Thru コマンド

このページでは、Thru コマンドの構文と使い方について説明します。

卓で Thru キーを押すと、Thru コマンドが入力されます。

説明

Thru コマンドによって以下のことが可能です。

構文

1. Fixtures ビューですべてのフィクスチャを選択します。

Fixture Thru

2. Fixtures ビューですべてのフィクスチャの範囲を選択します。

Fixture 5 Thru 10

3. メイン・エクゼキュータから、指定キュー以降をすべて削除します。

Delete Cue 3 Thru

4. エクゼキュータ・ボタンから、指定キュー以降をすべて削除します。

Delete Cue 3 Thru Executor 2

Thru コマンドは補助コマンドです。他のコマンドや番号とともに使用してください。

例1

ショーにあるすべてのフィクスチャを選択したいとします。


Figure 1: 選択されたフィクスチャ

Thru (= Fixture Thru) Please と押してください。

ショー内にあるすべてのフィクスチャが選択されます。

例2

フィクスチャ5〜10を選択したいとします。

Fixture 5 Thru 1 0 Please と押してください。

フィクスチャ5〜10が選択されます。

例3

メイン・エクゼキュータから、キュー3以降のすべてのキューを削除したいとします。

Delete Cue 3 Thru Please と押してください。

キュー3以降のすべてのキューが、メイン・エクゼキュータから削除されます。

例4

エクゼキュータ・ボタン1から、キュー3以降のすべてのキューを削除したいとします。

重要
Delete Cue と押すと、メイン・キューリストが画面1に表示されます。
コマンドに続けて キュー番号 を入力し、エクゼキュータ番号 を指定するか エクゼキュータ・ボタン を押してください。入力されたエクゼキュータでキューが削除されます。
エクゼキュータ番号を入力しない場合、あるいはエクゼキュータ・ボタンを指定しない場合、メイン・キューリストでキューが削除されます。

Delete Cue 3 Thru と押してから、該当するエクゼキュータ・ボタン go を押します。

― または ―

Delete Cue 3 Thru Exec 1 Please と押してください。

キュー3以降のすべてのキューが、エクゼキュータ1から削除されます。

関連事項