで接続すると、RDMに問題が生じる可能性があります。
grandMA2 Release v3.0.0.5 以前へのダウングレードでは、工場出荷時設定へのリセットが必要となります(フォーマットおよびインストール)。ダウングレードの前に、ショーファイルをバックアップしておいてください。
コマンド "store /remove" を入力したり、 [store][cue][2] と押してポップアップで [remove] を選んだりすると、何らかの値を持つフィクスチャに対するレイヤや、そのアトリビュートがプログラマ内でアクティブなエフェクト・レイヤのすべてを持つアトリビュート全体を削除します。値、値タイミング、または、保存されたエンコーダバーのボタンによって使われているエフェクトを削除する場合にのみ、フィルタリングできます。例えば個別のエフェクト・フェードのように、特定のレイヤだけを削除するには、これらのレイヤに対する電卓を開き、"remove" を選択してください。後からキューを更新する必要があります。あるいは、特定のレイヤを削除するために store /merge を用いなければなりません。
Layout View において投げ縄機能で複数フィクスチャを選択する場合、フィクスチャ・アイコン位置の小さな差を補間するために、スナップ・グリッド設定を考慮します。セレクション順は、常にスナップ・グリッドのセル内部から始まり、その後投げ縄機能で移動する方向にラインごとに作られます。
MA 2Port Node をアップデートできるようにするには、ネットワーク・スイッチのIGMPスヌーピング機能をオフにする必要があります。
grandMA1互換モードは、grandMA2 卓のソフトウェア3.0以降では対応していません。grandMA1互換モードが必要な場合は、grandMA2 卓と MA NPU のバージョンを v2.9.1.1 にダウングレードしてください。
8Port Node デバイスに対応するため、MA-Net2 プロトコルが変更されました。すべての MA デバイスは、v2.9 ソフトウェアの新しいネットワーク・ストリーミング・プロトコルを必要とします。相互に関連するバージョンの grandMA2 v2.9、2Port、4Port、8Port、NSP 4Port Node および NDP に一旦アップデートすると、古いネットワーク・ストリーミング・プロトコル(grandMA2 v2.8など) によるセッションでは動作しなくなります。MA 2Port Node または 4Port Node モードで動作している NSP の v2.8互換へのダウングレードは、grandMA1 v6.801 によってのみ可能です。他のすべてのデバイスのは、USBまたは Windows インストーラによってのみダウングレード可能です。
Exec Time は、エクゼキュータ・ボタンおよびエクゼキュータ・フェーダに対して使用できます。エクゼキュータの新しいオプション "Ignore Exec Time" が Assign メニューに追加されました。このオプションが有効な場合、参照しているエクゼキュータは、Exec Time Fader Timing の代わりに、それ自身のオフ・タイムを用います。grandMA2 v2.9.1 以前で保存されたショーファイルは、変換されます。すべてのフェーダ・エクゼキュータは、このオプションが無効になります。エクゼキュータ・オプションのデフォルトは、フェーダおよびボタン・エクゼキュータに対して有効です。
フィクスチャタイプのプリセット参照は、値のみを含みます。フィクスチャタイプのプリセット参照には、いかなるフェード、ディレイまたはエフェクト・データも付加できません。
ASCII ショーのインポートでは、Strand、Transtechnik および ADB ASCII ショーファイルに対応しています。
CITP センダ と CITP レシーバが同一コンピュータ上で動作している場合、CITP 接続はできません。
MA VPU のピクセルマッパーは、出力の解像度Xが8で割り切れる場合に、最も効果的に機能します。
Lua 5.3 は、grandMA2 v3.1 以降のバージョンで実装されています。LuaSocket は Lua 5.1 でのみ許可されます。したがって、LuaSocket のすべての機能が Lua 5.3 でサポートされるわけではありません。
以下の構文では、現在のページまたは現在のページ以外について、フェーダまたはボタンのみをオフできます。
- Off Executor 1 thru 100 - 現在のページのすべてのフェーダをオフにします。
- Off Executor 101 thru 240 - 現在のページのすべてのボタンをオフにします。
- Off Executor 1 thru 100 Page Thru - $faderpage - 現在のページ以外のすべてのフェーダをオフにします。
- Off Executor 101 thru 240 Page Thru - $buttonpage - 現在のページ以外のすべてのボタンをオフにします。
名前や番号による呼び出しに対応することで、コマンドラインでのエクゼキュータのアドレッシングが改善されました。これは、例えば、特定のエクゼキュータに再生コマンドの送るときや、特定のエクゼキュータ、シーケンスまたはキューへの保存の際に使用できます。以前の grandMA2 バージョンで保存されたショーファイルにあるすべてのキュー・リンクやマクロは、可能な限り変換されます。このバージョンでそれらのショーファイルを初めて読み込む際には、キュー・リンクやマクロを確認してください。キュー・リンクやマクロを修正する必要があるかもしれません。新規のマクロやキュー・リンクを作成したり、既存のものを編集したりする場合、以下のような新しい構文を使えます。
- Go Exec "exec name" - 現在のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "exec number" - 現在のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "*"."exec name" - すべてのページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "*"."exec number" - すべてのページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "page name"."exec name" - 特定のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "page name"."exec number" - 特定のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "page number"."exec name" - 指定した番号のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
- Go Exec "page number"."exec number" - 指定した番号のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
既知の制限
- Pan/Tilt オフセットは、物理的な制約があるため、フィクスチャタイプの規定されている値より高く設定しないでください。物理的範囲を超えた値を設定すると、grandMA2 と MA 3D の Stage View で正しく視覚化されない場合があります。
- 卓からのアクティブなディマー値は、MA VPU がカラー・アトリビュートに対する Merge Defaults を送る原因とはなりません。フィクスチャのディマーだけが卓にコントロールされている場合、予期せぬ出力の原因になるかもしれません。これを回避し、完全にコントロールするために、プログラマでカラー・アトリビュートを積極的に設定してください。あるいは、ピクセルマッパー出力より高い優先度に設定されたエクゼキュータに、カラー情報を保存してください。ピクセルマッパーの出力を再びアクティブにする場合、このエクゼキュータをオフにするのを忘れないでください。
- MA VPU アプリケーションのインストールまたはアップデート後の最初の起動時に、ライセンス許諾画面が表示されます。MA VPU アプリケーションは、ライセンス許諾に同意するまで開始されません。MA VPU Plus の場合、ライセンス許諾は内蔵タッチパネルに表示されます。また MA VPU basic や MA VPU light の場合、ライセンス許諾は1番目の外部DVI出力に表示されますので、あらかじめディスプレイとマウスが接続されていることを確認してください。
- MA 2Ports Version 1.77 以降では、Ma-Net1 はサポートされません。
- MA onPC Command Wing のDMX入力は、ポート "DMX In" および "DMX out A" のみ対応しています。"DMX out B" は、DMX出力としてのみ使用可能です。
- grandMA2 v2.7.x で保存されたショー・ファイルを、grandMA2 v2.9.x で初めて読み込む前に、自作したフィクスチャタイプのアトリビュート Colormix4、5 および Colordim4、5 は、カラー仕様を満たすために、手動で修正しなければなりません。Amber は Colormix 4 invert または Colordim 4 without invert に、White は Colormix 5 invert または Colordim 5 without invert に変更する必要があります。そうしないと、v2.9 でショー・ファイルを読み込んだときに、これらのフィクスチャタイプのカラー情報が失われます。
- ColorDim/ColorMix に対するフィーチャ名が MixColor に変更されました。これらのフィーチャ名を使っているマクロが修正されました。
- v2.8.x で保存されたショー・ファイルを、v2.9 で初めて読み込む際の既知の制限。
- grandMA2 ソフトウェアで、特殊マスターのデータ構造が新しくなりました。
- すべての特殊マスターのカスタム・ラベルは、MA のデフォルトにリセットされます。
- 100mmフェーダの割り当ては、デフォルトにリセットされます。
- 特殊マスターを参照しているマクロは、特殊マスターの新しい名前と番号に合わせる必要があります。
- 相対値を参照しているマクロは、相対/絶対に新しい構文に従って修正する必要があります。
- v2.8以前でUSBドライブにエクスポートされたユーザプロファイルを grandMA2 v2.9 でインポートするには、importexport フォルダから user_profile フォルダへ手動で移動しておく必要があります。
- grandMA2 v2.9 と互換性をとるために、MA 4Port および MA 8Port Node は v1.0.9 以降にアップデートする必要があります。また MA 2Port Node は、v1.77 以降にアップデートする必要があります。
- フィクスチャのチャンネルセットのラベルは、電卓で表示・利用可能にするためには、一意的でなければなりません。例えば、Shutter アトリビュートのチャンネルセットが closed、open、open、open… の場合、電卓には、1つの open だけが表示されます。チャンネルセットのラベルを closed、open、open(2)、open(3)… というように変更すれば、すべてのチャンネルセットが電卓で表示されます。
- 天文的な時刻は、常に標準タイムゾーンに従って計算されます。Agenda で Sunset、Dusk、Dawn および Sunrise を用いる場合、サマータイムは認識されず、また手動による調整もできません
- ビットマップ・フィクスチャは、物理的パラメータに対してのみ適用されます。仮想ディマーなどの仮想パラメータやXYZアトリビュートには対応していません。