01 ショーの新規作成と初期設定

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新規スタート

onPC や卓を起動すると、実行中のショーが表示される場合があります。起動時には、最後に使われていたショーが読み込まれます。ここでは、ショーをゼロから構築してみましょう。

そのためには、Backup メニューから始めます。ここでは、ショーの保存、読み込み、または削除を行えます。

onPC の左側メニュー(コントロールバー)にある アイコンをタップします。卓の場合、このメニューはデフォルトでは表示されていませんので、Menu キーを押してください。キーボードの 'F2' キーでも、このメニューにアクセスできます。

これで Menu ポップアップが表示され、いくつかの重要なメニューやシステム設定にアクセスできます。それらの一部については、後の章で説明します。

ここでは Backup メニューが必要なので、Backup ボタンをクリックしてください。

Backup メニューが開きます。これは、選択したドライブ(ハードドライブ、USB、または他の外部保存デバイス)を参照し、ショーの作成、読み込み、および保存に用いられます。ドライブは、タイトルバーにあるボタンをタップすることで変更できます。このボタンは、デフォルトで "Internal" (内部ドライブ)になっていますが、USBフラッシュドライブを選択することもできます。

内部ドライブまたは(もしあれば)フラッシュドライブを選択したら、メニューの左側にある New Show をタップまたはクリックしてください。現在の日時を含む名前が提示されます。

Edit NameInput ポップアップでは、画面キーボードを展開できます。これは、Compact 卓などのデバイスで役立つかもしれません。 名前入力欄の右端にあるキーボード・アイコン()をタップすると、"Edit NameInput" ポップアップが開きます。このポップアップの左上隅にあるキーボード・アイコンをクリックすると、画面キーボードの表示/非表示を切り替えられますので、試してみてください。

このポップアップで、ショーに QuickStart という名前を付けましょう。

卓やコンピュータを他の人と共有している場合は、他のショーファイルを上書きしたりしないように、ショー名の前に自分の名前を追加しておくことをお勧めします。

ヒント
ショーは、複数の場所に保存しておくとよいでしょう。例えば、USBフラッシュドライブにショーファイルを保存して、常に携帯するようにします。そうすれば、卓で変更されても元のファイルをいつでも読み込めます。また、ハードウェアは破損したり盗難にあう可能性がありますが、別に保存しておいたショーは失われません。

Check All をクリックし、New Show をクリックして、まったく空の新しいショーを作成します。

このとき、現在アクティブなショーファイルの変更を保存するかどうか尋ねられる場合があります。選択肢には SaveDo Not Save があります。Cancel を選ぶと、新しいショーの作成がキャンセルされます。

どれを選択すべきか分からない場合は、Do Not Save でよいと思います。これに関する社内の方針などがあれば別ですが、ショーから離れる前に保存しておくのは、そのプログラマの責任であるはずです。

最も適切と思われる選択肢を選んでください。

また、新しいショーを作成するかどうかを尋ねられた場合は、New Show をクリックしてください。

これで、完全に空の状態で新しいショーが作成されました。

Admin としてログイン

ショーに変更を加えるには管理者権限が必要です。もし Guest ユーザでログインしている場合は、まず Admin としてログインする必要があります。

現在のユーザは、下のようにコマンドライン入力で確認できます。

Guest[Fixture]>

この例では、ユーザが Guest、デフォルト・キーワードが Fixture であることが分かります。デフォルト・キーワードは、何も指定されていない場合に、使用が想定されるものです。これについては後で詳しく述べます。

grandMA3 は、コマンドライン・コンソールです。ほとんどのことが、コマンドライン入力に記述されたコマンドによって実行できます。これは、あまり便利な方法ではないかもしれませんが、簡単な操作はキーボード入力の方が速い場合があります(特に onPC の場合)。コマンドライン・システムは、非常に強力なマクロやプラグイン・ツールも提供しています。これについては、後の章で詳しく説明します。
よく使われるコマンドやそのショートカット(短縮形)を知っておくと、とても役立ちます。ショートカットを用いると、コマンド全体を(正しいスペルで)入力しなくてもすみます。多くのコマンドには、そのショートカットがあります。

では、Admin でログインしてみましょう。このユーザはすべてのショーに存在するので、ユーザ名とパスワードは変更しないでください。 LogIn キーワードに続けて、ユーザ名とパスワードを入力してください。LogIn は短い単語なので、そのまま入力していますが、ショートカットの Log でもかまいません。

以下のように入力し、実行してください。

Guest[Fixture]>Login Admin

ユーザにパスワードが設定されている場合、ログイン名の後にパスワードを追加する必要があります。パスワードでは、大文字と小文字が区別されることに注意してください。

コマンドライン入力は以下のようになるはずです。

Admin[Fixture]>My user input

要約

この章では、新しい空のショーを作成し、デフォルトの管理者ユーザ(Admin)としてログインしました。それは、以降の章で行うすべてことの土台になります。

次章に進むために必用ではありませんが、ここで行ったことの詳細を知りたい場合は、以下を読んでみてください。

Backup メニューについては、ショーファイルの操作 を参照してください。

卓のすべてのキーワードは、詳細に説明されています。この章で用いたコマンドについては、LogIn キーワード を参照してください。どのキーワードも検索で見つかります。キーワードに目を通したい場合は、一般キーワード を参照してください。

grandMA3 は、複数ユーザが同じショーで一緒に作業できるように作られています。これが、ユーザが区別される理由の1つです。ユーザやその作成については、シングルユーザとマルチユーザ・システム を参照してください。

よければ 次の章 に進みましょう。