ワールドの作成

grandMA3 ユーザマニュアル » ワールドとフィルタ » ワールドの作成 Version 2.2

ワールドは、プログラマで作成し、World プールに保存します。

ワールドは、(フィクスチャ)行と(アトリビュート)列から成る行列と考えられ、プログラマがシートの行や列にアクセスするのをブロックできます。

作成されたワールドには、現在のフィクスチャ・セレクションの行と、アクティブなアトリビュートの列が含まれます。アクティブなアトリビュートが無い場合は、作成されたワールドには、すべての列/アトリビュートが含まれます。作成されたワールドには、現在のフィクスチャ・セレクションの行と、アクティブなアトリビュートの列が含まれます。


必要条件:
画面に World プールと Fixture Sheet を表示。

フィクスチャ1〜5のワールド作成

  1. プログラマをクリアします。
  2. フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の5つのフィクスチャ)を選択します。
  3. Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
  4. 新規作成されたワールドをタップしてください。

これによって、フィクスチャ1〜5へのプログラミング・アクセスのみが可能になり、それが Fixture Sheet に反映されます。ここでは、すべてのアトリビュートを利用できます。

Fixture sheet with World named "Fixt 1 Thru 5" active.
Fixture sheet with World named "Fixt 1 Thru 5" active.

フィクスチャとアトリビュートのワールド作成

ワールドは値を含みませんが、ワールドでフィルタリングを行うためのアトリビュート情報を保存するには、アクティブな値が必要となります。

5台のフィクスチャと1つのアトリビュートのみの例

  1. World プールで World 1 (Full) をタップします。
  2. プログラマをクリアします。
  3. フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の5つのフィクスチャ)を選択します。
  4. フィクスチャに Dimmer 値を設定します。値は何でもかまいません。
  5. Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
  6. 新しいワールドをタップしてください。

Fixture Sheet を見てください。選択したフィクスチャとその Dimmer アトリビュートだけが表示されます。

Fixture sheet with World named "Fixt 1 Thru 5 Dim" active.
Fixture sheet with World named "Fixt 1 Thru 5 Dim" active.

すべてのフィクスチャに対する一部のアトリビュートのみのワールドを保存

フィクスチャを選択せずにワールドを保存すると、すべてのフィクスチャを利用できます。

Position アトリビュートのみの例

  1. World プールで World 1 (Full) をタップします。
  2. プログラマをクリアします。
  3. フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の5つのフィクスチャ)を選択します。
  4. フィクスチャに Pan/Tilt 値を設定します。値は何でもかまいません。
  5. Clear を1回押してフィクスチャ・セレクションをクリアしますが、Pan/Tilt 値はアクティブなままにしておきます。
  6. Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
  7. 新しいワールドをタップしてください。

これで、Fixture Sheet には、すべてのフィクスチャがありますが、Pan/Tilt 列だけが表示されます。

Fixture sheet with World named "PanTilt" active.
Fixture sheet with World named "PanTilt" active.

ワールドを作成したら、すぐに名前を付けておくとよいでしょう。

ワールドの編集

ワールドの内容は、以下のようにして編集できます。

  1. Edit を押してから、目的のワールドをタップしてください。これによって、編集モードになります。
  2. 目的のフィクスチャとアトリビュートに合わせて、プログラマのセレクションを変更します。
  3. Update を押してから、そのワールドをタップします。
  4. Update ポップアップで OK をタップして、更新を確定してください。

ワールドの設定も、以下のようにして編集できます。

  1. 目的のワールドで、Swipey メニューを使用します。
  2. Swipey で Edit Settings を選ぶと、Edit World ポップアップが開きます。
    Update this description text.
  3. 必要な変更を行います。
  4. ポップアップを閉じてください。

Edit World ポップアップでは、以下のオプションにアクセスできます。

重要
現在選択されているワールドに対する Selection 値を変更しても、Selection への変更はすぐには表示されません。別のワールドを選択してから、再度目的のワールドを選択する必要があります。
ヒント
ワールドを保存する際に、コマンド内で Selection プロパティを指定できます。
Store World ["ワールド名" または ワールド番号] Property "Selection" ["オプション"]

以下の2つのボタンもあります。
Edit Content は、上述のようにワールドを編集モードに設定します。
List Reference は、別のポップアップを開いて、ワールドを使用している種々の要素を一覧表示します。


ワールドの削除

Worlds can be deleted like most other pool objects by using the Delete Keyword.

Deleting the world does not delete the fixtures or attributes from the show. It is only the world that is deleted.

If a world is assigned as an input or output filter to a sequence or preset pool, then this is also removed when the world is deleted.

Oopsing the deletion brings back the world and also the filter settings for the sequence and preset pool.

The general syntax for deleting a world is:

Delete World ["ワールド名" または ワールド番号]

It can also be a range of worlds.

World number 1 is locked from the factory and cannot be deleted.

重要
If the currently active world where the user is in gets deleted, the world still remains active. Until a different world is selected, the user can only use fixtures and attributes of the deleted one.