On コマンド
このページでは、On コマンドの構文と使い方について説明します。
卓で On キーを押すと、On コマンドが入力されます。
説明
On コマンドによって以下のことが可能です。
- エクゼキュータをオンにする
- フェードタイム付きでエクゼキュータをオンにする
- キューリストが割れ当てられているすべてのノーマル・エクゼキュータをオンにする
- プログラマで、フィクスチャのすべての値をアクティブ化
- 選択中のフィクスチャに対し、プリセットタイプのすべての値をプログラマでアクティブ化
構文
1. エクゼキュータをオンにします。
2. エクゼキュータを、フェードタイム付きでオンにします。
3. キューリストを持つすべてのノーマル・エクゼキュータをオンにします。
4. プログラマで、フィクスチャのすべての値をアクティブにします。
5. 選択されているフィクスチャに対し、プリセットタイプのすべての値をプログラマでアクティブにします。
例1
エクゼキュータ1をオンにしたいとします。
これを行うには、以下の3通りの方法があります。
a) On を押してから、該当するエクゼキュータ・ボタン 
.
b) On Exec 1 Please と押します。
c) On を押してから、Executor Bar ウィンドウ で該当するエクゼキュータ・ボタンをタップします。
エクゼキュータ1がオンになります。
例2
エクゼキュータ1を、フェードタイム2秒でオンにしたいとします。
On Exec 1 Time (= Fade) 2 Please と押してください。
エクゼキュータ1がフェードタイム2秒でオンになります。
例3
現在のページの、キューリストを持つすべてのノーマル・エクゼキュータをオンにしたいとします。
On Thru Please と押してください。
現在のページの、キューリストを持つすべてのノーマル・エクゼキュータがオンになります。
例4
フィクスチャ1〜10のすべての値を、プログラマでアクティブにしたいとします。
これを行うには、以下の2通りの方法があります。
a) On Fixture 1 Thru 10 Please と押します。
b) Fixtures ビューでフィクスチャ1〜10を選択し、Please を2回押します。
フィクスチャ1〜10のすべての値が、プログラマでアクティブになります。
例5
選択されているフィクスチャのすべてのディマー値を、プログラマでアクティブにしたいとします。
これを行うには、以下の3通りの方法があります。
a) On 
+ Preset (= PresetType) 1 Please と押します。
b) On + Preset (= PresetType) Dimmer Please と押します。
c) プリセットタイプバーで Dimmer を2回押します。
選択されているフィクスチャのディマー値が、プログラマでアクティブになります。