DMX入出力

grandMA3 ユーザマニュアル » DMX入出力 Version 2.0

grandMA3 システムでDMXの入出力を行うにはいくつかの方法があります。

ステーションのDMXポートは、スタンドアロン・デバイスとしてDMXを生成できます。

セッションに参加している grandMA3 デバイスのDMXポートは、出力および入力のどちらにもできます。

これは、Output Configuration メニューから設定します。詳しくは DMXポートの設定 を参照してください。

DMXは、標準のネットワーク・プロトコルによっても転送できます。詳しくは イーサネットDMX を参照してください。

各タイプのDMXには、それぞれのルールがあります。

通常、grandMA3 デバイスの各DMXポートは、入力または出力にできます。

DMXリフレッシュレート

システムで使用されるDMX規格(ANSI E1.11 - 2008 (R2018))は、幅広いリフレッシュレートをサポートしており、DMXチャンネルの一部だけを送信することも許可されています。

grandMA3 システムは、以下のルールでDMXを実装します。

  • DMXユニバース全体が毎回送信されます。
  • 最大DMXレートは30Hzです。
  • 最小DMXレートは1Hzです。
  • デフォルトのリフレッシュレートは30Hzです。
  • ユニバース内のDMX値に変更がなく、XLRポートが "RDM" に設定されている場合、またはDMXが Art-Net や sACN によって出力されている場合、リフレッシュレートが低下することがあります(最小値以下にはなりません)。
    DMX出力は、互換性のある grandMA3 ハードウェアのXLRポート、またはイーサネットDMX経由で行うことができます。XLR ポートを "Out" に設定してもDMXリフレッシュレートは低下しませんが、他の方法では低下する可能性があります。
  • ユニバースごとにリフレッシュレートが異なる場合があります。例えば、変更のないユニバースは1Hz、フェイザーが実行されているユニバースは30Hzとなる可能性があります。

使用されるリフレッシュレートの詳細については、下位トピックを参照してください。


下位トピック