リリースノート - Version 3.0

リリースノート - Version 3.0

grandMA2 - version 3.0.0.5

主な概要

• Layout View の改善
• プールの Sheet Style モード
• Timer Pool の Countdowns および Stopwatches
• Message Center
• Search および Replace
• 色見本によるカラー・プリセットの自動作成
• ネットワークのトラブルシューティング・ツール
• キューやプール・オブジェクトごとの個別色
• Dynamic プリセット・プール
• プリセットの自動命名
• 名前でオブジェクト呼び出す場合の、拡張されたコマンドライン対応
• grandMA2、MA 3D および MA VPU における CITP MSEX ビデオ・ストリーミング
• インストーラ・ファイル名とバージョン番号の統一

バグフィックス・リリース - Version 3.0.0.5

• 修正 - 起動時に、最大化されていたウィンドウを復元。
• 修正 - MA onPC command wings における grandMA2 onPC DCリモートコントロール入力
• 修正 - DMX シートでクラッシュの可能性。
• 修正 - High End Systems Showbeam、High End Systems Showgun および Martin Mac Aura の Fixture Type Module の視覚化。
• 修正 - 同一卓でキュー番号を編集しているときに User1 X-キーを押すとクラッシュ。
• MA 2Port WM および MA 4Port WM に対応。

バグフィックス・リリース - Version 3.0.0.4

• 修正 - Clone ダイアログで Clone コマンドを2度実行するとクラッシュ。
• 修正 - grandMA2 replay unit (RPU) の内部画面を外部ディスプレイにマッピングするとクラッシュ。
• 修正 - 外部キーボードの Escape を押すと、MA RPU の画面が再起動までブラックアウトになる。
• 修正 - Playback ウィンドウのチャンネルページのフェーダ値表示。
• 修正 - スクリーン・セーバーが終了したとき、15.4インチ・ディスプレイのバックライト設定を復帰。
• 修正 - エフェクト編集時に Effect プールの表示をリフレッシュ。
• 修正 - 以前の grandMA2 バージョンで保存されたショーファイルを読み込んだとき、一部のユーザプロファイルに対して、Sheet Style モードのプール画面が誤ってアクティブになってしまう。
• grandMA2 onPC command wing および grandMA2 onPC fader wing で、ボタンの接点バウンス抑制が改善されました。

リリース - Version 3.0.0.2

新機能の詳細

• Layout View

  • Layout View の Setup モードのエンコーダバーに、新しい "Edit selected" ボタン。
  • 新しいシンボル機能の設定:
    • "with dimmer" は、現在のディマー値に従ってカラーとゴボを表示します。
    • "Always" では、現在のディマー値にかかわらず、カラーとゴボを表示します。ディマー値は、ディマー・バーまたはディマー値によって別表示されます。
  • 1つのレイアウト内に同じフィクスチャの項目を複数持つことはできないため、1つの項目のフィクスチャIDを、同じレイアウト内にすでに存在している他のフィクスチャIDに変更しようとすると、ユーザに対して警告のポップアップが出ます。
  • プール・プレイバック(シーケンス、エフェクト)可能なオブジェクトに対するダイレクト・アクションの対応が追加されました。
  • 動作中のプール・プレイバックは、レイアウトに割り当てられている場合、Layout View 内に小エクゼキュータ・アイコンとして表示されます。
  • Layout View に Sheet Cue Color 設定が追加されました。ユーザは、現ユーザのプレイバックのキュー・カラーだけか、あるいは、動作中のすべてのプレイバックのキュー・カラーを表示するかを選べます。
  • Edit layout object ダイアログにおいて、"Please" ハードキーは、"Add text"、"ID" および "confirm" ボタンへとフォーカスの移動するのに使えます。
  • レイアウト・オブジェクトの背景、境界および文字色のエディタの "reset color" ボタンで、背景色を透明に、テキストおよび境界色を白にリセットできます。
  • Layout View のテキスト・オブジェクトに対して、編集可能な境界色が追加されました。
  • 複数の画像ファイルを、Image プールへ同時にインポートできます。
• Stage View での投げ縄選択は、選択順を考慮します。
• Stage view に "Follow mask" ボタンが追加されました。

• プール

  • コマンドラインでコマンド "Appearance" (Assign キー×3) を用いることで、プール・オブジェクトごとに枠色を変更できます。　例: "Appearance Cue 1" と入力し、ポップアップから色を選択。　Appearance コマンドで使えるパラメータは、"r" (赤)、"g" (緑)、"b" (青) または "h" (色相)、"s" (彩度)、"br" (明度)です。色相の値範囲は 0〜360、他のパラメータは 0〜100 です。　例: Appearance Cue 1 /h=180 /s=95 /br=100
  • プールのオプションに "Reset Colors" ボタンが追加されました。そのプール内の全オブジェクトの個別枠色を削除します。
  • 枠色は、他のオブジェクトからコピーできます。　例: "Appearance group 10 through 15 at group 5" は、グループ5の枠色をグループ10〜15にコピーします。
  • すべてのプールに、従来の Icon モードに加え、Sheet Style モードが追加されました。
  • Sheet Style モードのプールでは、空のプール項目の表示/非表示を切り替えられます。
  • 'CLI' または 'Timing' オプションが無効な場合、すべてのMacroプールの要素に、赤色の特別なシンボル 'C' や 'T' が表示されます。

• Clock および Timer

  • Stopwatch および Countdown 機能を含む Timer プールが実装されました。
  • Stopwatch
    • Stopwatch の単位(Time Unit)を選択できます。
    • Stopwatch のストップ後のスタートを、継続かゼロからの再スタートにするかを設定できます。
    • リンクされている場合、そのエクゼキュータの GO、GOTO および TOP コマンドで Stopwatch がスタートします。
  • Countdown
    • Countdown 機能が有効な場合、(Stopwatch の設定に加えて)以下のような設定を利用できます。
    • Countdown Time は、1秒から24時間までの任意のタイムに設定できます。
    • Alert Duration は、ポップアップをどれくらいの間表示するかを設定します。ゼロは、確認を行うまで、他のタイミングによってポップアップが自動的に閉じられることがないことを意味します。
    • カウントダウン終了時に、ポップアップ表示に加えて、アラーム音を鳴らすことも可能です。
    • Alert Range は、Local(1つステーションにのみ通知) または Global(セッション全体に通知)が選べます。Countdown のアラーム音が鳴るようにするには、Special Master Sound out をゼロより大きいレベルに設定してください。
  • コマンド "Load from default" は、現在のユーザプロファイルからデフォルトを読み込みます。コマンド "Save to default" は、現在の設定をデフォルトとして現在のユーザプロファイルに保存します。
  • Timer プールのオブジェクトは、タイマーの現在タイムを表示します。S は Stopwatch を、C は Countdown を表します。また G はグローバル、L はローカルなアラートを表します。
  • コマンドラインのコマンド GO、PAUSE、TOP および OFF Timer x によって、タイマーの開始、停止、リセット、オフを行えます。
  • タイマーは、エクゼキュータ、X-キーまたはビューボタンに割り当てることができます。
  • 構文 "Assign fade $timer1 cue 1 please" を用いたり、ボタンで "Assign Time TimerPoolObject Cue 1 Please" と押したりすることによって、現在のタイマーのタイムを、キューのタイミングとして割り当てることができます。
  • 実行中のすべてのタイマーは Off メニューに一覧表示されます。
  • timer キーワードには、ハードキーの MA + Macro でアクセスできます。
  • Clock ウィンドウの追加機能。
    • 日付表示が追加されました。
    • 時刻と日付のフォーマットを追加。
    • 世界時計に対して調整可能なタイムオフセット。
    • システムタイムに加えて、SMPTE および MIDI タイムコード、タイマーも表示できるようになりました。Clock は、選択設定によって任意のタイマーにリンクさせることができます。

• Message Center

  grandMA2 Message Center では、状態や警告、警報についての概要および履歴を確認できます。

  • コマンドライン右側の状態アイコンは、現在アクティブな警告や警報を表示します。これらのアイコンの大部分は、Message Center のオプション・メニューによって非表示できます。オプション・メニューを開くには、Message Center のタイトルバーにある黄色ボタンにタッチしてください。なお、停電などの重大な警報については、非表示にできません。
  • 非表示になっているものも含め、現在有効なすべての状態シンボルは、MA ハードキーが押されている間表示されます。
  • Message Center の概要には、コマンドラインの任意のアイコンを押すことでアクセスできます。
  • Message Center では、現在有効なすべてのシンボルについて、それらの説明、確認できる詳細メッセージの数が一覧表示されます。"Show All" ボタンでは、確認可能なすべてのシンボルについて、説明、最近および保存されているメッセージ数が一覧表示されます。
  • Message Center で一覧の任意の行をタッチすると、その項目についての詳細なメッセージ履歴が開きます。
  • すべての Message Center メッセージは、コマンドラインからアクセスおよびエクスポートが可能です。"List messages" コマンドでは、すべてのメッセージが Commandline Feedback に一覧表示されます。また "Export messages" では、すべてのメッセージが XML ファイルにエクスポートされます。構文は、条件で絞り込むことができます。例えば、"List Messages /condition=type='alert'" では、すべての alert メッセージだけが一覧表示されます。
  • メッセージのエクスポートには、スタイルシートが付加されています。エクスポートされた messages.xml を、Internet Explorer、Safari または firefox などのブラウザで読み込むと、ソート可能なメッセージ一覧が表示されます。メッセージがエクスポートされる際に、USBドライブには、スタイルシートを含む style フォルダが自動的にコピーされます。

• Search および Replace

  Search および Replace 機能は、フィクスチャ、プリセット、値…などを検索したり、それらを他のフィクスチャ、プリセット、値…などで置換したりするために用いられます。

  • SEARCH search_for_object [[AT] search_values] [IF search_in_object]

    • 以下の例のように、search_for_object には、検索したい任意の種類のオブジェクトを指定できます。
      • Fixture 1 thru 5
      • Attribute "PAN"
      • Fixture 2 Attribute "PAN" + "TILT"
      • Preset 4.1
      • Sequence 3
    • search_values には、以下のような指定ができます。
      • Value 10 thru 20
      • Fade 3 Thru 10
      • Delay 15
    • search_in_objects には、調べたい任意の種類のオブジェクトを指定できます。
      • Sequence 2
      • Executor 1 thru 30
      • Preset 0.1 thru 0.100 ..組み込みプリセットまたは特定の値を含むプリセットを検索。
      • Preset 4.1
      • Sequence 3
    プリセットおよびエフェクトの検索は、このプリセットやエフェクトを、プリセット、キュー、およびエフェクトで使っているフィクスチャの検索であることに注意してください。このプリセットやエフェクトの値を検索するわけではありません。
  • 例:
    • "Search Fixture 1" - フィクスチャ1の任意のアトリビュートを含むすべてのオブジェクトを一覧表示します。
    • "Search Effect 10 If Sequence Thru" - エフェクト10を参照しているすべてのシーケンスとキューを一覧表示します。
    • "Search Fixture Thru At Fade 10 Thru 20 if Sequence Thru" - 10〜20秒の個別フェードタイムを含むすべてのシーケンスとキューを一覧表示します。
  • 例えば、特定の色が保存されているすべてのフィクスチャを検索する場合、検索結果を、次の検索に対するフィルタとして用いることができます。
    • "Search Fixture Thru Attribute "ColorRGB1" At 100 If Sequence Thru" - アトリビュート Red が 100 になっているすべてのフィクスチャが見つかります。
    • "Search Fixture Thru Attribute "ColorRGB2" At 0 If Searchresult" - アトリビュート Red が 100 、かつ Green が 0 になっているすべてのフィクスチャが見つかります。
    • "Search Fixture Thru Attribute "ColorRGB3" At 0 If Searchresult" - アトリビュート Red が 100 、Green が 0、そして Blue が 0 になっているすべてのフィクスチャが見つかります。

  • REPLACE search_for_object WITH replace_with_object [IF search_in_object]

    • Replace 構文は、Search 構文と同様です。構文の追加部分は、WITH キーワードを用いることで始まります。
    • Replace 構文は、オブジェクトまたは値の置換のうちいずれかの「モード」で用いることができます。
      "replace_with_object" を付加しない "Replace search_for_object WITH" 構文は、"search_for_object" を削除します。
  • 例:
    • "Replace Preset 3.1 With Preset 3.3 If Sequence 1" - シーケンス1の任意のキューについて、プリセット1.1をプリセット3.3で置換します。
    • "Replace Fixture 1 With Fixture 201 If Sequence 1 thru 10" - シーケンス1〜10の任意のキューについて、フィクスチャ1をフィクスチャ201で置換します。
    • "Replace Fixture 1+2 With Fixture 2+1" - ショーファイル全体で任意のプリセット、エフェクト、キュー、…について、フィクスチャ1とフィクスチャ2とを互いに入れ替えます。
    • "Replace Fixture 1 With If Sequence 1 thru 10" - シーケンス1〜10のすべてのキューからフィクスチャ1を除去します。
    • "Replace Attribute "Tilt" Fade 5 with Fade 10" - 任意のフィクスチャの Tilt アトリビュートについて、5秒の個別フェードタイムを10秒に変えます。
  • ハードキーによるキーワードへのアクセス。
    • Search - MA + Move
    • Replace - 2× Move
    • With - Move if Replace search_for_object は、コマンドラインですでに書かれています。
    • SearchResult - MA + 2× Group
  • search/replace コマンドで、グループ、フィルタ、ワールドまたはセレクションが使われた場合、それに含まれているチャンネルやフィクスチャが検索または置換されます。　例: グループ1がフィクスチャ1〜5を含む場合、"Search Fixture 1 Thru 5" と "Search Group 1" とは同等のコマンドとなります。
  • コマンド "SearchResult Please" は、"Search-result-world" を作成します。このワールドは、現在の検索結果のフィクスチャ、チャンネルおよびアトリビュートに従って、すべてのシートおよびコマンドラインに対しフィルタとして働きます。このワールドから抜けるには、コマンド "World 1 Please" を実行するか、作業したいワールドを選択しなおしてください。
  • コマンド "Selfix SearchResult" は、現在の検索結果のすべてのフィクスチャを選択します。
  • マクロ内では search および replace 構文の使用を強く推奨します。オプション /nc を使うと、search および replace で、ポップアップおよび結果ウィンドウを表示しないようにできます。
  • 検索および置換のための新しい定義済みマクロ
    • Replace Channels, Replace Fixtures
    • Replace Channels In Sequence, Replace Fixtures In Sequence
    • Replace Values for Channels, Replace Values for Fixtures
    • Search Fixtures in Sequence
    • Search Fixtures in Show file
    • Search Presets
    • Search Values in Sequences

• Setup

  • Patch & Fixture Schedule
    • Patch & Fixture Schedule および Live Setup の Fixture Positions ダイアログで、Position、Scale および Rotation に対して、Stage View の場合と同様な機能を持つエンコーダバーを使えます。
    • Setup を抜けてから再度戻った場合でも、Patch & Fixture Schedule のテーブル順は保持されます。
    • Fixture Type のマルチパッチ列には、マルチパッチ・インデックスが含まれます。
    • Fixture Type エディタの変更: DMX値の変化速度を制限するために "Minimum DMX Fade Time" がチャンネル・タイプに適用されることがあります。Minimum DMX Fade Time は、DMXが最小値から最大値に変化する際の最小フェードタイムです。この設定は、例えばスクローラのフィルタロールが破損しないよう、DMX値の変化速度を制限するために利用できます。
    • 現在選択されているワールドに含まれていないフィクスチャやチャンネルは、Live Setup 内で操作できないようになりました。
  • Remote Input Setup
    • MIDI入力やアナログ・リモート信号をチェックするために、Midi および AnalogRemote ダイアログの下に入力モニタを表示できます。タイトルバーの Info ボタンを切り替えると、入力モニタが切り替わります。
    • リモート入力は常にマスター卓で実行されるため、"CLI" ボタンを "CLI on Master" に改名しました。
    • Setup/ Show/ Remote Inputs Setup: セレクション・タイプの "Current" は、分かりやすくするために "Current Page on Master" に改名しました。
    • Setup/ Show/ Remote Inputs Setup: リモート入力ごとに Name と Info を付加できます。
    • Network Config ダイアログ内で、個々のステーションごとに、MIDIノート入力信号に対し -1023 〜 +1023 の任意の値をオフセットとして設定できます。
    • Network Config ダイアログ内で、個々のステーションごとに、"Analogue Remotes" 入力に対し 0 〜 +48 の任意の値をオフセットとして設定できます。このオフセットは、"Analogue Offset" 列で定義され、入力アナログチャンネルに加算されます。　例: オフセットが16に設定されている場合、個の卓では、チャンネル1は17に、チャンネル2は18にというようになります。"Midi Offset" 列の場合、このオフセットに従ってMIDIノートが変更されます。
  • Auto Create
    • Mixcolor アトリビュートを持つフィクスチャに対するカラープリセットを自動作成するために、"Additional Presets" タブを追加しました。画面上部には、作成するプリセット数を決めるための2つの入力欄があります。"Amount Hue" 欄は、どれだけの異なるカラー値が色相スケールから作成されるかを指定します。"Amount Saturation" 欄は、どれだけの異なるカラーが彩度変化によって作成されるかを指定します。"Use" 欄からの選択は、どの Mixcolor アトリビュートでプリセットを作成するかを決めます。"all Mixcolor" が選択されている場合、これらのカラー・アトリビュートには、RGBではないフィクスチャタイプがそれぞれ用いられます。例えば、RGBA フィクスチャがあると、異なるトーンのオレンジ色を作成するために主としてアンバーLEDが使われることを意味しています。デフォルト値(open)を持つカラーホイール"Color1"のような追加カラーチャンネルに加えて、"Encoder Grouping" ボタンがオンの場合、さらにプリセットが作成され、デフォルト値がそのプリセットに追加されます(つまり、Mixcolor アトリビュートのエンコーダ・グルーピングに、付随するカラー・アトリビュートが追加されます)。"Add global Mixcolor" ボタンは、左側で選択されたフィクスチャタイプごとに、個別グローバル・プリセットを作成します。"Merge global Mixcolor" ボタンは、左側で選択されたすべてのフィクスチャタイプに対して、共通グローバル・プリセットを一度に作成します。作成されたプリセットは、それらの H(色相)と S(彩度)値の名前を持ちます。
    • 自動作成による追加プリセット: カラー・プリセットは色見本から作成できます。色見本の項目を投げ縄選択や CTRL とタッチによって、1つまたは複数のカラーを選べます。自動作成された名前は、カラーやカラーキー、またはその両方の名前に設定できます。
    • 13 の基本カラーを含む "MA predefined colors" という色見本が追加されました。
  • ソフトウェアのアップデート
    • ネットワークによるソフトウェアのアップデート: 既存の All タブに加え、ステーションの種類ごとに個別のタブが追加されました。
    • Update SW via Network: アップデート・ファイルを含むフォルダを、USBドライブ(卓)や任意のドライブ(onPC)から選択するためのメニューが追加されました。フォルダには、ステーションの種類ごとに1つのアップデート・ファイルだけで、複数のバージョンのファイルが含まれていてはいけません。
  • /Setup/User/Gandmaster + B.O. etc. の Disable Blind Button 機能が拡張されました。　可能な設定: "Disabled" = ボタンは無効、"Blind Edit only" = ボタンを長押しすることでブラインド・モードの編集のみ可能、"Enabled" = 短く押すことでブラインドに対して使用可能、また長押しすることでブラインド・モードの編集が可能。

• ネットワークのトラブルシューティング・ツール

  • 新しいコマンド "networkspeedtest" は、検出された grandMA2 卓、grandMA2 onPC、MA NPUs、MA VPU および MA 3D デバイスについて、現在のネットワーク・パフォーマンスをチェックします。　注意: これは、他のすべてのネットワーク・トラフィックおよびDMXトラフィックを数秒間ブロックします。ショーを実行している場合には使用しないでください。
  • ネットワークスピード・テストが終了すると、すべてのステーションとそのIPアドレスがポップアップに表示されます。"Time" 列は、タイムに対する関連データレートを表示しています。1000Mbit ネットワークの場合、卓に対するこの値は、通常 0.1 になるはずです。"Sequence Errors" は、適切に送られなかったパケットがどれくらいあるかを表示しています。"Packets Received" は、正しく配信されたパケットのパーセンテージです。1000Mbit ネットワークの場合、この値は 100%になるはずです。そうでない場合、ネットワーク接続に問題があるか、過負荷のデバイスがあると思われます。
  • IPアドレスの競合がある場合、それにかかわっていない他のすべての接続卓の System Monitor で検出されます。
  • 卓およびNPUの一番目のネットワークアダプタ・スピードは、コマンド "SetNetworkSpeed 100 x" および "SetNetworkSpeed 1000 x" によって変更できます。ここで x は、IPアドレスの最後のブロックを示しています。　注意: デバイスの再起動が必要です。

• Sequence and Executor

  • キューまたはパートキューの行背景色を変更できます。
    • コマンドラインでコマンド "Appearance" (Assign キー×3) を使用。　例: "Appearance Cue 1" と入力し、ポップアップから色を選択。Appearance コマンドで使えるパラメータは、"r" (赤)、"g" (緑)、"b" (青) または "h" (色相)、"s" (彩度)、"br" (明度)です。色相の値範囲は 0〜360、他のパラメータは 0〜100 です。　例: Appearance Cue 1 /h=180 /s=95 /br=100
    • Edit Cue Number ポップアップ内の Cue Color ボタンを使用。
  • Sequence Executor シートに、新しいオプション Sequence Executor が追加されました。個別のキュー背景色で表示する列を選びます。
  • Edit Sequence ポップアップに、Edit Next Cue、Edit Previous Cue および Edit Current Cue に素早くアクセスするためのボタンを追加。
  • MA+Goto を押しながらエクゼキュータ・ボタンを押すと、MA+Goto が離されるまで、押されている各エクゼキュータ・ボタンに対して "Load Next" が実行されます。
  • Edit Sequence ポップアップで、Sequence Executor と同様のコマンドライン動作が可能です。例: Store、Update、Delete に続けてキュー行をタッチすると、参照しているコマンドが実行されます。
  • Edit Sequence Executor のタイトルバーは、ページ、エクゼキュータおよびシーケンスIDを表示します。
  • Tracking シートを、チャンネルIDまたはフィクスチャIDでソートできるようになりました。
  • Tracking シートの値編集電卓で、絶対値に加え相対値にも対応しました。　例: 現在値を2倍にする: *2

• Presets

  • Dynamic プリセット・プールが実装されました。ユーザは、Basic Window、Presets または Dynamic を作成できます。このプールは、エンコーダバーの現在のプリセットタイプにリンクされます。
  • 新規保存する際のカラー・プリセットの自動命名機能が追加されました。
  • 新規保存する際のディマーおよびゴボ・プリセットの自動命名機能が追加されました。
  • すべての自動命名プリセットの末尾には、特別な印 "#" が付きます。この印はプリセット名の一部ではありません。自動命名プリセットを更新すると、その名前も更新されます。
  • Effect レイヤ値をプリセット内に保存できます。プログラマにノックインしたり、キュー内に保存されていたりする場合、プリセットは、それらにはもうリンクされていないテンプレートとして用いられます。

• コマンドライン

  • マクロから別のマクロを実行できます。マクロAからマクロBが呼び出されると、マクロAは、次のマクロ行を実行する前に、マクロBが終わるのを待ちます。
  • Universe プール内のDMXユニバースを、直接またはコマンドラインから移動できるようになりました。　例: Move DMXUniverse 2 at 5
  • コマンドラインで、間にドットを入れた複数のワイルドカード(*)に対応しました。例えば Delete Preset *.* は、すべてのプリセットタイプを削除します。
  • DeleteShow コマンドに対する新しいパラメータ: Deleteshow /b は .backup ファイルのみを削除します。Deleteshow /s は .show.gz ファイルのみを削除します。
  • 名前や番号による呼び出しに対応することで、コマンドラインでのエクゼキュータのアドレッシングが改善されました。
    以前の grandMA2 バージョンで保存されたショーファイルにあるすべてのキュー・リンクやマクロは、可能な限り変換されます。このバージョンでそれらのショーファイルを初めて読み込む際には、キュー・リンクやマクロを確認してください。キュー・リンクやマクロを修正する必要があるかもしれません。
    • Go Exec "exec name" - 現在のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "exec number" - 現在のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "*"."exec name" - すべてのページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "*"."exec number" - すべてのページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "page name"."exec name" - 特定のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "page name"."exec number" - 特定のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "page number"."exec name" - 指定した番号のページで、指定した名前のエクゼキュータを開始します。
    • Go Exec "page number"."exec number" - 指定した番号のページで、指定した番号のエクゼキュータを開始します。

    これは、特定のエクゼキュータ、シーケンスまたはキューを、番号の代わりに名前で保存する場合にも利用できます。

  • 新しいコマンド List Attribute thru は、利用可能なすべてのアトリビュートを Commandline Feedback に表示します。このコマンドは、定義済みマクロにもあります。
    ショーに新しいフィクスチャタイプが含まれる場合、リストが再構成されます。
  • すべての Channel/ Fixtures キーワードは、任意の Attribute キーワードと組み合わせることができます。例: Fixture 1 Attribute "Pan" at 20 は、フィクスチャ1の Pan アトリビュートを20に、また Park Attribute "Tilt" は、現在のセレクションの Tilt 値をパークします。アトリビュートの正しいネーミングは、"List Attribute thru" コマンドによってチェックできます。
  • システム変数が追加されました。これらの変数は、マクロ内で参照したり、コマンドライン構文で使ったりできます。"Off Page minus current" のような定義済みマクロには、これらの変数がすでに使われています。使用できる変数には以下のようなものがあります。
    • $TIME - 現在のシステムクロックの時刻
    • $DATE - 現在のシステムクロックの日付
    • $USER - 現在ログインしているユーザ
    • $USERRIGHTS - 現在ログインしているユーザの権限
    • $FADERPAGE - 現在のフェーダ・ページ番号
    • $BUTTONPAGE - 現在のボタン・ページ番号
    • $CHANNELPAGE - 現在のチャンネルページ番号
    • $SELECTEDEXEC - 現在選択されているエクゼキュータ番号
    • $FEATURE - 現在選ばれているフィーチャ名
    • $ATTRIBUTE - 現在選ばれているアトリビュート名
    利用可能なすべてのシステム変数の一覧とその値は、ListVar コマンドで確認できます。なお ListVar コマンドでは、システム変数だけでなく、SetVar コマンドによって作成された変数も表示されます。

• CITP MSEX ビデオストリーム

  • CITP Video Viewer ウィンドウによって、MA VPU や サードパーティーのメディアサーバの CITP MSEX ビデオストリームを卓で見ることができます。
  • Setup CITP メニューのタイトルバーには、現在の CITP マルチキャスト・アドレスが表示されます。このアドレスは変更可能です。このアドレスを変更すると、セッション内のすべての MA ステーション(卓、MA 3D、MA VPU)に対する CITP マルチキャスト・アドレスが変わります。このアドレスを変更すると、サードパーティーの CITP ステーションと接続できなくなる場合があるので注意してください。
  • CITP ビデオストリームの圧縮品質は、CITP Network Configuration メニュー内で、セッションごとに選べます。
  • CITP ビデオストリームは、以下のメディアサーバのバージョンでテストされています: MA VPU、Green Hippo Hippotizer、PRG MBOX、Arkaos MediaMaster、Coolux Desktop Streamer。
  • CITP ビデオおよびサムネイルの圧縮形式は、CITP Network Config の黄色ボタンで開くオプションメニューで変更できます。
  • CITP センダ と CITP レシーバが同一コンピュータ上で動作している場合、CITP 接続はできません。
    CITP マルチキャスト・アドレスは、CITP Network Configuration メニューのタイトルバー・ボタンを押すことによって設定できます。CITP マルチキャスト・アドレス 224.0.0.180 は、IGMPスヌーピングが有効になっても、多くのスイッチによって転送されません。CITP をIGMPスヌーピングと連携させて使用するために、MA製品の CITP マルチキャスト・アドレスを 239.224.0.180 に切り替えることができます。ただし、代替マルチキャスト・アドレスの 239.224.0.180 は、多くのメディアサーバのメーカではまだ対応されていないので注意してください。CITP マルチキャスト・アドレスを変更してIGMPスヌーピングを有効にする前に、メディアサーバのメーカとの互換性を調べてください。
    ネットワークによるビデオのストリーミングでは帯域幅が要求されます。単独の CITP 30fps ビデオストリームでは、最大で15Mbit/sになります。ビデオストリームはマルチキャストとして送出されます。同一ビデオストリームを、別々の grandMA2 卓や MA 3D から要求されても、さらなるネットワーク・トラフィックは生まれません。

    CITP 利用時にネットワークの安定性を保つためのヒント:

    • 以下は、30フレーム/秒の CITP ビデオストリームのデータレートに関する概要です。圧縮ストリームの場合は、ビデオコンテンツの圧縮率によってデータレートが変化します。
      • 非圧縮 RGB8 ストリーム: 15Mbit/s
      • PNG 圧縮ストリーム: ビデオ内容によって 7Mbit/s 〜 15Mbit/s。
      • JPG 圧縮ストリーム: ビデオ内容によって 1Mbit/s 〜 8Mbit/s。
    • 最小ネットワーク速度は 1000Mbit/s です。100Mbit/s のネットワーク環境では、CITP を有効にしないでください。
    • CITP ネットワークのデータレートの上限は、物理的ネットワークごとに 30Mbit/s を超えないようにしてください。この制限を超える場合は、より高い圧縮形式(jpg)によってビデオストリームの品質を下げるか、より小さな別のビデオストリームを要求してください。そうでないと、Windows® オペレーティングシステムがインストールされたコンピュータで動作するビジュアライザやビデオストリーム・ビューアは、すべてのビデオストリーム・データを受信できず、CITP ビデオストリームのフレームレートは1fps以下になってしまうかもしれません。
    MA VPU CITP ビデオストリームのフレームレートは、要求されたすべての出力によって共用される 30fps、および、要求されたすべての CITP ビデオストリームのレイヤによって共用される 10fps とに制限されます。例: Output1 と Output2 の CITP ビデオストリームを要求する場合、各ストリームの最大リフレッシュレートは 15fps になります。
    現在接続されているネットワークの CITP ネットワーク・トラフィックが30Mbitを超えた場合、MA VPU は CITP ビデオストリームのフレームレートを下げます。
• その他
  • Clone メニューで、素早く操作できるように、 "All Items to All"、"All Items to None" および "All Items to Chosen" ボタンが追加されました。
  • 自動停止機能は、エクゼキュータのオフ・タイミングを用います。
  • Exec Time は、エクゼキュータ・ボタンおよびエクゼキュータ・フェーダに対して使用できます。エクゼキュータの新しいオプション "Ignore Exec Time" が Assign メニューに追加されました。このオプションが有効な場合、参照しているエクゼキュータは、Exec Time Fader Timing の代わりに、それ自身のオフ・タイムを用います。grandMA2 v2.9.1 以前で保存されたショーファイルは、変換されます。すべてのフェーダ・エクゼキュータは、このオプションが無効になります。
    エクゼキュータ・オプションのデフォルトは、フェーダおよびボタン・エクゼキュータに対して有効です。
  • Logged-In Remote および Telnet ステーションは、Desk Status ウィンドウに表示されます。
  • Smart ウィンドウで、チャンネルセットの合計が現在の画面サイズに合わない場合、垂直スクロールバーにアクセスできます。
  • カラーピッカーに、定義済み色が追加されました。
  • カラーピッカーは、キューから再生された現在選択中のフィクスチャのカラー値も表示します。
  • Images プールに画像をインポートする際に、GIF および TIFF 画像形式に対応しました。
  • Specialized Shaper ダイアログの改善: Linked Encoders が有効な場合、xキーによって、Invert B、Set All、Invert All コマンドにアクセスできます。
  • 新しい Store モード Store Look では、すべてのチャンネル、フィクスチャ、およびサブフィクスチャの Dimmer アトリビュート、ディマー値がゼロより大きいチャンネル、フィクスチャ、ならびにサブフィクスチャのすべてのアトリビュート、そして、いかなる Dimmer アトリビュートも持たないフィクスチャおよびサブフィクスチャの、プログラマでアクティブなアトリビュートを保存します。Store Look は、ワールドとフィルタが考慮されることに注意してください。　コマンドライン構文: Store /use=look Executor x
  • Backup メニューのタイトルバーに、現在読み込まれているショーファイルの名前と、最後に保存された日時が表示されます。
  • Please を押すと、複数行の情報ポップアップが閉じられます。また Shift + Please を押すと、新たに行が追加されます。
  • ステージ・マーカを参照しているフィクスチャの Pan/Tilt 値は、それらの3D位置が Stage View で変更された際に更新されます。
  • Fixture Editor ポップアップに対する画面タイトルボタンを変更できるようにしました。
  • Carallon フィクスチャ・ライブラリ 10.2 が追加されました。
  • Form エディタで定義済みの読み込み機能は、グラフおよびテーブル・モードで利用できます。

• grandMA2 onPC のみ

  • 非アクティブ化されたウィンドウ枠をもつ grandMA2 onPC のサイズ変更を改善しました。
  • onPC MA ソフトウエアボタンは、任意の機能が実行された後、自動的にリセットされます。MA ソフトウエアボタンをダブルクリックすると、再度押されるまでラッチされます。
  • エンコーダ設定ボタンは、エンコーダ設定ポップアップの最初のアクションが実行された後にリセットされます。
  • MIDI入力操作の改善: grandMA2 onPC のオプションで、MIDI入力デバイスを選択できます。また command wing でMIDI入力の有効・無効を切り替えられます。この設定は、grandMA2 onPC の黄色ボタンによるオプションメニューにあります。

• 定義済みマクロの追加

  • Exchange 2 Channels, Exchange 2 Fixtures
  • List All Attributes
  • Off Page Minus Current
  • Replace Channels, Replace Fixtures
  • Replace Channels In Sequence, Replace Fixtures In Sequence
  • Replace Values for Channels, Replace Values for Fixtures
  • Search Fixtures in Sequence
  • Search Fixtures in show file
  • Search Presets
  • Search Values in Sequences
  • MA-net Speed Test

MA 3D

• CITP ビデオストリームは、MA 3D オブジェクト・マテリアル・マネージャによって、MA 3D 内の3Dオブジェクトのテクスチャとして割り当てることができます。
• MA 3D Video Player に、CITP 情報が追加されました。
• MA 3D の選択順が、他のネットワーク・ステーションに送信されます。
• 他のユーザが Patch and Fixture Schedule を編集しているときに、MA 3D でオブジェクトを追加しようとすると警告が出ます。
• 修正 - フィクスチャタイプのモジュールクラスを Patch Only/Fixture Type Editor で変更すると MA 3D がクラッシュ。
• 修正 - MA 3D の 3D オブジェクト・グリッドにおけるオブジェクトの貼り付け。

ファイル名とバージョン番号の統一

すべてのMA製品の各ソフトウェアバージョン番号は、grandMA2 のリリースバージョン番号に統一されました。すべてのMA製品のバージョン番号の1〜3番目の部分は、セッションに接続する際に一致している必要があります。

• "gMA2Console_v3.0.x.x.update"
• "gMA2Console_v3.0.x.x.imgz"
• "gMA2onPC_v3.0.x.x.exe"
• "MA3D_v3.0.x.x.exe"
• "MAVPU_v3.0.x.x.exe"
• "4port_v3.0.x.x.update"
• "MANDP_updater_v3.0.x.x.exe"

バグフィックスおよび改善された機能

• 修正 - マスター卓で Assign menu label ポップアップが表示されているときに、接続されている卓で Setup から抜けるとクラッシュ。
• 修正 - チャンネルからマルチインスタンス・フィクスチャへのクローン化でクラッシュ。
• 修正 - Channel シートで投げ縄選択された多数のチャンネルをアンパークするとクラッシュ。
• 修正 - 一時的なシート・フィルタとしてワールドが適用されている場合、ワールドのアトリビュートがマスクされない。
• 修正 - "1 thru" のような範囲終了値を指定しない構文を用いたときの電卓の問題。
• 修正- Tracking シートの編集電卓で特殊値が表示されない。
• 修正 - RGB および RGB反転フィクスチャが同時に選択されている場合、電卓の有効範囲が間違っている。
• 修正 - 電卓の Clear ボタンで、デフォルト値が呼ばれない。
• 修正 - カラーデータをクローン化すると、キューデータがトラッキング値をブロックする。
• 修正 - Content シートの次キューが、ループにしたがわず、キュー・コマンドも読み込まない。
• 修正 - アクティブなオリジナル・コンテンツを持つ Update ウィンドウが、HTP プレイバックだけを行わない。
• 修正 - プログラマ値によって上書きされたときに HTP エクゼキュータが誤ってオフになる。
• 修正 - ボタンを押すと、IF、AT および Thru のフィードバックが失われる。
• 修正 - マクロ行の構文チェックが、名前とドットの間に不要な空白を付加。
• 修正 - シートのタイトルボタン設定が、ユーザプロファイルと一緒にエクスポート、インポートされる。
• 修正 - プールのカラー設定が、ユーザプロファイルと一緒にエクスポート、インポートされる。
• 修正 - ViewButtonPage 名が、ユーザプロファイルと一緒にエクスポート、インポートされる。
• 修正 - 固定エクゼキュータの位置が、ユーザプロファイルと一緒にエクスポート、インポートされる。固定エクゼキュータに割り当てられてシーケンスは含まれず、また単独の partial show read でもありません。
• 修正 - フォーカスが新しい行にある時のユーザプロファイルのインポート。
• 修正 - 空きメモリ以上のサムネイルを CITP で受け取ろうとするとクラッシュ。
• 修正 - 空の情報文字列があると、プールに Info アイコンが表示される。
• 修正 - Mask エディタの Copy および Clear ボタンが動作しない。
• 修正 - Release Selection コマンドが実行されない。
• 修正 - Layout View のユーザごとのデフォルト設定が、新規レイアウト作成時に適用されない。
• 修正 - ステージ・マーカ値 "not set" がプログラマにノックインされる。
• 修正 - Stage View の状況依存ヘルプが正しいページを表示しない。
• 修正 - CITP ウィンドウの状況依存ヘルプが正しいページを表示しない。
• 修正 - 小エクゼキュータ、Executor シートおよび Edit Sequence ダイアログは、ループしていたり他のキューを読み込んでいたりする場合でも、一覧で次キューを表示します。
• 修正 - Sequence Executor シートのフォーカス枠が、可視領域外にスクロールできない。
• 修正 - Crossfade A/B を利用している場合、Sequence Executor シートの青および緑のフェードバーが混同。
• 修正 - Tracking シートの Selection Only マスクは、現在のセレクションで何のデータも含んでいないキューを表示。
• 修正 - 部分的に入力されたコマンドがインラインで編集された場合、数字キーパッドおよびキーボードのカーソル位置が正しくない。
• 修正 - ビューボタンに割り当てられたマクロが、Off ハードキーや割り当てられているビューボタンを押してもオフにならない。
• 修正 - Fixture シートで DMX レイヤに切り替えると、フリップ表示が出ない。
• 修正 - Fixture シートで、Feature Sort と組み合わせた一覧内でタッチしたときの、command-line interaction 列。
• 修正 - Command Filter ウィンドウおよびポップアップ内で、エンコーダでスクロールできない。
• 修正 - ブラインドまたはプレビュー・モードの場合、Layout View や Stage View のタイトルボタンが正しい色で表示されない。
• 修正 - Playback ウィンドウのオプションメニューにおけるラベルの誤り。
• 修正 - Setup/Show/Auto Create/Group メニューの Choose Layer オプション。
• 修正 - 単独のレイアウトが正しくエクスポートされない。
• 修正 - レイアウト・オブジェクトの編集ダイアログの Border color に対する Reset ボタン。
• 修正 - プールでレイアウトが変更されたときに、Layout View のレイアウト選択ボタンが更新。
• 修正 - マクロが割り当てられているビューボタンの恒久的なボタン・ハイライト。
• 修正 - Stage View で、ミラー・クラスフィクスチャに対する Follow モードの対応。
• 修正 - Stage view で、他のエクゼキュータを選択している場合の "Seq+" および "Seq-" マスキング。
• 修正 - Stage view の Enable Mask/Follow Mask ボタンのトグル動作。
• 修正 - Timecode エンコーダバーで、押されていないラベルが点滅する。
• 修正 - タイムコード・エンコーダバーおよびグリッドでの番号表示。
• 修正 - Timecode 設定のプリ ロールおよびアフター ロールの保存問題。
• 修正 - 仮想ディマー値に対する10進および16進対応。
• 修正 - Patch ダイアログに入ったとき、Patch シートでスキップされたパッチ設定が無視される。
• 修正 - エクゼキュータに割り当てられているエフェクトの、小エクゼキュータでの Off タイム表示
• 修正 - Effect Editor において、エディタがフォーカスを取りもどすとエンコーダが戻らない。
• 修正 - コマンドラインでドライブを変更した場合、現在選択中のドライブを Backup メニューに表示。
• 修正 - Backup メニューの Load Show のブラウザが常に詳細表示になる。
• 修正 - "Force Login" オプションが有効なショーファイルを読み込んだ際のエクゼキュータのラベル。
• 修正 - "Force Login" オプションを有効にしてショーファイルを読み込んだ場合の、スレーブ卓でのウィンドウおよびビュー。
• 修正 - Effect Editor の Speedgroup 列に、Speedgroup BPM ラベル。
• 修正 - プリセットタイプ、フィーチャまたはアトリビュート名を変更したときのプリセットバーの更新。
• 修正 - フィクスチャをクローン化した際、組み込みプリセットの対象フィクスチャへの参照の喪失。
• 修正 - XML ファイルにおけるプリセット・セクション名の欠落。
• 修正 - ループバック・アドレスを併用するイーサネットを介した Midi Show Control。
• 修正 - マクロ行編集時の Backspace 操作。
• 修正 - マルチユーザ環境での Negative グループ・マスター表示。
• 修正 - フィクスチャ交換時のカラー・プリセット変換。
• 修正 - プール番号の4桁表示。
• 修正 - Smart ウィンドウの Focus Frame GUI の不具合。
• 修正 - 画面1でダイアログボックスを開いて閉じた後、User1 バックライトが消えたままになる。
• 修正 - 削除されたエクゼキュータが Off メニューに表示される。
• 修正 - GUI による複数 Oops で 100ステップの制限を考慮。
• 修正- Edit Fixture ダイアログ内で予期しない位置にフォーカス。
• 修正 - BPM エフェクトの黒い境界のピクセル不具合。
• 修正 - Image プールにおいて、画像読み込みダイアログでソートしたときにクラッシュ。
• 修正 - 卓および onPC の Wing + Monitor Setup。
• 修正 - Store Cue .5 コマンドで、キュー0.5 ではなくキュー5が作られてしまう。
• 修正 - 1より大きい幅の任意のエクゼキュータ・ボタンをともなう Goto Cue 構文の実行。
• 修正 - Network Protocol の "DMX out If Alone" オプションを有効にすると、Surface 設定がデフォルトにリセットされます。
• User1 または User2 キーを押すと、X-キーが User1 または User2 に切り替わります。List キーを押すと、X-キーがエクゼキュータ・ボタン201〜220に切り替わります。トグル機能は廃止されました。
• Freeze がオフの場合、FlashOn および FlashGO は、プログラマ値を上書きします。Flash だけが、プログラマ値に優先しません。
• コマンドライン・プロンプトが、短縮されずに空いているコマンドラインスペースの40%を超えた場合、コマンドライン・プロンプトが短縮されます。
• マクロ・コマンドラインの拡張: GO MACRO X はデフォルトとして、次のマクロ行に移ります。CALL MACRO はマクロを再スタートさせます。
• ユーザボタンにマクロが割り当てられていると、アクティブな間、現在行と状態が表示されます。
• シートのタイトルバーには、参照シンボルとともに、マスクおよびワールドのインデックスが常に表示されます。
• DMX シートの Display オプションにあった Readout の "Physical" は、不要なので削除しました。
• DMX シートで、垂直スクロールバーとセルとの間の距離を縮めました。
• Store view to X-button ポップアップは、ビューボタン内容として自動的に画面1を選びます。必要ならこのポップアップ内で、ユーザは他の画面を選択できます。
• エクゼキュータ・フェーダに対する MidiNote コマンドの動作を改善しました。ベロシティをともなわない Midi NoteOn コマンドは、エクゼキュータ・フェーダを MIDIベロシティ127として設定します。ベロシティをともなった Midi NoteOn コマンドは、エクゼキュータ・フェーダを参照フェーダ位置に設定します。Midi NoteOff コマンドは、エクゼキュータ・フェーダを自動的にゼロに設定します。
• 新規ショーファイルの sACN デフォルト優先度は、100に設定されます。既存ショーファイルの優先度は変更されません。
• Camera プールで新規カメラを保存する場合、選択されているカメラの現在位置が保存されます。
• フィクスチャタイプが割り当てられていないフィクスチャにパッチしようとした場合、Command-line Response に警告が出ます。
• Channel および Fixture シートのシンボル機能は、ブラインド・モードにしたがいます。
• Scroller フィクスチャへの Mixcolor フィクスチャのクローン化を改善。
• UV カラーアトリビュートと特殊ダイアログ・カラーとの相互作用が改善されました。他のカラーを選択するのにカラーピッカーを使う場合、UVアトリビュートはニュートラルに設定されます。
• Fixture At Fixture コマンドは、可能なら物理値を用います。
• Day、Week および Month ビューの切り替えは、同じユーザプロファイルを用いて、他の卓に送信されます。
• Image プールのオプションの切り替えは、同じユーザプロファイルを用いて、他の卓に送信されます。
• Smart ウィンドウに、Big Icon オプションが追加されました。
• ステージ・マーカ値 "not set" は、プログラマにノックインされます。
• 小エクゼキュータ、Executor シートおよび Edit Sequence ダイアログは、ループしていたり他のキューを読み込んでいたりする場合でも、次キューを表示します。
• Fixture Type の一覧で、そのフィクスチャタイプに対する XYZ 対応が有効な場合、XYZ 列には + ではなく On が表示されます。
• Setup/Patch only (Live) でフィクスチャ位置が変更されると、直ちに Stage View が更新されます。
• Smart ビューでチャンネルセットを保存すると、直ちに Stage ビューで表示されます。
• Tracking シートのオプション Hides Empty Cells および Empty Effect Cells。
• Smart ビューから値を呼び出した場合、エンコーダ・グルーピングが無視されないようになりました。
• Sequence Executor シートの I.Fade と I.Delay 列を用いて複数の個別タイムをまとめた場合、選択順がシャッフルされないかぎり、個々のタイミングに再び分けることができます。
• エクゼキュータを割り当てられたグループや特殊マスターまたはマクロで編集しても、空のエンコーダバーが表示されないようになりました。
• 特殊マスターは削除できなくなりました。
• Export メニューの Name ダイアログでのファイル名入力で、不正な文字をチェックして防ぎます。
• Layout View のタイトルボタン Pool Playback と Fast Call は、有効にすると隣同士になります。
• Special Dialog Encoder: Shaper エンコーダバーが有効な場合、画面エンコーダのフォーカスは自動的に Rotate に設定されます。
• Setup/Network Protocols: "Network out if Alone" を無効にすると、ネットワーク内にステーションが1つだけしかない場合、イーサネットによるすべてのDMXデータ出力が停止します。
• Partial Show Read
  • Partial Show Read にタイマーが追加されました。
  • Partial Show Read は、アトリビュートおよびレイヤ設定を含む他のショー・ファイルから抽出します。

• grandMA2 onPC

  • command wing のエンコーダを押すと、常に画面1で電卓が開き、また画面1が他のすべての画面の最前面に来ます。
  • Off を押し、Playback ウィンドウで任意のエクゼキュータを押すと、Off executor コマンドが実行され、コマンドラインがクリアされます。
  • MIDI入力操作の改善: onPC のオプションで、MIDI入力デバイスを選択できます。また command wing でMIDI入力の有効・無効を切り替えられます。

付記

既知の制限