クイックスタートガイド - ディマーの追加とパッチ

前のトピックで空の新規ショーを作成しましたので、それにいくつかのライトを追加しましょう。

簡単な小規模の舞台があると仮定して、その照明のために 12 のディマーを用いるとします。基本となる照明仕込み図は、下のようになります。


Figure 1: 照明仕込み図 - ディマーのみ

それでは、12のディマーを卓の設定に追加しましょう。

画面内容は気にせずに Setup キーを押してください。右端のエンコーダが "Select Patch & Fixture Schedule" になったら、それを押してください。

外部画面には(もしあれば画面3〜5にも)、このビューについてのヘルプが表示されますが、これについては後で説明しますので今は無視してください。

画面1の右側にある Add New Fixtures を押してください。

これによって、Add New Fixtures ウィンドウが開きます。的確なフィクスチャが追加されるように、全ての緑のエリアを設定します。

'Type' 欄には、一般的なディマー・フィクスチャが既に選ばれて表示されています。名前の一部にある "2" や "00" という数字は気にしないでください。

Quantity は 12 にしてください。これを行うには、左から2番目のエンコーダを用いるのがよいでしょう。"Quantity 12" となるまでエンコーダを回してください。

1で始まるフィクスチャIDが必要ですが、名前は後で変更できます(他の部分も変更可能)。またこれらのフィクスチャを、ユニバース1のアドレス1からパッチします。設定が済むと、下のようになるはずです。


Figure 2: ディマーの設定

よければ、右上隅の OK を押してください。

Patch and Fixture Schedule ウィンドウに戻り、追加されたフィクスチャが一覧に表示されます。一覧は、右端のエンコーダを用いてスクロールできます。設定が正しく行われれば、ID番号が '1'〜'12' の12のディマーができ、それらが '1.001'〜'1.012' のアドレスにパッチされています。

ここで、右上隅の Done を押してください。

Patch and Fixture Schedule から抜けるか、また変更内容をどうするかについての確認が出ますので、Apply All Changes を押しましょう。

これで、ショーに12のディマーが追加されました。このショーを保存してください。
次のトピックでは、これらのディマーの制御方法について見ていきます。