ワールドの作成
ワールドは、プログラマで作成し、World プールに保存します。
ワールドは、(フィクスチャ)行と(アトリビュート)列から成る行列と考えられ、プログラマがシートの行や列にアクセスするのをブロックできます。
作成されたワールドには、現在のフィクスチャ・セレクションの行と、アクティブなアトリビュートの列が含まれます。アクティブなアトリビュートがない場合は、作成されたワールドに、すべてのアトリビュート列が含まれます。フィクスチャが選択されていない場合は、すべてのフィクスチャがワールドに含まれます。
例
必要条件:
画面に World プールと Fixture Sheet を表示。
フィクスチャ1〜5のワールド作成
- プログラマをクリアします。
- フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の五つのフィクスチャ)を選択します。
- Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
- 新規作成されたワールドをタップしてください。
これによって、フィクスチャ1〜5へのプログラミング・アクセスのみが可能になり、それが Fixture Sheet に反映されます。ここでは、すべてのアトリビュートを利用できます。
フィクスチャとアトリビュートのワールド作成
ワールドは値を含みませんが、ワールドでフィルタリングを行うためのアトリビュート情報を保存するには、アクティブな値が必要となります。
5台のフィクスチャと一つのアトリビュートのみの例
- World プールで World 1 (Full) をタップします。
- プログラマをクリアします。
- フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の五つのフィクスチャ)を選択します。
- フィクスチャに Dimmer 値を設定します。値は何でもかまいません。
- Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
- 新しいワールドをタップしてください。
Fixture Sheet を見てください。選択したフィクスチャとその Dimmer アトリビュートだけが表示されます。
すべてのフィクスチャに対する一部のアトリビュートのみのワールドを保存
フィクスチャを選択せずにワールドを保存すると、すべてのフィクスチャを利用できます。
Position アトリビュートのみの例
- World プールで World 1 (Full) をタップします。
- プログラマをクリアします。
- フィクスチャ1〜5(または、ショーにある任意の五つのフィクスチャ)を選択します。
- フィクスチャに Pan/Tilt 値を設定します。値は何でもかまいません。
- Clear を1回押してフィクスチャ・セレクションをクリアしますが、Pan/Tilt 値はアクティブなままにしておきます。
- Store を押し、続けて World プールで空のワールドを押します。
- 新しいワールドをタップしてください。
これで、Fixture Sheet には、すべてのフィクスチャがありますが、Pan/Tilt 列だけが表示されます。
ワールドを作成したら、すぐに名前を付けておくとよいでしょう。
ワールドの編集
ワールドの内容は、以下のようにして編集できます。
- Edit を押してから、目的のワールドをタップしてください。これによって、編集モードになります。
- 目的のフィクスチャとアトリビュートに合わせて、プログラマのセレクションを変更します。
- Update を押してから、そのワールドをタップします。
- Update ポップアップで OK をタップして、更新を確定してください。
ワールドのオプションも、以下のようにして編集できます。
- 目的のワールドで、Swipey メニューを使用します。
- Swipey で Edit Option を選ぶと、Edit World ポップアップが開きます。
- 必要な変更を行います。
- ポップアップを閉じてください。
Edit World ポップアップでは、以下のオプションにアクセスできます。
- Name:
ワールドの名前です。
- Appearance:
ワールドに対してアピアランスを選択できます。
- Scribble:
ワールドに対してスクリブルを選択できます。
- Master:
ワールドでフィクスチャのインテンシティ出力を制限できます。
ポップアップには、以下の二つのボタンもあります。Edit Content は、上述のようにワールドを編集モードに設定します。List Reference は、別のポップアップを開いて、ワールドを使用している種々の要素を一覧表示します。