MIB とは

このセクションでは MIB (Move In Black) の概念について説明します。実際の使用法については、MIB の操作 を参照してください。

MIB (Move In Black) は、トラッキング・シーケンスにおいて、ゼロからフェードインするフィクスチャのアトリビュートを、先を見越して事前に位置決めするための機能です。フィクスチャがフェードインする間に、フィクスチャのアトリビュートが移り変わっていく様子が見えてしまうのを自動的に防ぎます。

キューパートのMIBプロパティに、事前位置決めを行う際に卓に伝えるべき値を与えることによって、キューからキューへという原則に基づくMIBが可能となります。

 

下のキュー・シーケンスを見てください。


MIBが可能なシーケンス

このキューをMIBを使わないで再生した場合、キュー3からキュー4でフィクスチャがディマーをフェードしている間に、カラーの変化が見えてしまいます。MIBを使うと、フェードの前にあらかじめフィクスチャのカラーを位置決めしてくことができます。

キュー4のMIB値に "Early" が指定された場合、キュー2(0%にフェードしてから)およびその前から、できるだけ早くに、キュー4に対するフィクスチャの事前位置決めを試みます。

キュー4のMIB値に "Late" が指定された場合、キュー3のフェードが終わってから、できるだけ遅くに、事前位置決めを試みます。

キュー4のMIB値に "1" が指定された場合、キュー1およびその前から、できるだけ早くに、キュー4に対するフィクスチャの事前位置決めを試みます。

キュー4のMIB値に "-2" が指定された場合、キュー2.5およびその前から、できるだけ早くに、キュー4に対するフィクスチャの事前位置決めを試みます。この一覧では、キュー番号4からキューを2つ戻ると、キュー番号2.5になります。

 

各アトリビュートの実際の事前位置決めは、必ずしもMIB値で指示されたキューで行われるわけではありません。「可能なら」というのは、以下のいずれかの状況では、各アトリビュートの事前位置決めが「保留」されるということです。