タイムコード・ショーの再生
タイムコード・ショーは、Timecode エンコーダツールバー、またはコマンドラインを用いて制御できます。
Timecode プールでタイムコード・ショーをタップすると、エンコーダ・ツールバーは下のように変わります。
エンコーダ・ツールバー - タイムコード・ショー
上の行にあるボタンで、ショーの再生モードを制御できます。以下は、ボタンについての簡単な説明です(左から右)。
Show info :
このボタンをタップしても何もしません。タイムコード・ショーの名前と番号が表示されます。
Edit Timecode Show :
このボタンをタップすると、Timecode Editor が開きます。
詳しくは タイムコード・ショーの編集 を参照してください。
Jump to Start :
タイムを 0 (ゼロ)に設定します。
Stop :
タイムコード・ショーを停止します。
Pause :
タイムコード・ショーを休止します。
Play :
タイムコード・ショーを再生モードにします。 ソースが外部の場合、タイムコードソースの開始を待ちます。ソースが "Intern" の場合は、タイムマーカ 位置から実行を開始します。
Jump to End :
タイムコード・ショーの最後に移動します。
Record :
タップすると、タイムコード・ショーが記録 モードになります。
タイムコード・ショーの記録については、タイムコード・ショーの記録 を参照してください。
4つのエンコーダは、以下の機能を持ちます。
Time :
これは タイムマーカ です。現在のタイムが表示されます。ソースが "Intern" の場合、エンコーダで現在のタイムを設定できます。
Track :
トラックの選択に用いられます(タイムコード・ショーの編集 を参照)。
Event :
イベントの選択に用いられます(タイムコード・ショーの編集 を参照)。
Move :
選択されたイベントを移動するのに用いられます(タイムコード・ショーの編集 を参照)。
エンコーダは、主に Timecode Editor で使用されます。
コマンドラインの利用
タイムコード・ショーは、コマンドラインからも制御できます。
Go コマンドは、タイムコード・ショーを再生モードにします。
例えば、タイムコード・ショー2 を再生したい場合は、以下のように入力してください。
[Channel]> Go Timecode 2
Intern ソースで、特定の時間(3時間30分)からタイムコード・ショー3を再生したい場合は、以下のように入力します。
[Channel]> Go Timecode 3 Time 3h30m
ショーの長さは、指定されたタイムより長くなければなりません。
上例で、Go の代わりに Pause を用いると、特定の時間に休止することもできます。
<<< キーワード を用いると、タイム 0 (ゼロ)に移動します。
[Channel]> <<< Timecode 4
>>> キーワード を用いると、最後のタイムに移動します(Length オプション)。
Off キーワード を用いると、タイムコード・ショーが停止します。
タイムコード・ジェネレータ
各 タイムコード・スロット は、セッションに対してタイムコード信号を生成できます。この信号は、LTC や MIDI ポートからは出力されませんが、セッションで配信されます。
プール内のタイムコード・スロットをタップすると、エンコーダツールバーが下のように変わります。
エンコーダ・ツールバー - タイムコード・ジェネレータ
上の行には多くのボタンがあります。以下は、ボタンについての簡単な説明です(左から右)。
Slot Number Info :
この情報ボタンは、タイムコード・スロット番号を表示しています。また、ジェネレータが動作している場合は、Emulated (フレーム/秒) が表示されます。
Time format - スワイプ・ボタン:
生成されるフレーム/秒を設定できます。24 FPS 、25 FPS 、30 FPS 、 および 1/100s という選択肢があります。
Loop - トグル・ボタン:
これが有効な場合、ジェネレータが End Time (3番目のエンコーダで設定)に達すると、Start Time (2番目のエンコーダで設定)に戻ります。
Jump to Start - タイムコードを表示している Clock ウィンドウのタイトルバーにも表示。
Start Time に移動します。
Rewind :
このボタンを押し続けると、タイムが巻き戻ります。
Stop :
ジェネレータが停止し、タイムが Start Time に設定されます。
Pause - タイムコードを表示している Clock ウィンドウのタイトルバーにも表示。
ジェネレータが現在のタイムで休止します。
Play - タイムコードを表示している Clock ウィンドウのタイトルバーにも表示。
タイムコード・ジェネレータを開始します。
Fast forward :
このボタンを押し続けると、タイムが早送りされます。
Jump to End - タイムコードを表示している Clock ウィンドウのタイトルバーにも表示。
ジェネレータが End Time に移動します。Loop が有効でジェネレータが動作している場合は、Start Time に移動します。
タイムコード・ジェネレータでは、3つのエンコーダを使えます。左端のエンコーダは何もしませんが、ラベルにはスロットのタイムが表示されます。2番目のエンコーダで、ジェネレータの Start Time (開始タイム)を設定できます。また3番目で、ジェネレータのEnd Time (終了タイム)を設定できます。
コマンドラインの利用
ジェネレータは、コマンドによっても制御できます。
タイムコード・スロット1を再生またはジェネレートするには Go コマンドを用います。
[Channel]> Go TimecodeSlot 1
ジェネレータを停止するには、Off コマンドを用います。また、Pause でジェネレータが休止します。