Addr(handle[, handle[, boolean]])

grandMA3 ユーザマニュアル » プラグイン » Lua 関数 - Object API » Addr(handle[, handle[, boolean]]) Version 2.0

説明

Addr 関数は、ハンドルをコマンドで使用できるアドレス文字列に変換します。

ハンドルの詳細や関連関数については、ハンドル を参照してください。

引数

  • handle:
    アドレス文字列を取得したいオブジェクトに対する light_userdata 型のハンドルです。オブジェクトでコロン記法を用いる場合は省略できます(以下の例を参照)。
  • handle (オプション):
    デフォルトでは、ルート位置からのアドレスが返されますが、このオプションのハンドルを用いると別のベース位置を指定できます。ルートからオブジェクトへのアドレスパスのベース位置である必要があります。
  • boolean (オプション):
    これは、ToAddr() と Addr() で違いがある場合に役立ちます。これを true に設定すると、Addr() の代わりに ToAddr() によるインデックス番号が用いられます(後述の例を参照)。

戻り値

  • string:
    ドットで区切られた親-子名形式のアドレス文字列を返します。

シーケンスのキューに対するアドレスを、さまざまな形で出力します。

Lua
return function()
-- Creates a cue in sequence 1
Cmd("Store Sequence 1 Cue 100 /Merge /NoConfirmation")
--Store a handle to the created cue
local cueObject = ObjectList("Sequence 1 Cue 100")[1]
--Print different version of the handle address
Printf("ToAddr: " .. cueObject:ToAddr())
Printf("Addr: " .. cueObject:Addr())
Printf("Addr(Parent, false): " .. cueObject:Addr(cueObject:Parent(), false))
Printf("Addr(Parent, true): " .. cueObject:Addr(cueObject:Parent(), true))
end