Settings of Executor ビューに移るには、Cues ビュー のタイトルバーで をタップするか、Executor Bar ウィンドウ でエクゼキュータをタップしてください。
このビューでは、エクゼキュータに関するさまざまな設定を行えます。
エクゼキュータの機能を選択するには、ビューに表示されているエクゼキュータをタップしてください。Select Function of Executor ウィンドウ が開きます。
エクゼキュータをチェイサーに設定するには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
チェイサーについての詳細は、チェイサーとは を参照してください。
MIB (Move in black) late を有効にするには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
MIB が有効な場合、ゼロからフェードインするフィクスチャのアトリビュートが事前に設定されます。事前設定は、ディマーがゼロからフェードインする前にアクティブになります。
MIB の例:
二つのキューがあるとします。キュー1では、フィクスチャ1がフルに設定されています。またキュー2では、フィクスチャ2がフルで、Pan/Tilt も設定されています。
キュー1を開始すると、フィクスチャ1のディマーが100%になるとともに、フィクスチャ2が事前に位置決めされます。そして、キュー2を開始すると、フィクスチャ2のディマーだけが変化して100%になります。
Autostart を無効にするには、チェックマークをタップしてください。
Autostart が有効な場合、フェーダをゼロより上げるとすぐにエクゼキュータがオンになります。
Autostart が無効な場合、フェーダをゼロより上げてもエクゼキュータはオフのままです。
エクゼキュータに対して Autostop を有効にするには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
Autostop が有効な場合、フェーダ位置が 0 になったときにエクゼキュータがオフになります。
Autostop が無効な場合、フェーダ位置が 0 になってもエクゼキュータはオンのままです。
エクゼキュータに対する Master Speed を選択するには、 をタップしてドロップダウンボックスを開いてください。
エクゼキュータが Master Speed を用いている場合、そのフェーダによって、このエクゼキュータに対するキューのエフェクトやチェイサーのスピードが制御されます。
エクゼキュータが Master Speed を用いない場合、このエクゼキュータは制御されません。エフェクトは、保存されているスピードを用います。
詳しくは Magic Speed ビュー を参照してください。
エクゼキュータに対する Master Rate を無効にするには、チェックマークをタップして禁止マークに変えてください。
エクゼキュータの Master Rate が有効な場合、Master Rate によってキュー・タイミングのフェードとディレイが制御されます。
エクゼキュータの Master Rate が無効な場合、このエクゼキュータは制御されません。
詳しくは Magic Speed ビュー を参照してください。
Super Priority (!) を設定にするには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
この機能を有効にするには、禁止マークをタップしてください。
この機能は、別のエクゼキュータがすべてのアトリビュートの制御を引き継いだ場合、自動的にエクゼキュータを非アクティブ化します。エクゼキュータは、どのアトリビュートも制御できなくなります。
Swop Protect を有効にするには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
Swop Protect が有効な場合、他のエクゼキュータで Swop 機能が用いられても、このエクゼキュータのディマー値はゼロになりません。
Restart Mode を選択するには、 をタップしてください。
ここには、以下の3種類のモードがあります。
Cue Zero を有効にするには、禁止マークをタップしてチェックマークに変えてください。
Cue Zero がオンの場合、このエクゼキュータに見えないキュー0が作成されます。
このキューには、このエクゼキュータの任意のキューで用いられる、すべてのアトリビュートのデフォルト値が保存されています。
Cue Zero がオンの場合、このエクゼキュータの任意のキューで用いられるアトリビュートは、現在のキューの値に加えて、それらのデフォルト値を持ちます。
トラッキングについての詳細は、トラッキングとは を参照してください。
Cue Zero がオンの場合の例:
エクゼキュータ1に、フィクスチャ1〜3を青で保存したとします。
エクゼキュータ2のキュー1には、フィクスチャ1が赤で保存されています。
エクゼキュータ2のキュー2には、フィクスチャ2が緑で保存されています。
エクゼキュータ2のキュー3には、フィクスチャ3が緑で保存されています。
エクゼキュータ2に対して Cue zero がオンになっています。
エクゼキュータ1を開始すると、3台のフィクスチャが青で表示されます。
エクゼキュータ2のキュー1を開始すると、フィクスチャ1が赤になります。
フィクスチャ2と3は、エクゼキュータ2のキュー2と3で使われているため、それらのデフォルト値になります。
Cue Zero がオフの場合の例:
これは、Cue Zero がオンの場合の例と同じ初期状態です。
エクゼキュータ2のキュー1を開始すると、フィクスチャ1が赤になります。
フィクスチャ2と3は、エクゼキュータ1からの値のままです。
Cue Zero をオンにして Status オプションでコピーした場合の例:
キュー1をキュー4に元の状態でコピーし、キュー3から値をトラッキングしないとします。
Cue Zero をオンにして、Choose Copy Method ウィンドウ では Status を選びます。
キュー4は、キュー0からの値もコピーするので、キュー1と全く同じになります。
Cue Zero をオンにして Status オプション無しでコピーした場合の例:
キュー1をキュー4に、Cue Zero オンで、Status オプションを用いずにコピーするとします。
キュー3からの値は、キュー4にトラッキングされます。
この機能を無効にするには、チェックマークをタップしてください。
Exec Timeは、以前にキューに保存されたフェード・タイミングを上書きし、ディレイタイムをゼロに設定するために用いられます。
詳しくは エクゼキュータとは を参照してください。
この機能を無効にするには、チェックマークをタップしてください。
Wrap Around を用いると、シーケンスの最後のキューを再生した後に Go を実行したとき、シーケンスを最初のキューに戻せます。
オフタイムを秒単位で設定するには、卓のプラス/マイナスキーや数字キーを用います。
エクゼキュータにオフタイムが設定されていて、Off とそのエクゼキュータの ボタンを押してオフにした場合、選択されているオフタイムによってエクゼキュータがオフになります。
エクゼキュータにオフタイムが設定されていて、フェーダでそのエクゼキュータをオフにした場合は、フェーダが0%になった後で、ディマー用に関わるすべてのアトリビュートが、選択されているオフタイムでオフになります。
エクゼキュータがチェイサーで、オフタイムが選択されている場合、そのオフタイムは、オン/オフタイムになります。チェイサーは、選択されているオフタイムで開始し、そのタイムで終了します。
このエクゼキュータに対するタイムコード信号を選択するには、緑の Timecode 欄をタップしてください。
以下の三つの選択肢があります。