Art-Net によるDMX送信

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以下は、Art-Net によるDMX送信のための簡単な設定例です。詳しくは Art-Net メニュー を参照してください。

この例では、何台かのライトがユニバース1〜5にパッチされているとします。フィクスチャは Art-Net ノードに接続されていて、grandMA3 から Art-Net データを取得する必要があります。また、1つのユニバースを利用するメディアサーバもあります。これは、ユニバース21にパッチされていて、Art-Net ユニバース21(16進 1:5)を受信する必要があります。

Art-Net ノードは、Art-Net ユニバース11(16進 0:B)から受信するように設定されているため、grandMA3 ユニバース1をこの Art-Net ユニバースに送信する必要があります。メディアサーバは、定義された Art-Net IPアドレスを持つ特定デバイスです。データは、ユニキャストによってこのデバイスに送信できます。この例では、メディアサーバのIPアドレスが 10.10.10.10.51 に設定されています。

この例では、ユニバースに一致するパッチ設定を想定しています。これはデモンストレーションを目的としたものなので、実際にその必要はありません。この例を試すのに grandMA3 onPC を用いた場合、実際に出力するためのパラメータが無いかもしれません。

以下は、必要な手順です。

  1. Menu を押してから DMX Protocols をタップして、Art-Net メニューを開きます。Art-Net をタップして、Art-Net メニューが表示されているのを確認してください。
  2. 最初の行は、ユニバース1〜5にします。セルを編集して、以下のように設定してください。
    1. Enabled = Yes
    2. Mode = Auto
    3. Local Universe = 1
    4. Amount = 5
    5. Art-Net Absolute = 11
  3. 特定のデスティネーションを必要とするユニバースに対して、2行目が必要です。一行目の下にある New Art-Net-Data をタップしてください。
  4. 画面下部のボタン・メニューにある Insert new Art-Net-Data をタップします。
  5. 新しい行が現れますので、それを以下のように編集してくだい。
    1. Enabled = Yes
    2. Mode = Unicast
    3. Destination IP = 10.10.10.51
    4. Local Universe = 21
    5. Amount = 1
    6. Art-Net Absolute = 21 (これを入力すると、自動的に正しい Art-Net Sub-Net と Universe 番号が計算されます)
  6. 最後に、Enable Output タップしてオンに切り替え、Art-Net によるDMXデータの送信を有効にしてください。

画面は、以下のようになるはずです。

Final Art-Net の例

セッション内の他のステーションやノードに接続されていないステーションは Idle Master になります。このような場合に Art-Net を出力するには、Send Art-Net if Idle Master 設定をオンにする必要があります。他のステーションとのセッションに加わっている場合、Art-Net データを送信するステーションは、そのセッションの Global Master です。

右上隅にある cross をタップすると、メニューを閉じられます。