MAtricks Groups

grandMA3 ユーザマニュアル » MAtricks と Shuffle » Groups Version 2.2

MAtricks における Group は、セレクションを指定した数のグループに分けるために用いられます。

これは、セレクション内のフィクスチャを交互にたどって各グループに入れます。

例をあげて説明するのがよいでしょう。

例 - 1軸上の10台のフィクスチャ

この例では、10台のフィクスチャ(1〜10)があります。

それらは、特定のグリッド情報なしで、1から10まで選択され、Highlight が有効になっています。

グリッド情報が無いため、フィクスチャは1つ軸(X軸)上にのみ存在します。

MAtricks ウィンドウの X 設定で + をタップするか、Next を押して MAtricks X の値を 1 にします。


10台のフィクスチャ - MAtricks X=1、No XGroup

Selection Grid および Fixture Sheet (Channel Sheet Mode で Output レイヤを選択) ウィンドウでは、以下のようになります。


10台のフィクスチャ - MAtricks X=1、No XGroup

ここで、MAtricks ウィンドウの XGroup で + をタップして、値を2に設定します。


10台のフィクスチャ - MAtricks X=1、XGroup=2

Selection Grid と Fixture Sheet では以下のようになります。


10台のフィクスチャ - MAtricks X=1、XGroup=2

10台のフィクスチャが Selection Grid の2つボックスにどのように振り分けられているかに注目してください。

Fixture Sheet を見ると、フィクスチャがグループへ交互に振り分けられているのが分かります。 最初のフィクスチャは最初のグループに、2番目のフィクスチャは次のグループに、3番目のフィクスチャは最初のグループにというように、フィクスチャが無くなるまでこれが繰り返されます。

MAtricks X の + をタップすると2つになり、- をタップすると1つに戻ります。また、NextPrev を押すと、セレクションを切り替えられます。

例を見るには、以下の動画をタップしてください。