Thru キーは、選択や値の範囲を指定するために用いられます。
Thru は、フィクスチャ、グループ、またはその他多くの対象で範囲選択を行うのに用いることができます。
例えば、フィクスチャ1、2、3、4、5を選択したい場合、以下のように押します。
Fixture 1 Thru 5 Please
フィクスチャ1から選択したい場合、1 を入力する必要はありません。
Fixture Thru 5 Please
これによって、5までのID番号を持つすべてのフィクスチャが選択されます。
またフィクスチャ5が最大のIDだった場合、さらに省略できます。
Fixture Thru Please
これによって、最小番号から最大番号までの、すべてのフィクスチャが選択されます。
他に何も指定しない場合、卓は Fixture を用います。
Thru Please
これによって、ショーにあるすべてのフィクスチャが選択されます。
Fixture の代わりに、Groups、Presets、Macros など他の多くの対象で利用できます。
フィクスチャ・セレクションがある場合、それらに対して値を範囲指定できます。
At 1 0 Thru 1 0 0 Please
このコマンドによって、選択されているフィクスチャ全体に対して、10%〜100%の値が均等に割り振られます。
二つより多くの値を用いて割り振ることも可能です。
At 1 0 Thru 1 0 0 Thru 1 0 Please
これによって、セレクションの前半部分に対しては10%〜100%の値が、後半部分に対しては100%〜10%の値が均等に割り振られます。