クイックスタートガイドへようこそ

クイックスタートガイドへようこそ

以下のページでは、grandMA2 で最も使用される機能のいくつかについて紹介していきます。

このユーザマニュアルの他のページよりも直接的で簡易な書き方で、grandMA2ソフトウェアについて案内します。

このガイドでは、卓や onPC の接続・設定方法については扱いません。すでに機器が稼働していることを前提にして始めます。
機器の接続や設定については、最初のステップ を参照してください。 また、onPC のインストールや動作については、grandMA2 onPC のインストールgrandMA2 onPC の詳細 を参照してください。

はじめに

このガイドは、主に grandMA2 onPC の使用を前提に書かれています。これを読む多くのユーザは、onPC プラットフォームを用いていると思われるからです。onPC と卓とで操作方法が異なる場合は、その都度説明します。

マウス/トラックボールの使用を推奨します。このガイドではしばしば、「ボタンをクリックする」などという表現がありますが、これは、卓におけるタップと同じです。また、「フィクスチャ番号を右クリックする」は、卓の Edit キーを押してからフィクスチャ番号をタップする、と同じです。卓のトラックボールや外付けマウスも使用できますが、それはユーザ次第です。

onPC では、多くの作業を「仮想」画面で行うことになります。"モニタ画面1" について述べている場合、右側にある Command ボタンで開く画面を指します。onPC が "MultiScreen" モード(onPC オプション)で動作している場合、それはメインウィンドウになり、右側の Command ボタンは表示されません。
エクゼキュータは、右側のメニューにある Executor 1 - 15 101 - 115 ボタンをタップすることによってアクセスできます。また、その他の画面も、右側メニューの関連ボタンをタップすることでアクセスできます。

大きなメイン・エクゼキュータが必要となる場合があります。卓では、2本の100mmフェーダとその下の3つ大きなデフォルト・ボタンです。onPC では、右側のメニューにある Masters ボタンをタップすることで、同じフェーダとボタンにアクセスできます。

最新版を読むために、オンラインでの利用をお勧めします。
これをPDFとして取得すれば、印刷も可能ですが、代わりに好みの電子プラットフォーム上で読んだ方が紙の節約にもなってよいでしょう。

クイックスタートガイドは、最初から最後まで通して読まれることを意図された、初心者のためのものです。
特定のトピックを探したい場合は、左側の目次ツリーを見るか、オンラインで検索してください。

最良の結果を得るために、書かれていることを正確に行ってください。記述されていない変更を加えると、適切な結果が得られない場合があります。

クイックスタートガイドの表記

このガイドでは、状況に応じて異なる表記を用いています。

onPC では、卓のキーに対応する仮想ボタンを押す場合が多くありますが、キーを押したりクリックしたりする必要がある場合は、Store Cue 1 Please などというように表しています。

単にキーについて述べる場合は、シングルクォーテーションで囲んで 'Store' キー というように表します。

画面上のボタンなどをクリックまたはタップする必要がある場合、Internal というように表します。

用語として説明する場合などは、「Store は何かを保存するための機能です」というように太字で強調表示します。

キーボードを用いてコマンドラインに何かを入力する必要がある場合は、下のように表します(この内容については後で見ていきます)。

[Channel]> Store cue 1

このような入力されたコマンドは、キーボードの Enter キーで実行する必要がありますが、それは表示されません。これは、Please と同じです。これは表示されるコマンドではなく、入力されたコマンドを実行するためのキーです。
上のコマンドライン入力には、デフォルト・キーワード(角括弧内の語)が表示されています。これはすでにそこにあるもので、入力する必要はありません。場合によっては、上の例とは異なるキーワードになるかもしれません。

システムからのフィードバックは、下のように表示されます。

[time] : Executing : Store cue 1

Please や Enter は表示されていないことに注目してください。

コマンドライン以外でのキーボード入力が必要な場合は、store cue 1 というように下線付きで強調表示します。

 

それでは、onPC や 卓の電源を入れて起動を確認し、次のページ から始めましょう。