リリースノート - Version 2.3

Version 2.3 - 2011-06-2 リリース

重要
  • grandMA2 のリリースバージョン2.3へのアップデートによって、値とエフェクト値が分離されました。そのために、古いショーファイルは、100%の互換性を持たないかもしれません。新しいバージョンで実際に使用する前にショーファイルを調べてください。
  • dimMAシステムをバージョン6.x未満のものからアップデートしたい場合は、MAのディーラーか、あるいはMAに直接連絡して、アップデート情報を得てください。dimMAソリューションへの接続にgrandMA2を使用している場合は、連絡してください。卓のアップデートにはNDPのアップデートが必要です。また逆の場合も同様です。
  • onPC および 3D の現バージョンには、少なくとも Windows XP® Service Pack 3 が必要です。また Microsoft® .NET Framework (4.0)がインストールされている必要があります。

主な概要

 

Version 2.3.0.3 - 2011-06-27 リリース

新機能の詳細

 

バグフィックスおよび改善された機能

バグフィックス 2.3.1.1 - 2011-07-27 リリース

付記

シーケンスにおける 'Speed' と 'Rate' の使い方
  1. シーケンス・エクゼキュータに割り当てられたレート・フェーダやシーケンス・プレイバック・バーのレート・エンコーダによって、すべてのキュー・フェードタイムを、それらにプログラムされているタイミングに対して変更できます(Rate > 1 ならより速く、Rate < 1 ならより遅く)。Assign メニューで "Effect Speed" オプションが有効な場合、レート・フェーダは、キューに保存されているエフェクトのスピードも変更します。エクゼキュータをオフにすると、レート・フェーダはそのデフォルト値(1:1)に戻ります。エクゼキュータを再びオンにする前に、新しいレート値を設定できます。
  2. シーケンス・エクゼキュータに割り当てられているスピード・フェーダは、このキューに保存されているエフェクトのスピードにのみ関連します。シーケンス・エクゼキュータがチェイサーとして動作している場合、スピード・フェーダはチェイサーのスピードも制御します。シーケンスのエクゼキュータをオフにすると、スピード・フェーダはデフォルト値(60BPM/1Hz/1sec)に戻ります。シーケンス・エクゼキュータがチェイサーとして動作している場合、スピード・フェーダはデフォルトに戻りません。
  3. 結果として、レート・フェーダとスピード・フェーダがシーケンス・エクゼキュータに割り当てられている場合、レート・フェーダはキュー間のフェードタイムを、またスピード・フェーダはエフェクトを管理します(Assign メニュー内の "Effect speed" オプションがオフの場合)。
  4. 個別レートおよびスピード・フェーダの代わりにレート・マスターとスピード・マスターを割り当てた場合、エクゼキュータをオフにした際にデフォルトにリセットされることを除いては、それらに違いはありません。
キューのレイヤやアトリビュート削除に関する注意

"store /remove" コマンド、あるいは [store][cue][2] を押しポップアップで [remove] を選択すると、何らかの値を持つフィクスチャに対するすべてのレイヤ、あるいはプログラマでアクティブなアトリビュートのエフェクト・レイヤを持つアトリビュート全体を削除します。保存されたエンコーダバーのボタンを用いることによって、値、値タイミングまたはエフェクトを削除することだけをフィルタリングできます。 例えば 個別のエフェクト・フェードなど、特定のレイヤだけを削除するには、これらのレイヤに対する電卓を開き、"remove" を選択してください。その後で、キューを更新する必要があります。あるいは、特定のレイヤを削除するために store /merge を用いなければなりません。

既知の制限