Width は、Group の場合と同じ出力結果になるように見えます。違いは、Group ではグループ化されたフィクスチャが同じグリッド位置に配置されますが、Width ではフィクスチャが次の軸に移動されることです。
これによって、MAtricks 選択で複数の軸を組み合わせることが可能になります。
これは、グリッドに配置されたフィクスチャに対する優れたツールになります。
Width を持つ MAtricks にフィクスチャがあり、Group プールにグループを保存すると(グループの作成 を参照)、現在の Selection Grid の設定を保存することにもなります。
例をあげて説明するのがよいでしょう。
この例では、10台のフィクスチャ(1〜10)があります。
それらは、特定のグリッド情報なしで、1から10まで選択され、Highlight が有効になっています。
グリッド情報が無いため、フィクスチャは1つ軸(X軸)上にのみ存在します。
Next を押して、MAtricks X の値を 0 にします。
Selection Grid および Fixture Sheet (Channel SheetMode で Output レイヤを選択) ウィンドウでは、以下のようになります。
ここで、MAtricks ウィンドウの XWidth で + を3回タップして、値を3に設定します。
画面は以下のように変わります。
最初のX列にあるすべてのフィクスチャが点灯するようになりました。
この配列により、X と Y の値を組み合わせて、特定のフィクスチャ、またはフィクスチャの列や行を選択できるようになります。
この配列でフィクスチャ6を点灯するには、X=2、Y=1 に設定します。
X と Y の値をいろいろと試してみてください。