Empty Executor ウィンドウ

Empty Executor ウィンドウに移るには、Executor Bar ウィンドウ で空のエクゼキュータをタップします。


Figure 1: Empty Executor ウィンドウ

ここには以下の四つの選択肢があります。

Store Executor:
アクティブなプログラマ値を、エクゼキュータにキューとして保存します。

Store Group Executor:
選択されているフィクスチャを、エクゼキュータにグループマスターとして保存します。

Store Speed Executor:
このエクゼキュータを、四つの Speed マスターまたは Rate マスターの一つにします。
Speed マスターは、キューのエフェクト・スピードやチェイサーの再生スピードを制御します。
Rate マスターは、フェーダで設定された係数をキュー・タイミングに乗算します。

Store Time Executor:
このエクゼキュータを、Executor Time マスターまたは Program Time マスターにします。
Executor Time マスターは、キュー・フェード、オン/オフタイムをオーバーライドし、またキュー・ディレイをゼロに設定します。
Program Time マスターは、すべてのプログラム値のフェードタイムを0〜10秒の範囲で制御します。
これは、プログラマに新しい値の追加する場合と、Clear キーでプログラマから値を取り除く場合の両方で作用します。

Empty Executor ウィンドウから抜けるには、タイトルバーの Esc をタップするか、卓で Esc を押してください。

Store Executor の例

アクティブなプログラマ値を、エクゼキュータ1にキューとして保存したいとします。


Figure 2: キューが一つのエクゼキュータ

  1. Executor Bar ウィンドウ で空のエクゼキュータ1をタップすると、Empty Executor ウィンドウが開きます。
  2. Store Executor をタップしてください。

アクティブなプログラマ値が、エクゼキュータ1にキュー1として保存されます。

Group Executor の例

左側で選択されたディマー・フィクスチャを、グループマスターとして空のエクゼキュータ6に保存したいとします。


Figure 3: グループマスター

  1. Fixtures ビュー の左側で、すべてのディマー・フィクスチャを選択します。
  2. Executor Bar ウィンドウ で空のエクゼキュータ6をタップすると、Empty Executor ウィンドウが開きます。
  3. Store Group Executor をタップしてください。

エクゼキュータ6がグループマスターになります。

Rate Executor の例

空のエクゼキュータ6に Master Rate を割り当てたいとします。


Figure 4: Master Rate

  1. Executor Bar ウィンドウ で空のエクゼキュータ6をタップすると、Empty Executor ウィンドウが開きます。
  2. Store Speed Executor をタップすると、Select... ウィンドウが開きます。
  3. Master Rate をタップしてください。

エクゼキュータ6が Master Rate になります。

Time Executor の例

空のエクゼキュータ1に Program Time マスターを割り当てたいとします。


Figure 5: Program Time マスター

  1. Executor Bar ウィンドウ で空のエクゼキュータ1をタップすると、Empty Executor ウィンドウが開きます。
  2. Store Time Executor をタップすると、Select... ウィンドウが開きます。
  3. Prog Time をタップしてください。

エクゼキュータ1が Program Time マスターになります。