ここでは、キューをさらに追加していきます。
さらにいくつかのキューを作りましょう。
2 0 + 2 8 At 8 0 Store Cue 2 Time 1 5 Please と押してください。
これで、フェードタイム15秒のキュー2が作られます。
続けてキュー3を作ります。今度はグループとコマンドラインを利用します。
下のようなコマンドラインを見つけてください。
コマンドラインは、卓やコマンドを素早く扱うための手段ですが、キーで入力した方が早い場合もあります。
コマンドラインに以下のように入力してください。
Please を押し、さらに以下のように入力します。
そして Please を押してください。
ここで、卓がどのように応答したかを Command Line Feedback ウィンドウで見てみましょう(何もボタンを押さないでください)。
これらは何を意味しているのでしょうか?
"g" は "Group" のショートカットです。したがって、最初の行は以下のような意味になります。
2行目の "t" は "thru" のショートカットです。2行目に対する卓の応答は以下のようになります。
ハードキーでキューを保存してみましょう。 Store Time 2 0 Time 2 5 Please と押すと、卓の応答は以下のようになります。
"Time 20 Time 25" と入力したのに、なぜこのようになるのでしょうか? 卓はこれを、20秒のフェードと25秒のアウトフェードとして解釈します。
2番目のキューの後、キュー番号を指定していないことに注目してください。卓は、利用可能な次の番号を自動的に用います。
キュー4では、点灯中の全チャンネルを30%下げます。これを素早く簡単に行うには、If Please At - 3 0 Store Time 1 0 Please と押します。
"If Please" によって "IfOutput" というコマンドが得られ、点灯中のすべてのチャンネルが選択されます。
そして "At - 30" によって、現在の出力値から30%が差し引かれます(もちろん0%以下にはなりません)。
ここで、多くの変更を行ってみましょう。
Group 6 . . Group 9 Thru 1 1 At 6 0 Please
Group 7 + 8 At 7 5 Store Time 1 5 Time Time 5 Please と押してください。
"Time 15 Time Time 5" とは何でしょうか? Command Line Feedback ウィンドウを見ると、"Fade 15 Delay 5" となっています。これは、"Go" キーを押した後、キューの実行を5秒遅らせ、それから15秒でフェードするように、卓に伝えています。
"Time" コマンドによって、種々のタイムを指定できます。例えば "Time 20 Time 15 Time 10 Time 5" は "Fade 20 OutFade 15 Delay 10 OutDelay 5" というように解釈されます。
作成する最後のキューは暗転とします。If Please . . Store Please という6回のキー操作だけで作れます。これでキューが6個になりました。
プログラマをクリアしてください。
次のページ では、シーケンスに対していくつかの変更を加えてみましょう。