リリースノート - Version 2.6
このトピックの目次
リリースノート - Version 2.6.1 - 2012-07-27 リリース
バグフィックス・リリース - Version 2.6.1
リリース - Version 2.6.0
バグフィックスおよび改善された機能
付記
既知の制限
リリースノート - Version 2.6.1 - 2012-07-27 リリース
重要
dimMAシステムをバージョン6.x未満のものからアップデートしたい場合は、MAのディーラーか、あるいはMAに直接連絡して、アップデート情報を得てください。dimMAソリューションへの接続にgrandMA2を使用している場合は、連絡してください。卓のアップデートにはNDPのアップデートが必要です。また逆の場合も同様です。
onPC および 3D の現バージョンには、少なくとも Windows® XP Service Pack 3 が必要です。また Microsoft® .NET Framework (4.0)がインストールされている必要があります。
v2.5.70 では、エフェクトのデフォルト・スピードとエフェクト行のレートは、行毎の単独スピードになりました。したがって、以前のショーファイルは、100%の互換性を持たないかもしれません。ショーファイルを実際に使う前に、新バージョンでチェックしてください。
バグフィックス・リリース - Version 2.6.1
バグフィックスおよび改善された機能
Release 値と組み合わせた Move In Black の不具合を修正。
Fixture シートにおいて、フィクスチャがこのフィーチャのアトリビュートを1つだけしか用いてない場合、フィーチャ欄の中央に値が表示されないようになりました。
Sequence Executor シートの行分割は、狭いシートでも描かれます。
Tracking シートにおいて、投げ縄機能で複数選択された値を削除するとクラッシュする場合がある不具合を修正。
DMXシートの Link Encoders オプションが有効な場合、DMX Tester エンコーダバーのユニバース・エンコーダは、選択されているユニバースにしたがいます。
Layout ビューでのフィルタ呼び出しが修正されました。
モニタ画面1で、特殊ダイアログ、Setup または Backup ビューを閉じる際に、Xキーは、以前のモードに自動的に戻ります。
Shaper ダイアログにおける POV の不具合を修正。
Color 特殊ダイアログで複数回タッチするとクラッシュする場合がある不具合を修正。
Executor X at Y Fade Z コマンドを用いて XFade エンコーダをフェードしても卓がクラッシュしないようになりました。
2つのLocateコマンドを含むマクロが、待ち時間なしに実行されたときにクラッシュする不具合を修正。
Setup /? でクラッシュする不具合を修正。
アトリビュートの無いフィクスチャを編集するとクラッシュする不具合を修正。
同じ波形を編集しているときに、Form プールで波形を削除するとクラッシュする不具合を修正。
ネットワーク・ケーブルが何も接続されていない場合、2Port Network Configuration で Identify ボタン押したときにクラッシュする不具合を修正。
View プールの No Symbol 設定がショーファイルに保存されます。
Crazy Effect ダイアログで、Center/Size、Low/High、電卓、表記の不具合を修正。
アトリビュートの解除/選択時の Edit Effect ボタンの有効/無効が改善されました。
Artnet 2 の実装が改善されました。Artnet 2 のネットワーク・プロトコルは、最大2台の Artnet 2 レシーバにユニキャストで送出します。2台より多くのレシーバが特定のユニバースを要求している場合、このユニバースはブロードキャストで送られます。
リリース - Version 2.6.0
新機能
プレイバック
フェーダが0%に戻ると、クロスフェードは中断されます。
プール
"Move" ボタンがオンになっている間、プール・オブジェクトを移動できます(grandMA シリーズ1と同様)。
プールに新しいコマンド "Insert" ("Move" ボタン2回押し)。
シート
Fixture、Channel、Tracking および Content シート: オプション・メニューの "Hide Empty Cells" によって、空のセルを隠すことができます。
Sequence ビュー/ オプション・メニューに新しいボタン: "Hide Timing Countdown"。 有効な場合、キューのタイミング・カウントダウンではなく、絶対値が表示されます。
Track シート: トラッキング・オプションでプリセットを交換したり、プリセットでアトリビュートの値を交換したりできます。利用可能なプリセットは、電卓においてプリセット番号で表示されます。トラッキング・オプション・ポップアップのデスティネーション・ボタンも、プリセットの交換に有効です。
ユーザ・オプション(setup/user/window settings/preset)に新しい機能 -> "Reset all preset pool colors"
Running Effect ビュー: 新しいボタン: "Follow Selection"。これは、現在のセレクションが、"Release Mode" または "Stomp Mode" で考慮されるかを決めます。オフの場合、Release/Stomp は、フィクスチャ・セレクションに関係なく、エフェクトのすべてのフィクスチャに対して実行されます。
View プール: 新オプション: Symbols / No symbols : 画面内容が表示されます。ビューに含まれているモニタが1つの場合にのみ可能です。
アジェンダ: エンコーダを押すと、エントリーをより簡単に編集できる新しい電卓が出ます。
Profile エディタ: パーセントまたは10進値によるスケール変換。
Mini Exec Dialog で、エクゼキュータがロックされた場合、小さなExecシートの番号が、シーケンス番号と同様に赤表示されます。
MATricks Load predefined は、predefined.xml に保存されているすべての定義済み MATricks へのアクセスを提供します。
Live effect バー(Quick & dirty Encoderbar): "Off effect"、"release effect" および "stomp effect" ボタンが追加されました。
DMX ビュー: タイトルバーに新しいボタン: "Only Selected"。有効な場合、DMXユニバースのみがパッチされ、現在セレクトされているフィクスチャが表示されます。
MAtricks プールの最初のオブジェクトが "Reset" になりました(MAtricks)。
MAtricks エンコーダバー: Circular Copy、Shuffle Selection ボタンを追加。
Edit Effect メニュー: 新しいボタン "Predefined"。定義済みテンプレート・エフェクトを読み込むことができます(インポート機能と同様)。ショーファイルに存在しないアトリビュートに対応するエフェクトは、NONE に設定されます。
Form Editor および DMX Editor: Table モードでは、ポイントのインデックスを表示するために、行ごとに個別なインデックス欄があります。
エフェクト行のプリセットが、プリセット番号と名前の2行で表示されるようになりました。
タイミングだけを含んでいるプリセットは、選択的、グローバルおよびユニバーサルに対する表示をします。
Effect Editor と Effect Special Dialog: ("Low value" / "High Value" または "Center" / "Size" 欄を変更する) "Value Readout" ボタンの選択肢に "Auto" を追加。"Auto" が選択されていると、相対あるいは絶対エフェクトを編集しているかによって、欄が変化します。
画面1または2で開くことに限定されていたメニューが、画面選択ポップアップによって、利用可能なすべての画面で開けるようになりました。
Store および Off メニューは、画面選択ポップアップを用いて、どの画面でも開けます。
エンコーダ・ハードキーのオプションに新しいボタン "switch dialogues to default screen"。このオプションは、すべてのダイアログをそれらのデフォルト画面に戻します。
コマンドライン
Move コマンドが有効な間は、プールでビューボタンが押されても、Move コマンドが中断されません。
チェイサーのランダムは、(grandMA1 のように)完全なランダムではなく "lighting random" です。これは、直接続く2つのキューが再生されるのが避けられていることを意味します。
卓で利用している Effect/Preset/Forms を削除しようとすると、取り消しできないこと知らせる警告が出ます。要素は復元されますが、シーケンス・リストへのリンクは失われます。
新しいボタン操作: "MA+At+4" (例えば番号が4の場合) Stomp presetype colour を意味します。
新しいボタン操作: <<< を3回押すと、エクゼキュータのマスターフェーダがゼロに、>>> を3回押すとフルになります。
Playbacks が4つのセクションに分割されました: value / value timing / effect / effect timing。例: ディマー値と個別ディマー・フェードタイムを持つフィクスチャがシーケンスから再生される場合、プログラマでフェードタイムだけを有効にできるようになりました。
Store オプションの "status merge" と "prog." を組み合わせると、プリセット・リンクをオーバーテイクします。"status merge" と "output" の組み合わせでは、そうなりません。
マルチパッチの最大数が1024に増えました(以前は15)。
"At", "Stomp" および "Release" に新しいオプション: "/IgnoreSelection" (短縮形 "/is")。例えば、コマンド "Stomp Presettype Dimmer /is" は、現在のセレクションを考慮しません。
PresetType への新しいハードキー・アクセス: MA + Preset。
Goto Cue X は、エクゼキュータやシーケンスの範囲で動作します。
Assign メニューの "Auto Stomp" が、Temp フェーダや Temp ボタンに対して動作するようになりました。注意; "Auto stomp" は、他のシーケンスからのエフェクトだけを参照します。
コマンド "fixture x at cue y" が、フィルタに従うようになりました。
コマンドラインによる Setting Effect Speeds が BPM で動作するようになりました。例: "Assign Effect x /Speed=y"。
DMX入力によるリモート(Setup/ Remote Inputs Setup/ DMX Remotes); エクゼキュータ、マクロおよびハードキーは、約128(以前は255)の値によってトリガーされます(grandMA シリーズと同様) 。
store を長押ししても、すでにアクティブな store は中断されません。
3Dカメラの Import Export は、カメラの名前や回転に従います。
AT フィルタによって、特定のアトリビュートに多次元波形を適用できます。プリセットタイプを選択し、リンク・オプションを "link feature" に設定し、Form プールで波形を選んでください。AT フィルタによって、この波形が適用されるべきではないすべてのアトリビュートを選択できます。
新しいコマンドライン・アクセス: Artnet input on/off. sACN on/off
コマンド DMX at full および DMX at 0 は、"please" なしで実行されます。
OFF fixture thru や Off selection が、プログラム・タイムを用いるようになりました。"OFF fixture thru fade x" や "OFF selection fade y" もタイムに従います。
新コマンド: RESETDMXSELECTION: DMX Tester でセレクションをリセットします。
"Mask" への新しいハードキー・アクセス: MA + Group Group
Setup
フィクスチャタイプの作成・変更: Colordim アトリビュートは、実際のディマーでフィクスチャタイプとして動作します。
Colordim アトリビュートを17に拡張: "COLORDIM1" = red "COLORDIM2" = green. "COLORDIM3" = blue."COLORDIM4" = amber. "COLORDIM5" = white."COLORDIM6" = warm white"COLORDIM7" = cool white"COLORDIM8" = orange"COLORDIM9" = red orange"COLORDIM10" = purple"COLORDIM11" = indigo"COLORDIM12" = cyan"COLORDIM13" = magenta"COLORDIM14" = yellow"COLORDIM15" = uv"COLORDIM16" = green cyan"COLORDIM17" = medium white
carallon lib 8.2 でゴボが更新されました。
onPC
grandMA2 onPC 外部モニタ: 800x480 が可能。
grandMA2 onPC command wing の DMX-In 対応が実装されました。
バグフィックスおよび改善された機能
ビットマップ・エフェクトは仮想フェード・マスターに従います。タイムのオン・オフ切り替えは、エクゼキュータ・マスターのモータ動作なしに働きます。
マクロやビューを呼び出しても、コマンド・フィルタがリセットされないようになりました。
Effect option bounce: Attack や Decay 値が設定されていても、PWM は動作します。
Stage View が閉じたときに、setup mode エンコーダバーが閉じるようになりまた。Stage view、Layout view、Timecode、Agenda、DMX patching address ダイアログで修正。
Tempフェーダが実行されると、エクゼキュータは、"off on overwritten" オプションによって他のものから上書きされます。このTempフェーダは、再実行されることなしに、ゼロへとプッシュされます。
プリセットを用いる選択的エフェクトは、プリセットの更新時に更新されます。
off presetype x はプログラム・タイムを考慮します。
キューが編集やブラインドで更新された場合、直ちにではなく、再びキューを呼び出すことで実行されます。
Tempフェーダが記録されたタイムコード・ショーは、Tempフェーダの別の開始位置で同じに見えます。
Layout View、Smart View、Clock、Agenda、Encoderbar、CMD Line、CMD Section、Help View、Info View、Groupmaster View、running Effect View、Stage View、System Monitor View などにおいて、"Delete" ボタンを押してからタイトルバーをクリックすると、画面が削除されるようになりました。
Setup/ Full および Live アクセスでフィクスチャまたはチャンネルIDによるレイヤのソートが、正しく行われるようになりました。
Action ボタンビューの固定エクゼキュータは、オプション・メニューで "Button Page floating" が有効な場合にのみ表示されます。"select page" オプションによって、エクゼキュータ上に存在するリンクが表示されます。
OFF タイムを用いているエクゼキュータをオフにすると、Autofix がクリアされます。
エフェクトの Abs/Rel モードを切り替えても、size 値が変化しないようになりました。
"Extract" コマンドは、通常のデフォルト値でデフォルトのリンク値を抽出します。
エクゼキュータが "empty" に割り当てられている場合、Selfix は実行されません。
full setup に移った後も、Layout ビューは内部の配置データを忘れないようになりました。
エクゼキュータを編集している場合、フォーカスは現在のキューにとどまっています。
cuePart>0 で選択を解除したときも、投げ縄機能によるキューのリナンバーは動作するようになりました。
スクロールされた Fixture シートをビューとして保存した場合、マスクのオン・オフにかかわらず、その位置が保存されます。
Edit や Assign ポップアップ、あるいは Off メニューが開いていても、X-キー上のエクゼキュータは使用可能です。
Form Editor: Graphic モードから Table モードへあるいはその逆へ変更した場合、フォーカスは、現在選択されているグラフとポイントに設定されます。
エフェクトのアサートに関する不具合を修正しました。ノントラッキング・シーケンスにおけるエフェクトの進行は、常にその進行をアサートします。
PathPortの不正なユニバース数によって卓がクラッシュしないようになりました。
エフェクト行を追加した際に Oops をしても卓がクラッシュしないようになりました。
タイムコード・ショーに対する Import/Export: すべてのデータがエクスポートされます。
Pool playback effects: ネットワークの不具合を修正。
Track Option: エンコーダ・グルーピングの Block/Unblock…。
デフォルトとして選択されるプリセットタイプは Dimmer です。
コマンド "goto cue x sequence y" が動作するようになりました(エクゼキュータに割り当てられるべきシーケンスなしに(プール再生))。
Smart ビューから呼び出された値に対する Oops が機能するようになりました。
Effect Editor: 列で、アトリビュートに Low または High プリセットを割り当てている場合、それらは番号順で一覧表示されます。
有効な Highlight または Solo は、ブラインドまたはプレビュー・プログラマに適用されません。
コマンド "Executor 1 at full" が正しく動作するようになりました。
エフェクトについてのPSRが動作するようになりました。
Ultra-Light + Wing で、Wing の最初のモータ駆動フェーダに関する不具合が修正されました(チャンネル・フェーダ・モード)。
Crazy Effect ダイアログの speed group ポップアップによってスピード・グループが変更されたとき、間違ったスピード・グループが割り当てられないようになりました。
Timecode editor を用いてタイムコード・イベントを手動で追加しても、接続されている他の卓に予期しないイベントができないようになりました。
Mini Exec Dialog で priority の矢印に関するGUIの問題が修正されました。
セッションのマスターが失われると、現在動作中のシーケンスが正しい順序で再計算されます。
onPC X-キー にビューのサムネイル表示: 画面1のビューを onPC のX-キーで保存している場合、ビューのサムネイルが元の色で表示されます。
onPC インストーラが、スタートメニューにショー・フォルダへのリンクを追加します。
onPC のみ: キーボードの Enter キーで、"Patch new layer" ポップアップが開きます。
onPC のみ: onPC Command Wing を切断して再接続した際にクラッシュする不具合を修正。
onPC: 画面を切り替えた際にコマンド・オーバーレイが自動的に閉じられても、コマンドライン上の非表示コマンドがそのまま残らないようになりました。
onPC2がまだ動作しているときに、ウィンドウがロックし解除されると、onPC がフリーズする不具合が修正されました。
onPC のスケーリングの不具合が修正されました。オーバーレイは、スケーリングされている onPC でマウスによって操作できます。
付記
コマンド "store /remove"、あるいは [store][cue][2] と押してポップアップで [remove] を選ぶと、何らかの値を持つフィクスチャに対するレイヤや、そのアトリビュートがプログラマ内でアクティブなエフェクト・レイヤのすべてを持つアトリビュート全体を削除します。値、値タイミング、または、保存されたエンコーダバーのボタンによって使われているエフェクトを削除する場合にのみ、フィルタリングできます。例えば個別のエフェクト・フェードのように、特定のレイヤだけを削除するには、これらのレイヤに対する電卓を開き、"remove" を選択してください。後からキューを更新する必要があります。あるいは、特定のレイヤを削除するために store/merge を用いなければなりません。
Layout View において投げ縄機能で複数フィクスチャを選択する場合、フィクスチャアイコン位置の小さな差を補間するために、スナップ・グリッド設定を考慮します。セレクション順は、常にスナップ・グリッドのセル内部から始まり、その後投げ縄機能で移動する方向にラインごとに作られます。
grandMA2 のリリースバージョン2.3で、値とエフェクト値が分離されました。そのために、古いショーファイルは、100%の互換性を持たないかもしれません。新しいバージョンで実際に使用する前にショーファイルを調べてください。
既知の制限
バージョン2.2以前からのショーファイル変換: キューが編集されていて、プールにおけるエフェクトのデフォルト・スピードが60BMPではない場合、キューに保存された選択的エフェクトのスピードは、プログラマへ正しくもたらされません。
ASCIIショー・インポートが対応しているのは Strand ASCII ショーファイルのみです。