grandMA3 ソフトウェアは、内部または外部ドライブにデータを保存する際に、想定された構造を維持するために、デフォルトのフォルダ構成を用います。
grandMA3 のユーザ・データが保存されているメインフォルダは、ドライブの種類によって異なるラベルで表示されます。このフォルダは、以下の名前と場所で見つかります。
卓、または grandMA3 onPC が動作しているコンピュータに接続されているUSBドライブでは、メインフォルダが grandMA3 という名前でルートに表示されます。
ドライブがステーションに接続され、システムで選択されると、完全なフォルダ構造が作成されます。ドライブを選択するには、Backup メニュー、インポート/エクスポートが可能なすべてのメニュー、あるいは Select Drive [ドライブ番号] コマンド(Drive キーワード を参照)など、さまざまな方法があります。
ソフトウェアのインストール時には、完全なフォルダ構造が作成されます。
grandMA3 onPC が動作しているコンピュータの内部ドライブには、MALightingTechnology という名前のメインフォルダが表示されます。
macOS が動作しているコンピュータでは、以下の場所にメインフォルダがあります。
[System HD]/Users/[User Name]/MALightingTechnology
Windows が動作しているコンピュータでは、以下の場所にメインフォルダがあります。
C:\ProgramData\MALightingTechnology
SFTP経由で卓にログインした場合、grandMA3 のメインフォルダが / という名前でルートディレクトリとして表示されます。詳しくは SFTP接続 を参照してください。
ショーファイルとバックアップ・ショーファイルは、以下の場所にある専用フォルダに保存されます。
grandMA3/shared/shows
grandMA3/shared/backups
MALightingTechnology/gma3_x.y.z/shared/shows
MALightingTechnology/gma3_x.y.z/shared/backups
/actual/shared/shows
/actual/shared/backups
ショーファイルからデータの一部分(フィクスチャ・プロファイル、ユーザプロファイル、マクロなどのオブジェクトを含む)をエクスポートする場合、別のデスティネーションが指定されない限り、これらのファイルは選択したドライブの gma3_library フォルダに保存されます。ほとんどのオブジェクト・タイプには、ライブラリ内に専用のデフォルト・サブフォルダがあります。
自動生成されるライブラリ・フォルダとサブフォルダの全リストは以下の通りです。
gma3_library 内に専用のサブフォルダが無いオブジェクトをエクスポートすると、別のデスティネーションが指定されない限り、ファイルは gma3_library フォルダに直接保存されます。
それぞれが専用フォルダを持つ複数のオブジェクトの親(例: DMXプロトコルを Art-Net と sACN に分けずに、1つにまとめて)、あるいは専用フォルダを持たないオブジェクトの子(例: シーケンス全体ではなく、1つ以上のキュー)のいずれかをエクスポートすると、ファイル名に説明的なサブ拡張子が自動的に追加され、最適なフォルダに保存されます。
grandMA3 ソフトウェアのバージョン1.5以降で用いられるデフォルトのフォルダ構造は、以前のバージョンで用いられていた構造とは異なります。ソフトウェアが、古い構造を含み新しい構造を含まないUSBドライブを認識すると、既存データを新しい構造に自動的に移行するためのオプションを含むポップアップが表示されます。
ポップアップには以下の選択肢があります。