コマンドラインに Protocol またはショートカットの Prot を入力してください。
TProtocol は、ネットワーク・プロトコルにアクセスするためのオブジェクト・キーワードです。
ネットワーク・プロトコルを保存または削除したり、パラメータを割り当てたりできます。
詳しくは DMX のネットワーク・プロトコル を参照してください。
[機能] Protocol [ネットワーク・プロトコルID] . [Row ID]
Assign Protocol [ネットワーク・プロトコルID] / [パラメータ] = [パラメータ値]
Assign Protocol [ネットワーク・プロトコルID] . [Row ID] / [パラメータ] = [パラメータ値]
以下は、利用可能なネットワーク・プロトコルとそれらのIDです。
プロトコル | ID |
---|---|
Art-Net | 1 |
ETC Net2 | 2 |
Pathport | 3 |
sACN | 4 |
Shownet | 5 |
Kinet1 | 6 |
以下は、コマンド Assign Protocol [Network Protocol ID] / [パラメータ] = [パラメータ値] によって割り当てられるパラメータの一覧です。
プロトコル | パラメータ | パラメータ 値 | 説明 |
---|---|---|---|
Art-Net, sACN, Kinet1 | OutActive | "On", "Off" | 出力のオン/オフを設定します。 |
Art-Net, sACN, Kinet1 | InActive | "On", "Off" | 入力のオン/オフを設定します。 |
Art-Net | MaxUnicast | 0〜10 | OutputAuto モードの場合のみ Art-Net がユニキャストからブロードキャストに切り替わるまでの、メンバーの最大数を割り当てます。 |
Art-Net, ETC Net2, Pathport, sACN, Shownet, Kinet1 | Info | "情報" | 追加情報を割り当てます。 |
ETC Net2, Pathport, Shownet | Active | "On", "Off" |
卓が、ネットワーク・プロトコルを送信または隠すかどうかを指定します。 |
ETC Net2, Pathport, Shownet | LocalStart | 1〜256 | ネットワーク・プロトコルを送受信するDMXユニバースを割り当てます。 |
ETC Net2, Pathport, Shownet | Amount |
ETC Net2 and Pathport: Shownet: 1〜256 または "None" |
ネットワーク・プロトコルを送信するDMXユニバースの総数を割り当てます。 |
ETC Net2, Pathport, Shownet | ExternStart | 1〜64 | 送受信するDMXユニバースを割り当てます。 |
ETC Net2 | Groups | 1〜6 | ETC Net2 はマルチキャスト・グループを使って送信を単純化・最適化します。送信先グループを割り当てます。 |
ETC Net2, Shownet, | Priority |
ETC Net2: 1〜20 Shownet: 0〜16 |
競合発生時に、どれがノードをリッスンするかを決めるための優先度を割り当てます。 ETC Net2: 最も小さな番号が、最高優先度を持ちます。 Shownet: DMX512スロットは、異なる優先度に割り当てられた複数の Netslotに パッチできます。 DMX512スロットは、HTPが選択されていない場合、最高優先度の Netslot のレベルを出力します。 |
ETC Net2, Pathport | TTL | 0〜255 | TTL (Time to Live) ネットワーク上でマルチキャスト・トラフィックが失効するまでに通過することが許されるルータ(ホップ)の数を指定します。ルータ(ホップ)ごとに、始めに指定した TTL は1ずつ減っていきます。その TTL 値が 0 になると、各マルチキャスト・データグラムは失効し、ネットワークを通して他のサブネットへ送られなくなります。 |
以下は、コマンド Assign Protocol [Network Protocol ID] . [Row ID] / [パラメータ] = [パラメータ値] によって割り当てられるパラメータの一覧です。
Art-Net、sACN、Kinet1 のプロトコルでのみ利用できます。
Network Protocol | パラメータ | パラメータ 値 | 説明 |
---|---|---|---|
Art-Net, sACN | Mode | Art-Net: "OutputBroadcast", "OutputUnicast", "OutputAuto", "Input" sACN: "OutputMulticast", "OutputUnicast", "InputMulticast", "InputUnicast" |
出力または入力モードを割り当てます。 |
Art-Net, sACN | DestinationIP | "1.2.3.4" | OutputUnicast モードの場合のみ デスティネーションIPアドレスを割り当てます。 |
Art-Net, sACN, Kinet1 | LocalStart | 1〜256 | ネットワーク・プロトコルを送受信するDMXユニバースを割り当てます。 |
Art-Net, sACN, Kinet1 | Amount | 1〜256 | ネットワーク・プロトコルを送受信するDMXユニバース数を割り当てます。 |
Art-Net | Network | 1〜128 | ネットワークを割り当てます。 |
Art-Net | Subnet | 0〜15 | サブネットを割り当てます。 |
Art-Net | Universe | 0〜15 | ユニバースを割り当てます。 |
Art-Net, sACN | Delay(ms) | 0.000〜5.000 | 出力モードの場合のみ パケット間のディレイをミリ秒単位で割り当てます。 |
sACN | sACNUniverse | 1〜64000 | sACN ユニバースを割り当てます。 |
sACN | Priority | 0〜200 or "None" | 競合発生時に、どれがノードをリッスンするかを決めるための優先度を割り当てます。最も大きな番号が、最高優先度を持ちます。 |
sACN | Protocol | "Final" または "Draft" | sACN プロトコルを割り当てます。一部の機器は、最終リリース前の sACN ドラフト版を実装しています。 |
sACN | TTL | 0〜255 | TTL (Time to Live) ネットワーク上でマルチキャスト・トラフィックが失効するまでに通過することが許されるルータ(ホップ)の数を指定します。ルータ(ホップ)ごとに、始めに指定した TTL は1ずつ減っていきます。その TTL 値が 0 になると、各マルチキャスト・データグラムは失効し、ネットワークを通して他のサブネットへ送られなくなります。 |
sACN, Kinet1 | Info | "情報" | 追加情報を割り当てます。 |
Kinet1 | ExternStart | 0〜255 または "None" | 送信されるユニバース番号を割り当てます。 |
Kinet1 | IPAddress | "1.2.3.4" | IPアドレスを割り当てます。 |