grandMA3 ユーザマニュアル » ジェネレータ - Random | Version 2.0 |
ジェネレータは、アトリビュート値のランダム化など、特別な目的のために動的な値を生成できるオブジェクトです。
Random タイプのジェネレータを用いるとと、さまざまな方法でアトリビュート値をランダム化できます。Random は、Generator プールにまとめられています。Generator は、データプールの一部です。Generator プール・オブジェクトを指定するには、Generator キーワード を用います。
Random のキーとなるのは、異なる Variance (ばらつき/分散)値です。この値によって、Random の各ループ間で異なる変化が得られます。これがないと、非常に単純なフェイザーになります。
Random はプログラマに呼び出され、選択されたフィクスチャの定義されているアトリビュートに影響します。このプログラマ情報は、プリセットやキューに保存できます。
Random ジェネレータには、アトリビュート出力のランダム化に影響するさまざまな設定があります。以下は、それらの簡単な説明です。
これらの設定は、Random Channel に適用されます。Random には複数の Random Channel を設定できます。
Random は、空のプール・オブジェクトを編集することで作成できます。これによって、Generator Random Editor が開きます。
エディタの上部には、Random Channel を行とし、さまざまな設定を列とするシート領域があります。
その下には、シートで選択した行を編集するための画面フェーダがあります。
シート領域と画面フェーダの両方で値を編集できます。
エディタの下部には、Cut、Copy、Paste などの標準的な操作のためのボタンがあります。また、現在のセレクションにランダムな値を適用できる At もあります。
エディタにフォーカスがある場合、特別なエンコーダバーが表示されます。
このエンコーダバーで、ジェネレータの値を編集することもできます。
エディタのタイトルバーには、Revert というボタンがあります。これをタップすると、エディタを開いて有効な値に加えられた現在の変更がすべて破棄されます。
Random ジェネレータは、特定のフィクスチャに依存せずに、アトリビュートに影響します。フィクスチャを選択して Random プール・オブジェクトをタップすると、Random オブジェクトの値がフィクスチャのアトリビュートに適用されます。これらは、保存したりライブ再生に利用したりできるプログラマ値です。
Generator キーワード は、Random ジェネレータを適用するためにも使用できます。