ステーションは、システムに接続されている任意のデバイスのブラウザによってリモートコントロールできます。これには、Wi-Fi接続されたデバイスも含まれます。
最大で5台のデバイスを同時に接続できます。
各リモート・デバイスは特定のステーションに接続します。リモート・ブラウザの画面下部には、grandMA3 Compact、grandMA3 Compact XT、および grandMA3 onPC の画面1と同じコントロールとエンコーダ・ビューが表示されます。ユーザ定義エリアは、卓や onPC の画面1と同じです。Web リモートは、Remote ユーザとしてログインを試み、画面1のビューやウィンドウは、ログインしたユーザにしたがいます。また、接続されたステーションで現在ログインしているユーザとは別のユーザとしてログインすることができます。マルチユーザの設定については、シングルユーザとマルチユーザ・システム を参照してください。
卓や onPC で作成できるすべてのウィンドウおよびビューは、リモートで利用可能です。システムは高リフレッシュレートで内容を提供しようとしますが、接続スピードや解像度の影響を受けます。
Webリモートは、ステーションで有効にしておく必要があります。これは、Network メニューで行えます。メニューのアクセス方法については、セッション を参照してください。
Network メニューには、Web Remote のオン/オフボタンがあります。
Network メニュー左側の Web Remote をタップして開く Web Remote メニューにも、同様の設定ボタンがあります。
これで、ログインユーザの権限で、ステーションをリモートコントロールできるようになります。
新しいショーファイルには、Remote というユーザがあります。これは、デフォルトのユーザプロファイルを使用しますが、画面構成が異なります。Remote はキーワードでもあるため、このユーザでログインする場合は、コマンドラインで以下のように入力してください。
Web Remote メニューには接続されているデバイスの一覧があり、IPアドレス、OS、およびブラウザ情報が表示されます。
メニューには、変更可能な3つの設定があります。
Web Remote で接続のオン/オフを切り替えられます。
Resolution Limit では解像度を制限できます。選択肢には、480p、720p、1080p、Unlimited があります。この制限は、接続しているすべてのデバイスに共通です。Unlimited の場合は、そのデバイス画面に合わせて制限されます。
Connection Limit では、同時に接続できるデバイスの最大数を、1〜5の数値で設定できます。
接続されているリモートデバイスのコマンドライン入力の横には、以下のようなアイコンのボタンがあります。
これを有効にすると、リモートのコマンドライン入力をホストのコマンドライン入力にリンクできます。
リンクされたコマンドラインは、リモート/ホスト・ステーションの両方で、以下のように背景色が変わります。
ここで表示されている文字列は単なる例で、有効なコマンドではありません。
リンクされたコマンドラインのいずれかに入力されたコマンドは、同じユーザプロファイルでログインしているすべてのリンクされたコマンドラインに即座に表示されます。コマンドはすべて、ホスト・ステーションで実行されます。