次のストップウォッチのシンボルは、Follow Time というトグルボタンです。これが有効になっていると、アクティブなキューまたはタイムが常に表示されます。これは、シートにおける Auto Scroll と似ています。ショーが記録または再生状態になると、緑のタイムマーカとラインが、左側から移動し画面の中央にとどまります。
Create Selection: Create Selection ポップアップが開きます。 Create Selection ポップアップ
ここでは、複数のイベントを選択できます。左側のドロップダウン・リストで選択対象を選べます。On Current Subtrack、On Selected Tracks、On All Tracks の3つの選択肢があります。
次の Befor Time ボタンは、タイムマーカ位置を含むそれ以前のすべてのイベントを選択します。All ボタンは、すべてのイベントを選択します。そして After Time ボタンは、タイムマーカ位置を含むそれ以降のすべてのイベントを選択します。
Lock/Unlock Sub Track:
これを押すと、選択したトラックまたはサブトラックのみが、ロック/解除されます。サブトラックは、両方の Lock ボタンでロックできます。ロックされたサブトラックには、黄色の錠マークが表示されます。
Add New Track:
これを押すと、Select executor for new track ポップアップが開きます。表示内容は、上の Select executor for existing track ポップアップと同じです。ここでは、トラックに対するエクゼキュータを一覧から選択できます。選択したエクゼキュータは、タイムコード・ショーに新しいトラックとして追加されます。
Add New Sub Track:
これを押すと、Select New Sub Track ポップアップが開きます。 Select New Sub Track ポップアップ
ここでは、フェード機能を選択して、タイムコード・ショーに新しいサブトラックとして追加できます。
Delete Current (Sub) Track:
これを押すと、トラックが削除されます。現在のトラックがメイントラックの場合は、サブトラックも削除されます。
緑の縦ラインは現在タイムを示しています。ネットワーク・セッションのそれぞれのタイムコード・ショーに対して、1つのタイムマーカがあります。Follow Time (タイトルバー)が有効な場合、再生中にメイントラックで最後に実行されたアクションが自動的に選択されます。タイム・ソースが内部クロックの場合、4番目(右端)のエンコーダを回すとタイムが一旦停止し、最後のイベント位置に移動します。
Switch Off: Playback Off と Keep Playbacks という2つの選択肢があります。これは、タイムコード・ショーがオフになったときに、(タイムコード・ショーによって開始された)再生がどうなるかを指定します。
Status Call:
これが On の場合、タイムコード・ショーが直ちにタイムコード信号に同期します。Off の場合は、イベントに達したときにアクションが実行されます。例えば、"Goto Cue 1" と "Goto Cue 2" の間のタイムにあるときにタイムコード・ショーをオンにすると、Status Call が On の場合は、直ちに "Goto Cue 1" を実行されますが(タイムコード・ショーで想定される状態)、Off の場合は、キュー1を実行せずに、"Goto Cue 2" イベントに達するまで待ちます。
Time unit:
ここを押すと、Select Time Unit ポップアップが開きます。 Select Time Unit ポップアップ
ここでは、表示されるタイムの単位を選択できます。1/100 Seconds、30 FPS、25 FPS、24 FPS という選択肢があります(FPS = フレーム/秒)。これは、入力信号には依存しません。
この設定は、Graphic 表示モードのみに対するものです。
When Ending: Stop と Pause という2つ選択肢があります。これは、タイムコード・ショーが記録されているタイムに達したときに、どう振る舞うかを指定します。外部タイムソースを使用する場合は、このオプションを利用できません。
When Stopping: Do Nothing と Rewind という2つ選択肢があります。これは、タイムコード・ショーが停止したときに、どう振る舞うかを指定します。
Autostart:
これが On の場合、タイムコード・ソースが動作しているときに、タイムコード・ショーが自動的に開始されます。内部タイムソースを使用する場合は、このオプションを利用できません。
User Bits:
8桁のタイムコード・タイムを表す32ビットの他に、フレームごとに4ビットずつ計32ビットのユーザビット(8桁)があります。ユーザビットを用いると、例えば照明には1、特殊効果には2というように指定することで、タイムコード信号にマーク付けできます。タイムコードの供給者から指示が無い限り、これを変更しないでください。なお内部タイムコード・ソースを用いる場合には利用できません。