レインボーカラー・フェイザーの作成

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Version 2.0

このトピックでは、レインボーカラー・フェイザーの作成する方法の一例について説明します。この例では、三原色を割り当てた3つのステップでレインボー・チェイスを作ります。またトピックの最後では、ステップの1つが参照している色を変更する簡単な方法を示しています。

必要条件:

混色システム(固定のカラーホイールは除く)を持つ何台かのフィクスチャがパッチされたショー。以下の手順では、Demo Show に含まれているフィクスチャとプリセットを用いています。
混色システムによって保存された Red、Green、Blue 3色の Color プリセット。追加の例では、White プリセットも使用しています。これらのプリセット、Demo Show ファイルにあります。
Phaser Editor ウィンドウを開いてください。
目的のプリセットを素早く呼び出すために Color プリセットプールを開きます。
必須ではありませんが、3D Viewer にフィクスチャを配置していると便利です。

以下のような手順で、フェイザーを作成します。

目的のフィクスチャを選択します。下の画面例では、Demo Show でフィクスチャ1～8を用いています。
ビームが見えるように、ディマーをフル点灯にします。
X5 | Step キーを押しながら、Red Color プリセットをタップします。
X5 | Step キーを押したまま、Green Color プリセットをタップして2番目のステップを作成します。
X5 | Step キーを押したまま、Blue Color プリセットをタップして3番目のステップを作成します。

Phaser Editor には、3つステップと参照されているすべてのプリセットが表示されます。

これで、すべてのフィクスチャがレインボーカラーに沿って一緒に変化するようになります。結果がよければ、これをキューやプリセットに保存してください。

	重要
	上の手順にそのまましたがうと、フェイザーの最初のステップでディマー値がアクティブになります。レインボー・フェイザーに Color 値だけを含めたい場合は、保存前に Dimmer アトリビュートを無効にしてください。

以下のようにして位相をずらすと、選択されているフィクスチャ間でレインボーカラーを分散させることができます。

Phaser Editor の左側メニューにある Change Phase ()ボタンをタップします。
Phase Editor の右側メニューで 360 をタップすると、フィクスチャが均等に分散されます。

3D ウィンドウは以下のようになります。

これは、プリセットとして保存したり、キューに保存したりできます。

ステップが参照するプリセットを変更する簡単な方法

別の色の組み合わせが必要な場合、次のような手順で素早く変更できます。上例のレインボーがプログラマでアクティブな状態で、X5 | Step 2 と押してから White プリセットをタップすると、ステップ2で用いたプリセットが緑から白に変更され、フィクスチャが赤から白、そして青へと変化するようになります。

結果のフェイザーは、Red、White、および Blue プリセットを参照するようになります。