Cmd(string[, handle])

説明

Cmd 関数は、grandMA3 のコマンドラインでコマンドを実行します。コマンドは、メインタスクではなく Lua タスク内で実行されます(標準入力のコマンドはメインタスクで実行)。コマンドは同期的に実行され、実行中は Lua タスクがブロックされます。そのため、不適切なコマンドによってシステムがブロックされる可能性があります。

代替的な関数として、CmdIndirect() および CmdIndirectWait() があります。

引数

• string:
  コマンドラインで実行するコマンドの文字列です。実行するための Please や Enter は付加しないでください。
• handle (オプション):
  アンドゥ(Oops)リストへのハンドルです。詳しくは CreateUndo を参照してください。

戻り値

• string:
  Command Line History からの実行フィードバックを含む文字列を返します。
  • OK: コマンドが実行されました。
  • Syntax Error: 構文エラーのため、コマンドは実行されませんでした。
  • Illegal Command: 不正なコマンドや操作のため、コマンドは実行されませんでした。

返された文字列を使用する必要はありません。

例

"ClearAll" と "Fixture Thru At 0" という2つのコマンドをコマンドラインで実行します。

return function()
    --Execute the command directly
    Cmd("ClearAll")
    --Execute the command and provide feedback
    Printf(Cmd("Fixture Thru At 0"))
end