グループ・マスター

グループは、エクゼキュータに割り当てられ、グループ・マスターとして用いられます。

これは、プールにグループを作成し、それをフェーダを持つエクゼキュータに割り当てられるということです。

そのフェーダによって、グループのディマー出力に制限を設定できます。また、フェーダによってディマー出力を行う特別なモードもあります。後述の種々のモードを参照してください。

フィクスチャが制限されている場合、下のように ID F/C (フィクスチャ/チャンネルID)と Name 列の背景が、薄紫になります。


Fixture シート - グループ・マスターで制限されたフィクスチャ

2つの制限グループ・マスター(Positive および Negative モード)は、最大値のマスターではなく、相対マスターとして機能します。

例えば、キューによってフィクスチャが50%になっていて、グループ・マスターで50%に制限した場合、フィクスチャからの出力は25%(50%の50%)になります。

 

エクゼキュータにグループを割り当てる

エクゼキュータにグループを割り当てるには、いくつかの方法があります。

キーによる方法

例えば、ページ2のエクゼキュータ3にグループ1を割り当てたい場合、以下のようにキーを押してください。

Assign Group 1 At Exec 2 . 3 Please

画面による方法

画面を使用する場合、画面タッチだけではなく。キーも用いて行います。

Group プールを表示してください。Assign キーを押してから、Group プールでグループをタップし、グループ・マスターにしたいエクゼキュータに関連付けられているキーを押します。

Assign メニューによる方法

エクゼキュータの Assign メニューを開き、それを用いてグループを割り当てることもできます。

ミニエクゼキュータ(モニタ画面3と4の下部)の上部をタップすると、下のように赤の強調表示になり、モニタ画面の1つ(デフォルトではモニタ画面1)に Assign メニューが開きます。


Assign メニューが開いているミニエクゼキュータ

Assign メニューについては、機能の割り当て を参照してください。

メニューの右側にある Function をタップするか、メニューがモニタ画面1にある場合は U1 を押すことによって、Assign メニューの Function 部分を表示します。

画面の右下に、Group Master というボタンがあります。これをタップするか、(モニタ画面1の場合) X8 キーを押してください。

メニューの右側に使用可能なすべてのグループが一覧表示され、割り当てたいグループを選択できます。

設定が終わったら、 をタップして Assign メニューを閉じてください。

 

グループ・マスターのモード

グループ・マスターには、PositiveNegative、および Additive という3つのモードがあります。

エクゼキュータにグループが割り当てられている場合、Assign メニューを開き、その Options 部分が表示します。メニューの右側にある Options ボタンをタップするか、メニューがモニタ画面1にある場合は U2 キーを押してください。

このメニューにあるのは、"Mode" というボタンだけです。これをタップすると、Select Group Master Mode ポップアップが開きます。


Select Group Master Mode ポップアップ

ここで、グループ・マスターが用いるモードを選択できます。

Positive と Negative グループ・マスターの違い

この2つのモードが効果を持つのは、複数のグループ・マスターでフィクスチャが重複している場合だけです。

Positive グループ・マスターは、"highest takes precedence" 原則で動作します。これは、フィクスチャがグループ・マスターのいずれかにある場合に、その出力が許可されることを意味しています。

下のように、Positive グループマスターが割り当てられているミニエクゼキュータでは、上部の中央に "P" と表示されます。


ミニエクゼキュータ - Positive グループ・マスター

Positive の例

2つのグループ・マスターがあり、一方はフィクスチャ1と2を、もう一方はフィクスチャ2と3を持っているとします。

3つのフィクスチャはすべて、プログラマやキューによって100%に設定されていて、両方のグループ・マスターも100%です。

最初のグループ・マスター(フィクスチャ1 + 2)を制限した場合、フィクスチャ2は2番目のグループ・マスターで許可されているため、フィクスチャ1のみが制限されます。

 

Negative グループ・マスターは、"lowest takes precedence" 原則で動作します。これは、いくつかのグループ・マスターのいずれかで制限されている場合、フィクスチャの出力が制限されることを意味しています。

下のように、Negative グループ・マスターが割り当てられているミニエクゼキュータでは、上部の中央に "N" と表示されます。


ミニエクゼキュータ - Negative グループ・マスター

Negative の例

2つのグループ・マスターがあり、一方はフィクスチャ1と2を、もう一方はフィクスチャ2と3を持っているとします。

3つのフィクスチャはすべて、プログラマやキューによって100%に設定されていて、両方のグループ・マスターも100%です。

最初のグループ・マスター(フィクスチャ1 + 2)を制限した場合、フィクスチャ2が2番目のグループ・マスターで許可されていても、フィクスチャ1と2の両方が制限されます。

 

Additive グループ・マスター

最後のモードは、Additive グループ・マスターです。このモードでは、グループ内のフィクスチャに値を与えるため、キューやプログラマから値を得る必要はありません。

マスターを上げると、フィクスチャに対応する出力が与えられます。

フィクスチャにすでに値が設定されている場合、マスターがその値を超えるまで、グループ・マスターは影響を与えません。

Additive グループ・マスターが割り当てられたミニエクゼキュータは、下のようになります。上部中央の白い矢印に注目してください。


ミニエクゼキュータ - Additive グループ・マスター

フィクスチャが Additive グループ・マスターから値を得ている場合、ID番号の隣に小さな白い矢印が表示され、背景がより暗い薄紫になります。


Additive グループ・マスターから値を得ているフィクスチャ

 

グループ・マスターの検索

Locate コマンドを用いると、グループに対するグループ・マスターを見つけることができます。Locate 機能は、グループの最初の場所だけを見つけます(ページを変更)。

例えば、グループ3のグループ・マスターを見つけたい場合、以下のコマンドを入力します。

[Channel]> locate group 3

そのグループ・マスターが存在するページに切り替わり、ミニエクゼキュータの中央部分が下のような表示になります。


ミニエクゼキュータ - 見つかったグループ・マスター

Locate 機能を終了するには、何も指定せずに Locate コマンドを実行してください。詳しくは Locate キーワード を参照してください。

 

グループ・マスターの表示

グループ・マスターを確認したり見つけたりするためのより良い方法は、Masters ウィンドウや一時的な Masters View を用いることです。

これらによって、ショーのすべてのグループ・マスターを概観できます。

これらについては、Masters ウィンドウ を参照してください。