Camera プール

grandMA3 ユーザマニュアル » パッチとフィクスチャ設定 » Camera プール Version 2.0

カメラは、3D Viewer で3D仮想ステージのフィクスチャを見るために用いられます。

さまざまな角度から異なる設定でフィクスチャや3Dオブジェクトを見るために、複数のカメラを配置できます。

カメラはすべて Camera プールにあります。

Camera プール - 複数のカメラのうちの1つを選択

新規ショーのプールには、デフォルトのカメラがいくつかあります。 これらのほとんどは編集可能ですが、"Auto" カメラはロックされています。

"Auto" カメラは、選択したフィクスチャを 3D ウィンドウの中央に配置するためにズーム/パンする特別なカメラです。フィクスチャが選択されていない場合は、ステージ全体が表示されます。

カメラは、プールでタップするかコマンドラインを用いることで選択できます。例えばカメラ3を選択するには、以下のコマンドを入力します。

User name[Fixture]>Select Camera 3

選択されているカメラには、黄色の枠が表示されます。

空のプール・オブジェクトを編集すると、現在選択されているカメラのコピーとして新しいカメラが作成されます。

 

既存のカメラを編集すると、Edit Camera ポップアップが開きます。

Edit Camera pop-up for the front camera.

このポップアップには、カメラに必要なすべての値が含まれています。

ここで値を変更すると、カメラの状態が変化します。

  • Name:
    この入力ボックスで、カメラの名前を変更できます。
  • Scribble:
    Camera プール・オブジェクトにスクリブルを割りあてられます。
  • Appearance:
    Camera プール・オブジェクトにアピアランスを割り当てられます。
  • Note:
    カメラに対する注記を追加できます。
  • Camera Mode:
    カメラでは、3D透視投影または2D平面投影が可能です。
    この欄を編集すると、定義済みの2Dカメラアングルを選択できます。2Dカメラを選択すると、このポップアップにある他の値の一部が無効になります。
    3Dカメラでは、すべての値にアクセスできます。
  • FOV (Field Of View):
    カメラが3Dステージを見る際の画角を表しています。
  • Pos X:
    X軸上のカメラ位置です。
  • Pos Y:
    Y軸上のカメラ位置です。
  • Pos Z:
    Z軸上のカメラ位置です。
  • Pan:
    カメラをパンさせます。正の値にすると時計回りにパンします。
  • Tilt:
    カメラを上下に傾けます。正の値にすると下向きになります。
  • Zoom:
    Zoom 値は、2Dカメラで非常に便利です。0.01〜1.0の値をとり、ナローからワイドへと変化します。

場合によっては、3D ウィンドウでカメラを移動し、Pan/Tilt 値を直接変更する方が簡単かもしれません。そのために便利なカメラ操作ツールがあります。詳しくは 3D Viewer を参照してください。

Reload Camera をタップすると、カメラに値が適用されます。

右上隅にある cross をタップしてポップアップを閉じます。