Instance Manager

前のトピックを読まずに、リンクからこのトピックに開いた場合は、まず フィクスチャタイプの構造 を読んでください。

Instance Manager は、既存のモジュールをフィクスチャに追加したり配置したりするのに用いられます。

画面下部には、行の追加や削除のためのボタンがあります。Diagnostics ボタンをタップすると、インスタンス設定についてのエラーや警告を一覧表示するポップアップが開きます。

各行は、モジュールのインスタンスです。単純なフィクスチャでは、1つのモジュールと1つのインスタンスだけしかありません。しかし、フィクスチャに複数のカラーコントロール要素やLEDピクセルがある場合、大抵は複数のインスタンスがあります。

インスタンスは、互いに物理的に配置し、DMXスタートアドレスのオフセットを設定しておく必要があります。

これは、Instance Manager の列項目を編集することで行います。以下は、列項目についての簡単な説明です。

• No.:
  これは、行に対して自動的に振られる番号で、編集できません。
• Module Type:
  ここでモジュールを選択します。このセルを編集すると、Select DMX Module ポップアップが開きます。このインスタンスに対して、モジュールの1つを選択して使用できます。
• Patch:
  フィクスチャの開始アドレスをベースとしたDMXアドレスのオフセットです。多くの場合、各モジュールはDMXアドレスオフセットなしで始まりますが、インスタンスはオフセットを持ちます。これにより、フィクスチャのドキュメンテーションに基づいてDMXオフセットが設定された複数のLEDインスタンスに使用できる1つのLEDピクセル・モジュールを簡単に作成できます。
• X, Y, and Z:
  これは、フィクスチャの中心に基づいたインスタンスの位置です。LED ピクセル・インスタンスを相互に配置するためによく用いられます。これは、MA 3D や Stage ウィンドウでの正しい視覚化のために必要です。
• Locked:
  インスタンスを個別に移動せずに、互いの相対距離を保ちながら一緒に移動したい場合に有効にします。