grandMA3 ユーザマニュアル » ネットワーキング | Version 2.0 |
ネットワーキングによって、単独のスタンドアロン卓を、DMXノードや追加の処理能力を持つシステムに拡張できます。
すべての卓の背面パネルには3つのイーサネット・コネクタがあります。これらによって、3つの異なるネットワークに接続できます。
ネットワーキングは以下の用途に用いられます。
セッションによって単独の卓を拡張できます。複数人が同じショーで作業できるように、マルチユーザ設定で複数の卓を接続できます。grandMA3 processing unit を追加すると、DMXの計算処理を、卓から必要な場所に置いたプロセッサに移すことができます。grandMA3 xPort Node はセッションをリッスンしていて、DMXの分散的な同期配信が可能なインターフェースとして機能します。
grandMA3 デバイスを接続するには、セッションが必要です。詳しくは セッション を参照してください。
grandMA3 は Art-Net および sACN によってDMXを出力できます。特定の Ethernet ポートを Art-Net 出力として設定可能です。詳しくは DMX入出力 を参照してください。
grandMA3 システムは、インターネットに接続できるように設計されています。具体的には、ワールドサーバへの接続です。 これらのサーバは、接続されたステーションに対してさまざまなサービスを提供できます。
照明用ネットワークはインターネットから切り離し、MAハードウェア・ステーションの背面にある3つの Ethernet コネクタの1つを用いて、インターネットにアクセスできるネットワークに接続することをお勧めします。これにより、インターネットと照明用ネットワークを分離したまま、ワールドサーバ上のサービスにアクセスすることができます。
詳しくは ワールドサーバ および インターフェースとIP を参照してください。
卓は、内部コンポーネントのさまざまなセクションをつなぐために内部ネットワーク接続を使用します。これは Network メニューに表示されますが、変更しないでください。
通信を行うには、ネットワークを有効にする必要があります。これには、イーサネットによるDMXの送信も含まれます。
ネットワークのオン/オフ切り替えは、Network メニューから行います。Network メニューについては、セッション を参照してください。
Network メニューの右下隅には、ネットワーク接続を切り替えるためのボタンがあります。
このアイコンが赤の場合はネットワークがオフ、緑の場合はオンになっています。
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