SendOSC キーワード
SendOSC キーワードをコマンドラインに入力するには、以下のいずれかを行ってください。
- SendOSC を入力。
- ショートカットの Sen を入力。
説明
SendOSC は、OSCコマンドを送信するためのコマンド・キーワードです。
詳しくは OSC を参照してください。
構文
SendOSC [ID] "/[OSCアドレス],[OSCタイプ],[値]"
対応しているタイプは以下の通りです。
- Int(i)
- Float(f)
- Blob(b)
- String(s)
- True(T)
- False(F)
- Null(N)
- Impulse(I)
- Timetag(t)
以下に対しては、値(ペイロード)を設定する必要はありません。
- True
- False
- Null
- Impulse
- Timetag
ヒント
OSCタイプの True、False、Nil/Null、Impulse、および Timetag を用いる場合、値を入力する必要はありません。
ヒント
カンマで区切ると、複数の値を一度に送信できます。
重要
エクゼキュータをアドレス指定するときは、ページも指定する必要があります。
ページ番号とエクゼキュータ番号を用いる代わりに、それらを名前で指定することもできます。
エクゼキュータ・キーをアドレス指定した場合、0 という値はそれが押されていないことを、0 より大きな値は押されたことを表します。
OSCData の設定行で Prefix が指定されている場合、OSCSend コマンドを用いると、そのプレフィックスが送信文字列に付加されます。
ヒント
フェーダ、エクゼキュータ・ノブ、ボタンを制御するためのOSCタイプは、Integer32、Float32、True、False、およびNil/Null です。
True は 1、False は 0 として解釈されます。
ヒント
Page、Fader、ExecutorKnob、Key に対して定義されているアドレスでは、大文字と小文字が区別されます。
例
- OSC メニューの最初の設定を用いて、ページ1のフェーダ201に整数値50を与えるOSCコマンドを送信します。
User name[Fixture]> SendOSC 1 "/Page1/Fader201,i,50"
- OSC メニューの最初の設定を用いて、ページ1のフェーダ201に整数値100と5秒のフェードタイムを与えるOSCコマンドを送信します。
User name[Fixture]> SendOSC 1 "/Page1/Fader201,ii,100,5"
- 2番目の grandMA3 ステーションにOSCコマンドを送信するには、OSC アドレス /cmd を使用できます。
キュー1を保存するには、以下のように入力してください。
User name[Fixture]> SendOSC 1 "/cmd,s,Store Cue 1"