Select Function of Executor ウィンドウ

Select Function of Executor ウィンドウに移るには、Change Functions of Executor ウィンドウ または Settings of Executor ビュー でエクゼキュータを押します。

対象エクゼキュータの機能を、このウィンドウで選択します。

Select Functions of Executor ウィンドウから抜けるには、タイトルバーの をタップするか、卓で Esc を押してください。

エクゼキュータについての詳細は、エクゼキュータとは を参照してください。

ノーマル・エクゼキュータ・ボタン

キューリストを持つノーマル・エクゼキュータが選択されている場合、以下の9種類の機能があります。


Figure 1: Select Function of Executor - ノーマル・エクゼキュータ

Go: 次のキューを呼び出します。

GoBack: 前のキューを呼び出します。

Pause: キュー間のクロスフェードを休止します。

Toggle: エクゼキュータのオン/オフを切り替えます。

Temp: ボタンを押している間、エクゼキュータを一時的にオンにします。これは、マスターフェーダとタイミングに従います。

Learn: エクゼキュータに拍子(BPM)を覚えさせます。

Flash: ボタンを押している間エクゼキュータをフルにします。タイミングは無視されます。

Select: このエクゼキュータで使われているすべてのフィクスチャを選択します。

Swop: ボタンを押している間エクゼキュータをフルにします。Swop Protect が設定されていない場合、他のエクゼキュータのディマー値はすべてゼロになります。

Master Speed エクゼキュータ・ボタン

選択されているエクゼキュータが Master Speed の場合、以下の5種類のボタン機能があります。


Figure 2: Select Function of Executor - Mster Speed

Toggle: Master Speed のオン/オフを切り替えます。

Learn: 拍子(BPM)を覚えさせます。

Double Speed: 現在のスピードを2倍にします。

Half Speed: 現在のスピードを半分にします。

Reset Speed: Master Speed を 60BPM にリセットします。

Master Rate エクゼキュータ・ボタン

選択されているエクゼキュータが Master Rate の場合、以下の5種類のボタン機能があります。


Figure 3: Select Function of Executor - Master Rate

Toggle: Master Rate エクゼキュータのオン/オフを切り替えます。

Learn: Master Rate に拍子(BPM)を覚えさせます。

HalfRate: 現在のレイトを半分にします。

DoubleRate: 現在のレイトを2倍にします。

Rate1: 現在のレイトを 1:1 にリセットします。

Program Time マスターと Executor Time マスター

選択されているエクゼキュータが Program Time マスターまたは Executor Time マスターの場合、以下の3種類の機能があります。


Figure 4: Select Function of Executor - Program Time マスター / Executor Time マスター

Toggle: Program Time マスターまたは Executor Time マスターのオン/オフを切り替えます。

On: Program Time マスターまたは Executor Time マスターをオンにします。

Off: Program Time マスターまたは Executor Time マスターをオフにします。

グループマスター

選択されているエクゼキュータがグループマスターの場合、以下の3種類の機能があります。


Figure 5: Select Function of Executor - グループマスター

Select: このグループマスターで使われているすべてのフィクスチャを選択します。

Flash (フェーダ付きエクゼキュータの場合のみ): エクゼキュータ・ボタンを押している間、グループマスターを100%に設定します。

Black: エクゼキュータ・ボタンを押している間、グループマスターを0%に設定します。

100mm フェーダ

ここには、12種類の機能があります。

重要
メイン・エクゼキュータのマスターが Speed Master などの別機能に置き換えられている場合、メイン・エクゼキュータは自動的に100%に設定されます。これは、すべてのフィクスチャが自動的に舞台上に現れることを意味します。

Figure 6: Select Function - 100mm フェーダ

Master: メイン・エクゼキュータのディマー値の出力を調整します。

Crossfade: メイン・エクゼキュータ内の2キュー間でクロスフェードします。

CrossfadeA: メイン・エクゼキュータのディマー値を下げるようにクロスフェードします。

CrossfadeB: メイン・エクゼキュータのディマー値を上げるようにクロスフェードします。

TempFader: 上げたときにオンへ、下げたときにオフへと、メイン・エクゼキュータでキューをクロスフェードします。

Master Rate: Master Rate を用いているすべてのエクゼキュータについて、その Trig Time、Fade および Delay のレイトを制御します。

Master Speed 1〜4: Master Speed を用いているすべてのエクゼキュータについて、キューのエフェクト・スピードやチェイサーの再生スピードを制御します。

Prog Time: オンになっている場合にのみ、プログラマのフェードタイムを制御します。

Exec Time: キュー・フェードおよびオン/オフタイムをオーバーライドします。また、オンになっているすべてのエクゼキュータのキュー・ディレイはゼロに設定されます。

Empty: フェーダは機能しません。

詳しくは Magic Speed ビュー を参照してください。

ノーマル・フェーダ・エクゼキュータ

通常のフェーダ・エクゼキュータを選択した場合、以下の3種類の機能があります。


Figure 7: Select Function of Executor - ノーマル・フェーダ・エクゼキュータ

Master: ディマー値の出力を調整します。

Crossfade: 2キュー間をクロスフェードします。

TempFader: 上げたときにオンへ、下げたときにオフへとキューをクロスフェードします。